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  ホーム >> frunブログ集 >> 会心の 一撃決めて ご満悦〜2013フードバレーとかちマラソン完走記3

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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 会心の 一撃決めて ご満悦〜2013フードバレーとかちマラソン完走記3 (2013-11-10 23:23:21)

(3)出走決定

 朝、5時30分に目覚めます。朝食バイキングは6時からです。普段は7時からのようですが、今日はマラソンの時間に合わせて早いスタートとなっているようです。私も着替えをして6時過ぎに朝食会場に向かいました。

 ハーフマラソンなので、朝食をしっかりとっておけばガス欠の心配はありません。ご飯を多めに詰め込むようにします。

 孫姫の様子が心配でした。娘の旦那は朝早くから仕事とのことでしたので、もしも孫姫の熱が下がっていなくても運転免許のない娘は孫姫を当番医に連れて行くことができません。ですからもしもの場合は私がDNSして連れて行かなきゃ、という覚悟をしていました。

 でも朝食後に部屋に戻ってから娘に電話をすると、朝になって熱は下がったようで孫姫はすやすやと寝ているようです。それを聞いて安心して、今日の出走が決まりました。

 そうと決まれば最後の準備をします。トイレを済ませウェアを着て準備を済ませてからゆっくりテレビを観ます。ごちそうさんを見終えるともうすることもありません。8時30分になってから出ていこうと思っていたのですが、時間を持て余してしまい8時20分に部屋を出ました。

 さすがに外は少し寒さを感じます(8時の気温は4.6度でした)。でも青空が広がっており時間の経過とともに気温も上がってくるでしょう。

 今回はスライムを被って走る予定です。でもホテルを出るときから被るのもどうかと思い、手に持って出ました。

 ホテルを出てしばらく歩いていると、アスリートの風のパーソナリティ・HITOMIさんとばったり会いました。話をしながらスタート地点に向かっていると、もういいやという気分になってスライムをかぶってしまいました。

 スタート地点付近で荷物を預けに行くHITOMIさんと別れます。今回は荷物預かりの必要がなく直接スタートエリアに行けるというのが、ランナー特典宿泊プランを使った大きなメリットでした。ただ時間はまだ8時30分前ですから、ちょっと早すぎます。集合エリアには集まっている人も多くはありません。

 スタートエリアは陸連登録選手のあと、84分以内、85〜104分、105〜119分、120分以上と分かれています。昨年は89分以内、90分〜109分、110分以上ですから若干細分化されています。110分〜120分と120分以上ではかなり走力の違いがあるので、このエリア分けの変更は正解だと思います。

 昨年も今年も目標は2時間切りです。でも昨年は一番後ろのエリアに並ばざるを得ませんでした。今年は105〜119分のエリアに並ぶことができます。しかも今はまだ人が少ないので、前の方に並べます。ただ前に並ぶからにはギリギリで2時間を切るというのではなく、1時間50分を切らねばというプレッシャーもありますが・・・。

 さすがにブロックの最前列に並ぶのもおこがましいので、ブロックの前の方でぶらぶらしていると、続々とランナーが集まり始めました。

$Road to SAROMAN BLUE-スタート前


 周りを見ると、仮装をしている人や被り物を被っている人もちらほら見かけます。数年前は私が仮装をしていても道内レースではほかに仮装ランナーが少なくて肩身の狭い思いをしていましたが、最近では堂々としていられます(笑)。私の隣にはくまのプーさんの着ぐるみを着たランナーもいて、少しお話もしました。

 コースの右側歩道寄りにいたので、歩道を歩いてスタートブロックに向かうhiromさんとakomさんにお会いすることができました。

 スタート時間が徐々に迫り、スタートセレモニーが始まりました。ゲストランナーの千葉真子さんも挨拶をしましたが、スタート前からそんなにハイテンションで大丈夫か?と心配になるくらいのハイテンションで景気づけていました。

 スタートブロックを示す看板が撤去され、ブロックごとの間隔を詰めて前に進みます。スタート時刻が徐々に迫ってきました。

 十勝晴れの青空が広がっているのは昨年と同じです。でも昨年と決定的に違っているのは風です。昨年は冷たい風が吹いていて、スタート前は凍えていました。風速1m/sで体感温度は1度下がるといいますから8m/s前後の風が吹き続けていた昨年は、スタート時の体感温度は氷点下だったでしょう。

 でも今年は無風です。今こそ寒さを感じていますが、走り出すとすぐに寒さを感じなくなるでしょう。むしろこの被り物は暑く感じさせるかもしれません。

 スタート前は寒さをしのぐために手袋を履いていました。でもスタート1分前を告げられたとき、私は手袋を脱いでランパンのポケットにしまいました。走り出すと間違いなく暑くて邪魔になるでしょうから。

 完全にスタート準備を整えた私。北海道マラソン以来の号砲をゆっくりと待ちます。

 「バン!」

 米沢帯広市長の鳴らす号砲とともに、ランナーの間から一斉に拍手が起こりました。2回目のフードバレーとかちマラソンのスタートです。(つづく)


(1)いきなりのアクシデント
(2)アクシデントは続く



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