frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
伏線の回収 (2013-11-18 22:30:20)
いまだあまロスが続いている私です。
いや、テレビも悪いんですよ。いろいろなCMを見ても、『あまちゃん』を思い出させるような配役も多いし。ダイワハウスの「湘南にも」編なんか『あまちゃん』放映時からオンエアされていましたが、あきらかにあま固めですよね。あとは明治安田生命のCMだってもろに春子とあんべちゃんだし。ほかにも若春子や若大吉の映像を見る機会が激増しているし、種市先輩やいっそんも存在感を増していますね。願わくば、花巻さんも見たいんだけど・・・。
『あまちゃん』後の『ごちそうさん』も毎回観ていますよ。つまらないことはないのですが、でも『あまちゃん』ほどにはのめり込めません。ちょっといけずも鼻についてきたかな。全体的にいかにも朝ドラらしい作りで、1年前に放映されていたアレよりはずっとましだと思いますが。むしろ意外なことに、BSで朝7時15分から放映されている『ちりとてちん』の再放送の方がのめり込んで観ています。
ただ面白いことに、視聴率はむしろ『ごちそうさん』の方が『あまちゃん』よりいいのですってね。なんでも特に関西では好調なのだとか。10月〜3月のシリーズは大阪放送局の制作ですから、関西の嗜好に合う作りとなるのですね。
私の心をわしづかみにした『あまちゃん』ですが、関西ではあまり評判がよくなかった大きな理由は笑いの質の違いだとか。『あまちゃん』ではクドカンさん特有の伏線を張り巡らせておいてそれを回収する笑いでした。花巻さんの名ゼリフ「わかるやつだけわかればいい」というスタンスのものも多く見られました。そういう笑いは関西では受け入れられず、コテコテの笑いが好まれるんだとか。なるほど、笑いにもいろいろあるのですね。
私はこの伏線を張り巡らせておいて回収するという手法が好きです。笑いに限らずね。ですから私も完走記の中でこういう手法を試みているんですよ。
ただ問題がひとつあります。しっかりとした骨組みを作らず、漠然としたイメージだけ頭の中に浮かべて、あとは書きながら考えていくという私は、伏線だけ張り巡らせておいて回収を忘れてしまうということがよくあるのです。これは困ったものです。
たとえば金曜日に完結したフードバレーとかちマラソンの完走記ですが、この中にもいくつか伏線を張っておきました。
出がけにディクトンスポーツを入れ忘れたことに気づいて、慌ててカバンに詰め込んだというのは伏線でした。当日の朝、ディクトンスポーツを塗り忘れてソックスを履いてしまい、脱ぐのが面倒だから塗らなかったというのも更なる伏線でした。そして終盤で足裏にマメをこさえてひどい目にあったということで回収しました。
これ、今回の完走記の中では最大の伏線でしたから、回収し忘れることのないようにと、完走記を書いているメモ帳の下の方にしっかりと書いておきました。おかげで回収に成功しました。
ところがそこに関連してもうひとつ伏線を張っておいたことがあったのです。それは当初履く予定だったシューズはフル以下の距離を走るときの勝負靴であるスカイセンサーだったのに、直前になってファンランに徹するという理由からサロマレーサーに変更したということです。これは、キロ5分前後のスピードで走ることに慣れていないサロマレーサーを履いてこんなペースで走ってしまったことがマメをこさえた原因のひとつかもしれない、ということで回収するつもりだったのです。でもすっかり回収し忘れてしまいました。
これまでの完走記でもそうです。書き始めの頃は「こういう形で回収しよう」という意図で張った伏線が、完走記の終盤に差しかかる頃にはすっかり忘れ去られてしまい、張りっぱなしで終わってしまったということが何度もあるのです。
クドカンさんのような大脚本家をつかまえてこんなことを言うのは大変失礼なのですが、あれだけ自然と張り巡らせた伏線をきっちりと回収するなんて、本当にすごいと思います。
