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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 会心の 一撃決めて ご満悦〜2013フードバレーとかちマラソン完走記4 (2013-11-11 22:34:55)
(4)練習不足は嘘つかない

 号砲とともにスタートしました・・・と言いたいところですが、参加人数の多いマラソン大会で号砲とともに走りだせるのは最前列付近に並んでいる高速ランナーのみです。後ろの方のランナーは号砲がなっても列はなかなか動きません。最初はゆっくり動き出し、スタートライン付近までゆっくり歩くとようやく走れるようになる、というのがスタートの実態です。参加人数が1万人を超えるメガマラソンでは、数分間のスタートロスを覚悟しなければなりません。

 ちなみに3万人以上が参加する東京マラソンですが、私が参加した2007年の第1回大会のとき、最後尾に並んだらスタートロスはどのくらいになるかをレポートするために最後尾に並びました。そうしたら号砲からスタートラインを通過するまで18分あまりかかりました。

 105〜119分のブロックの前方に並んでいた私でしたが、スタートラインに到達するまでけっこうな時間がかかったように思います。いつもならばスタートラインを通過するときにストップウォッチを止めてスタートロスの時間も記録しておくのですが、時計を忘れた今日はそれもできません。

 スタートラインを越えてようやく走れるようになりました。私はコースの一番右端寄りを走ります。右側の歩道に応援の人が大勢いるので時々声援に応えながら走ります。

 昨年はその観衆の中に奥さんと娘、娘婿、そして孫たちがいました。でも今年は孫姫の発熱により誰もいません。孫姫の様子が心配だったこともあり、ちょっと気持ちが乗り切れずにいます。

 そんなスタートの模様を十勝毎日新聞のカメラマンさんがしっかり捉えていたようです。

$Road to SAROMAN BLUE-勝毎


 スライムをかぶった私。スタート前にちょっとお話をしたプーさんの着ぐるみの方。そしてその後ろにはメロン熊をかぶったランナーも見えます。たしかに『着ぐるみやかぶり物を身につけて、いざスタート』というキャプションにぴったりの写真です。

 声援に応えながら平原通を右折して南9丁目通、そして白樺通へと向かいます。スタートからしばらくの間は昨年も非常に混雑していて全然思うようなペースでは走れませんでした。ただ昨年並んでいたのは「110分以上」という最後尾のブロックです。でも今年は「105〜119分」という最後尾より1つ前のブロックに並んでいます。昨年よりは流れがいいだろうと思っていたのですが昨年と変わりません。参加者が増えたことにもあるのかもしれませんが、ちょっとストレスを感じながらのランとなりました。

 ペースの遅さが気になるので、前方に穴を見つけたらそこを抜けて前に出る、という走りをします。序盤からオーバーペースになることは避けたいのですが、遅すぎるペースで落ち着いてしまうのも困りものです。ただその適当なペースかどうかを時計で判断することができず、体感で判断しなければならないというのが難しいところです。

 少しずつ周りのランナーの密度も低くなってきて、自分のペースを作りやすく感じるようになったのは1km地点を過ぎてしばらくいったあたりだったでしょうか。あとはなんとか自分のペースを早くつかもう。そう思ったときでした。

 「Ogamanさん」

 声をかけられた方を見るとHITOMIさんでした。

 「時計がないからペースがわからない」

 とぼやくと、

 「キロ6分くらいですよ」

 「あ、それはまずい」

 私は意識してペースを上げにかかりました。イメージ的にはキロ5分まではいかなくともフルマラソンの時のペースよりちょっと速いくらいのペースを目標とします。ペースを上げると少し気持ちよくなりました。

 相変わらず青空が広がっていて、気温もどんどん上がっているような気がします。昨年と違って風もありませんし、沿道で応援する皆さんにとっても観戦しやすい条件だったことでしょう。

 スライムをかぶっているおかげでしょう、いつもよりも多い声援を受けることができました。全体を通じて6割くらいが「スライム」、2割くらいが「ぷよぷよ」、1割くらいが「あれ、なんだっけ?」、そして残り1割が「変なの」と声をかけてくれました。

 3km地点を通過してまもなく、私は後悔に襲われます。

 「やべぇ〜、オーバーペースかも」

 練習は嘘つかない。もとい、練習不足は嘘つかない。この2ヶ月間あまり走っていません。それが早くも現れてきました。まだ序盤だというのに、早くも足が重くなってきました。今すぐ失速するというほどではありませんが、このままいくと最後までもちそうにありません。かといって声援に応えながら軽快に走っているいま、ペースを落とすというのも難しいことです。

 どうしよう・・・。私は迷ったまま走り続けました。(つづく)


(1)いきなりのアクシデント
(2)アクシデントは続く
(3)出走決定


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