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vol.397 第2回加賀温泉郷マラソンが中止に (2013-11-28 22:07:25)
はじめに先週レポートした横浜マラソンについてですが、昨日横浜市から正式な発表がありまして、2015年3月15日に25,000人規模で開催するそうです。また新たな情報が発表されましたら、こちらでご紹介したいと思います。
先週の金曜日、11月22日に発表されたのですが、石川県加賀市で来年4月19日、20日に開催が予定されていた「第2回加賀温泉郷マラソン」が中止となりました。各地で新たな大規模マラソンが誕生している中で、ひっそりと幕を閉じる大会もあるのですが、この大会の中止発表がきわめて異例といえるのが、その第2回大会のエントリーが、すでに11月1日から始まっていたんですよ。そのためすでに約650人がエントリーしていたそうですが、全員に参加料を返金してお詫びするということでした。
この加賀温泉郷マラソンはどういう大会かといいますと、今年の4月に第1回大会が開催されたのですが、昨年までは「全国健勝マラソン加賀温泉郷大会」として開催されてきた大会です。昨年まで37回も開催されてきたということですから、かなり古くから開催されてきた大会です。
加賀市といいますと石川県の西部に位置しまして、金沢と福井の間にあります。「加賀温泉郷」というだけあって、山代温泉・山中温泉・片山津温泉という大きな温泉地が3箇所あります。そこで従来の全国健勝マラソンのコースを一新して、この3つの温泉地をめぐるコースにリニューアルした大会のようです。
参加者の声をネット上で拾うと、おおむね好評だったんですよね。従来の大会よりもエイドが増えてそれも参加者からは好評でした。申込者も前年の3,119人から4,174人と1,000人あまり増えています。
それなのになぜ中止になったかというと、加賀市によれば大会が赤字だったことが理由としてあげられて入るそうです。参加者は増えたのですが、目標としていた4,970人に届かず参加料収入が不足したということですね。さらに安全確保の看板とか警備員の費用、それからエイドを増やした費用などが嵩んでしまったようで、約2,250万円の赤字だったそうです。その費用を減らすように業者と交渉を続けてきて、赤字の確定が10月までずれ込んでしまったために、来年の大会の中止決定が遅れてしまったと説明されているようですね。
この結果を踏まえて来年の大会を中止して、マラソン大会の実施方法を検証するとともに地域への波及効果も再検討するということです。
こうした話題というのは大変残念なことですが、僕らランナーとして考えなきゃならないことは、こうした大会を開催するにあたっては、地元自治体や住民の皆さんに大きな迷惑をかけながら走らせてもらっているということなんですよね。今回加賀市では、当初予算で1,700万円の助成事業費を計上していましたが、赤字額の確定に伴って2,711万円の追加事業費を計上したそうです。
たまに「高い参加料を払っているんだから」と傍若無人にふるまう方もいますが、我々の払う参加料以上に地元住民の皆さんが払った税金を使って走らせてもらっているという側面もあるんですよね。大会を開催するということは地元の自治体にとっても大きな負担となっているのは間違いありませんから、常に走らせてもらっているという感謝の気持ちを忘れず、地元の皆さんにも喜んで迎えられるようなランナーになりたいと、このニュースを聞いて改めて思いました。
以上、おがまんレポートでした。
FMアップルアスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されています。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られています(札幌市内の一部)が、インターネット放送も行われているため、全国から聴取可能です。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組です。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えています。かくいう私も、2005年の11月に出演して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなりました。
2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどです。一時は無理やり収めるように短くしようと思いましたが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいます。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、100回記念放送の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップルの中でもレポーターとして紹介されるようになりました。第4号のピックアップルでも、ムコレンジャーが載っているし、第9号のピックアップルでも250回記念としてアスリートの風が紹介され、私の姿も載っています。そして第13号のピックアップルでは、アスリートの風300回記念特集、第17号では350回記念特集、第21号では400回記念特集、第25号では450回記念巻頭特集が組まれ、またまた私の姿とコメントも載っています。
招待選手としても、2007年8月16日の放送では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日には3度目、9月4日には4度目、2009年3月19日には5度目、8月6日は6度目、2010年2月11日には7度目、9月16日には8度目、2011年4月28日には9度目、12月1日には10度目、2012年5月3日には11度目、2012年8月9日には12度目、2013年8月15日には13度目のゲスト出演を果たしました。
あっという間に8年目に突入したこのレポート。2008年4月からは転勤に伴い、帯広支部長として3年間やらせていただきました。そして2011年4月からは、再び転勤に伴い、留萌支部長としてやらせていただいています。
これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っていますので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。
みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね〜!
