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運動会の思い出 (2013-10-3 12:34:12)
ブログネタ:運動会では活躍してた? 参加中
小学生の頃、運動会はどちらかというと活躍していましたよ。ただ中途半端に速かったけど、ヒーローになるような選手でもありませんでした。クラスで男女2名ずつリレーの代表になるとしたら3番目くらいの中途半端な速さです(笑)。背の高さとかで組み分けされる徒競走ではだいたい1位か2位。それに障害物競走のような要素が加わる種目でもだいたい1位か2位でした。
だけど小学校の運動会で自分がはっきり覚えていることは、そうした中途半端な活躍をしたことではなく、大失敗をしたときのことばかりです。
まずは小学1年生のときの運動会。当時は運動会の履物は足袋でした。1966年ですから今から50年近くも前のことです。運動会用の足袋が売られていたんですよ。たしか底にはゴムが貼られていたと思いますが。
しかも当時の美瑛町は、舗装道路は2本しかありませんでした。学校への通学路はすべて砂利道です。運動会を走る格好をして学校までの砂利道を1kmほど歩いていった私。靴を履いて砂利道を歩くならともかく、足袋で新しい砂利を入れられたばかりの砂利道を歩くのは苦痛でした。もう足の裏が痛くて痛くて・・・。
もう運動会どころではありません。足が痛くて走れないのです。かけっこはビリだし、だるまリレーでは女の子に引っ張られて情けないやらなんやら・・・。
ただ2年生になってからはそういうことがないように車で送ってもらうようにしました。おかげで翌年以降は力を出せるようになりました。それでも、前日までにきれいにしたはずのグラウンドにときたま石が残っていることがあって、それを足袋で踏んだら痛いんですよね。足袋で走るということは本当に苦痛でした。後半は運動靴になってホッとしましたが。
もうひとつは小学校4年生くらいのときだったかな。走りながら掛け算の答を探してゴールするという競技があったのですね。私は掛け算が得意でしたから自信満々でした。走りながら掲示された問題は7×4でした。答の札が裏返しに並べられているところに着いた私は真っ先に札をめくります。そこには35と書かれていたのに、私は正解と思い込んでしまったのですね。その札を持ってゴールに走り出しました。
でも走ってすぐに答が違う事に気づいたのです。慌てて後ろを振り返ると、もうほかの人たちもカードを持って次々と駆けてきます。これから正答を探しに戻っても手遅れです。
ダントツで走っていた私ですが、ゴールの手前で減速をしてそのままトップでゴールしました。でも答を間違えている私は失格です。この答を間違ってしまったことが恥ずかしくてたまりませんでした。
運動会というと活躍したときのことより大失敗したその2つのことばかり思い出してしまうというのはどうしてなんでしょうね。もっと活躍したこともあるはずなのになあ・・・。