私もこれから伏線を張るときはしっかりメモをしておいて、きっちりと回収するように努めたいと思います。来年の完走記、楽しみにしていてください。
いや、テレビも悪いんですよ。いろいろなCMを見ても、『あまちゃん』を思い出させるような配役も多いし。ダイワハウスの「湘南にも」編なんか『あまちゃん』放映時からオンエアされていましたが、あきらかにあま固めですよね。あとは明治安田生命のCMだってもろに春子とあんべちゃんだし。ほかにも若春子や若大吉の映像を見る機会が激増しているし、種市先輩やいっそんも存在感を増していますね。願わくば、花巻さんも見たいんだけど・・・。
『あまちゃん』後の『ごちそうさん』も毎回観ていますよ。つまらないことはないのですが、でも『あまちゃん』ほどにはのめり込めません。ちょっといけずも鼻についてきたかな。全体的にいかにも朝ドラらしい作りで、1年前に放映されていたアレよりはずっとましだと思いますが。むしろ意外なことに、BSで朝7時15分から放映されている『ちりとてちん』の再放送の方がのめり込んで観ています。
ただ面白いことに、視聴率はむしろ『ごちそうさん』の方が『あまちゃん』よりいいのですってね。なんでも特に関西では好調なのだとか。10月〜3月のシリーズは大阪放送局の制作ですから、関西の嗜好に合う作りとなるのですね。
私の心をわしづかみにした『あまちゃん』ですが、関西ではあまり評判がよくなかった大きな理由は笑いの質の違いだとか。『あまちゃん』ではクドカンさん特有の伏線を張り巡らせておいてそれを回収する笑いでした。花巻さんの名ゼリフ「わかるやつだけわかればいい」というスタンスのものも多く見られました。そういう笑いは関西では受け入れられず、コテコテの笑いが好まれるんだとか。なるほど、笑いにもいろいろあるのですね。
私はこの伏線を張り巡らせておいて回収するという手法が好きです。笑いに限らずね。ですから私も完走記の中でこういう手法を試みているんですよ。
ただ問題がひとつあります。しっかりとした骨組みを作らず、漠然としたイメージだけ頭の中に浮かべて、あとは書きながら考えていくという私は、伏線だけ張り巡らせておいて回収を忘れてしまうということがよくあるのです。これは困ったものです。
たとえば金曜日に完結したフードバレーとかちマラソンの完走記ですが、この中にもいくつか伏線を張っておきました。
出がけにディクトンスポーツを入れ忘れたことに気づいて、慌ててカバンに詰め込んだというのは伏線でした。当日の朝、ディクトンスポーツを塗り忘れてソックスを履いてしまい、脱ぐのが面倒だから塗らなかったというのも更なる伏線でした。そして終盤で足裏にマメをこさえてひどい目にあったということで回収しました。
これ、今回の完走記の中では最大の伏線でしたから、回収し忘れることのないようにと、完走記を書いているメモ帳の下の方にしっかりと書いておきました。おかげで回収に成功しました。
ところがそこに関連してもうひとつ伏線を張っておいたことがあったのです。それは当初履く予定だったシューズはフル以下の距離を走るときの勝負靴であるスカイセンサーだったのに、直前になってファンランに徹するという理由からサロマレーサーに変更したということです。これは、キロ5分前後のスピードで走ることに慣れていないサロマレーサーを履いてこんなペースで走ってしまったことがマメをこさえた原因のひとつかもしれない、ということで回収するつもりだったのです。でもすっかり回収し忘れてしまいました。
これまでの完走記でもそうです。書き始めの頃は「こういう形で回収しよう」という意図で張った伏線が、完走記の終盤に差しかかる頃にはすっかり忘れ去られてしまい、張りっぱなしで終わってしまったということが何度もあるのです。
クドカンさんのような大脚本家をつかまえてこんなことを言うのは大変失礼なのですが、あれだけ自然と張り巡らせた伏線をきっちりと回収するなんて、本当にすごいと思います。
私もこれから伏線を張るときはしっかりメモをしておいて、きっちりと回収するように努めたいと思います。来年の完走記、楽しみにしていてください。
execution time : 0.026 sec