Let's Run with a Smile!
先週の金曜日、11月22日に発表されたのですが、石川県加賀市で来年4月19日、20日に開催が予定されていた「第2回加賀温泉郷マラソン」が中止となりました。各地で新たな大規模マラソンが誕生している中で、ひっそりと幕を閉じる大会もあるのですが、この大会の中止発表がきわめて異例といえるのが、その第2回大会のエントリーが、すでに11月1日から始まっていたんですよ。そのためすでに約650人がエントリーしていたそうですが、全員に参加料を返金してお詫びするということでした。
この加賀温泉郷マラソンはどういう大会かといいますと、今年の4月に第1回大会が開催されたのですが、昨年までは「全国健勝マラソン加賀温泉郷大会」として開催されてきた大会です。昨年まで37回も開催されてきたということですから、かなり古くから開催されてきた大会です。
加賀市といいますと石川県の西部に位置しまして、金沢と福井の間にあります。「加賀温泉郷」というだけあって、山代温泉・山中温泉・片山津温泉という大きな温泉地が3箇所あります。そこで従来の全国健勝マラソンのコースを一新して、この3つの温泉地をめぐるコースにリニューアルした大会のようです。
参加者の声をネット上で拾うと、おおむね好評だったんですよね。従来の大会よりもエイドが増えてそれも参加者からは好評でした。申込者も前年の3,119人から4,174人と1,000人あまり増えています。
それなのになぜ中止になったかというと、加賀市によれば大会が赤字だったことが理由としてあげられて入るそうです。参加者は増えたのですが、目標としていた4,970人に届かず参加料収入が不足したということですね。さらに安全確保の看板とか警備員の費用、それからエイドを増やした費用などが嵩んでしまったようで、約2,250万円の赤字だったそうです。その費用を減らすように業者と交渉を続けてきて、赤字の確定が10月までずれ込んでしまったために、来年の大会の中止決定が遅れてしまったと説明されているようですね。
この結果を踏まえて来年の大会を中止して、マラソン大会の実施方法を検証するとともに地域への波及効果も再検討するということです。
こうした話題というのは大変残念なことですが、僕らランナーとして考えなきゃならないことは、こうした大会を開催するにあたっては、地元自治体や住民の皆さんに大きな迷惑をかけながら走らせてもらっているということなんですよね。今回加賀市では、当初予算で1,700万円の助成事業費を計上していましたが、赤字額の確定に伴って2,711万円の追加事業費を計上したそうです。
たまに「高い参加料を払っているんだから」と傍若無人にふるまう方もいますが、我々の払う参加料以上に地元住民の皆さんが払った税金を使って走らせてもらっているという側面もあるんですよね。大会を開催するということは地元の自治体にとっても大きな負担となっているのは間違いありませんから、常に走らせてもらっているという感謝の気持ちを忘れず、地元の皆さんにも喜んで迎えられるようなランナーになりたいと、このニュースを聞いて改めて思いました。
以上、おがまんレポートでした。
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FMアップルアスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されています。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られています(札幌市内の一部)が、インターネット放送も行われているため、全国から聴取可能です。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組です。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えています。かくいう私も、2005年の11月に出演して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなりました。
2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどです。一時は無理やり収めるように短くしようと思いましたが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいます。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、100回記念放送の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップルの中でもレポーターとして紹介されるようになりました。第4号のピックアップルでも、ムコレンジャーが載っているし、第9号のピックアップルでも250回記念としてアスリートの風が紹介され、私の姿も載っています。そして第13号のピックアップルでは、アスリートの風300回記念特集、第17号では350回記念特集、第21号では400回記念特集、第25号では450回記念巻頭特集が組まれ、またまた私の姿とコメントも載っています。
招待選手としても、2007年8月16日の放送では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日には3度目、9月4日には4度目、2009年3月19日には5度目、8月6日は6度目、2010年2月11日には7度目、9月16日には8度目、2011年4月28日には9度目、12月1日には10度目、2012年5月3日には11度目、2012年8月9日には12度目、2013年8月15日には13度目のゲスト出演を果たしました。
あっという間に8年目に突入したこのレポート。2008年4月からは転勤に伴い、帯広支部長として3年間やらせていただきました。そして2011年4月からは、再び転勤に伴い、留萌支部長としてやらせていただいています。
これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っていますので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。
みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね〜!
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