来年の道外遠征については、冬場の遠征についてはいろいろ考えた結果断念しました。でもまだ秋の遠征については白紙です。2014年10月から15年3月の間に開催する予定という福岡マラソン（仮称）がどうなるかにかかっているんですよね。「福岡マラソン（仮称）基本計画策定業務」は9月30日までの工期で委託されていたはずですから、もう基本計画はあらかた定まっているのではないかと思います。そろそろ詳細が発表されるのではないでしょうか。この大会が来年の10月〜12月の開催となればこの大会へのエントリーを考えることになると思います。この大会の時期が15年1月〜3月になると、来春の遠征を断念したのと同じ理由で回避するかもしれません。

　来年の遠征予定が流動的なのに対し、再来年2015年の秋は「絶対に遠征するぞ！」と、今から鼻息荒い状態です。もうすでに日程が決定している大会もありますからね。

　まず現時点での最有力候補が金沢マラソンです。2015年春の北陸新幹線開業に合わせて開催するということで、早くから検討が進められている大会です。開催日も早々と11月15日と決定され、コース案などもすでに発表されています。



　大会規模は1万人規模で、制限時間は7時間を予定しています。参加者は抽選にするということがすでに発表されていますが、特徴としてはレースの前後に石川県に長期滞在する人に優先出場権を与えるということです（以下、県外枠とします）。先月の日本経済新聞の記事によると、この県外枠の数などの詳細は詰めているところで、「県内で3泊以上宿泊」「参加者と同伴者で2泊以上」などを対象とする案が出ているとか。私の場合は奥さんとともに3泊以上の行程で参加しようと考えていますので、県外枠でエントリーできそうです。

　私はこれまで金沢には2度訪れました。1度目は高校生1年生の春休みです。このときは金沢から能登半島を一周してきました。2度目は20年くらい前でしょうか。視察で富山から金沢にかけて回ってきました。でも奥さんはまだ金沢に行ったことがありませんので、ぜひ連れて行ってやりたいと思います。

　ただ問題がひとつあります。北海道から金沢へ行くとなると、飛行機は新千歳空港から小松空港に飛んでいるのですが、ADO（ANA共同運航）の1往復だけなんですね。JALのマイルを貯めている私はマイルの特典航空券で行く、ということができません。それともうひとつは飛行機の時間です。今年10月の時刻表を見ると、以下のようになっています。

　新千歳発　18時30分　小松着　20時15分
　小松発　8時45分　新千歳着　10時20分

　これはちょっと使い勝手が悪いですね。仮に3泊4日で金曜日に出発したとして、金沢到着は夜遅くなってしまいます。そして大会翌日の月曜日の朝早く出発しなければなりません。これでは満足に観光できません。今のところはこれが最大のネックですね。切符を取れれば、トワイライトエクスプレスを使うという手もありますが・・・。あるいは羽田までJALのマイル特典航空券を使い、北陸新幹線で金沢まで向かいますか・・・。

　同じく北陸新幹線開業に合わせて開催が決まっているのが富山マラソンです。こちらは金沢マラソンの2週間前、11月1日に開催される予定です。

　こちらは日本経済新聞では「やや出遅れ気味」と書かれていますが、大会はまだ2年以上先の話ですからけっして出遅れてはいませんよね。「2014年10月から15年3月に開催」と予定されている福岡マラソン（仮称）でさえまだ日程が決まっていないのですから。ただ比較されている相手の金沢マラソンが進みすぎているのです。

　こちらは今月中に開く予定の準備委員会で基本計画をまとめるそうですが、すでに想定されているコース案も発表されています。それによるとランナーの負担にならないように道幅6メートル以上の道路を選んで、高岡古城公園をスタート地点にして高岡大仏や射水市の帆船海王丸、富山城など富山の見どころをできる限り取り入れたということです。ゴールは富山市の富岩運河環水公園で、「最大の売り物はコースの景色」（日本経済新聞）というだけに、見所が多くなかなか魅力的なコースのようです。途中、日本海側最大級の斜張橋である新湊大橋（射水市）を通るようですが、私のような高所恐怖症の者には、新湊大橋からの絶景を楽しめるのかどうか・・・。

　こちらの飛行機もやはりADO（ANA共同運航）の1往復です。10月の時刻表を見ると以下の通りです。

　新千歳発　12時15分　富山着　13時50分
　富山発　14時20分　新千歳着　15時50分

　こちらの方が使い勝手はいいですね。

　う〜ん、どうしよう・・・。2年後のことなのに迷ってしまいます。

　さらにここにおかやまマラソンも加わってきそうですからね・・・。