今年で48回目を迎える青梅マラソン。マラソンといいながら30kmのロードレースですが、一般の市民ランナーが参加できるマラソン大会が誕生する以前から行われた市民大会で、古くからのランナーの中には「青梅マラソンを走ること」を目標とされていた方もおられることと思います。来年2月16日に開催される第48回青梅マラソンのエントリーが今日から始まりました。

　30kmの定員は15,000人で先着順ですが、今年は面白い方式を採用したようです。30kmの部については、20日、21日、22日の3日間に関して、それぞれの定員を設定したというのです。ですから今日エントリーをしようとして定員になったとしても、それは20日受付分の定員であってまた明日も申し込みができるということなのですね。そして明日も定員になったとしてもさらに明後日もエントリーのチャンスがあるということです。

　昨今のマラソンブームで定員が短時間で埋まってしまう大会も増えています。でも平日の日中に受付を開始するような大会だと、仕事をしているとエントリーもできないことから、ときには仕事を休んでパソコンに向かっている人もいるという話も聞きます。

　だけどこのように3日間に定員を振り分けてくれると、金曜日の今日はエントリーできなくても、土曜日や日曜日にエントリーできるという人もいますよね。このように定員の分散化をするということは、これがエントリー狂走曲解消の切り札になるとまでは思えませんが、ありがたい工夫だと思います。

　定員をどのように振り分けているかは公開されていないのか見つけられませんでした。またインターネットエントリーだけではなく郵便振替エントリーもあるようですから、そのあたりの定員振り分けの考え方もわかりませんが、今後の情報にも注目していきたいと思います。