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レース後の 輝く夜に 君がいる〜2013北海道マラソン完走記11 (2013-9-8 21:43:09)
(11)輝く夜に、君がいる
ホテルに向かうといっても、直行することはできません。このあと、夜の大切なイベントで使う小道具であるクラッカーを用意しなければなりません。100円ショップを経由してホテルに戻ります。
OgakunはチームTシャツに着替えていますが、私は走ったままの格好です。そして首からは完走メダルをぶら下げています。ホテルまで歩いて帰る間、同じように走ったままの格好でおそらくホテルに向かっているのであろう人たちを何人か見ました。この方が、今日は大きなマラソン大会があったのだという雰囲気を拡散できていいのではないかと思いました。
ホテルに戻って完走記念写真を撮り、ブログなどに完走報告をします。それから近くのホテルの大浴場に行くつもりでしたが、時間の余裕があまりありません。部屋でシャワーを浴びるだけとしました。
それから打ち上げ会場のキリンビール園に向かいます。LRS北海道主催として行う打ち上げですが、今年は道外の皆さんにも喜んでもらえるようにジンギスカンにしました。
ジンギスカンの場合は席を移動していろいろな人と話すという形になりづらいのが難点で、初対面の人も大勢いたにもかかわらず多くの人と話すことができなかったのが心残りでしたが、大いに盛り上がることができました。
所定の時間になったので会計を済ませてキリンビール園を後にします。このあとが私にとってのメインイベントです。
2011北海道マラソンテーマソングの「君がいる」を歌った加賀谷はつみさん。この曲を聴いた時からすっかり大ファンになってしまいました。そんなはつみさんが、「加賀谷はつみの◎◎で歌ってみた」企画で出張ライブに行くという発表がありました。基本的には関東地方ということですが、遠方でも交通費と宿泊費を負担すれば検討してくれるということでしたので、早速企画を考えました。
北海道マラソン当日にライブをしようという企画をはつみさんサイドに提案したところ、スケジュールは大丈夫ということでGOサインが出ました。そしてこの夜のプライベートライブが実現することになったのです。途中で頓挫しそうになったときもありましたが、そんなときに救いの手を差し伸べてくれる人が現れて大どんでん返しがありました。そんなこともあって、感無量のライブです。
もっとも、私がしたことといえば最初に企画を提案したことと交通費などの費用負担、それからライブの参加者を集めただけです。会場や航空券、ホテルなどの手配から当日のはつみさんの案内など、実務は全部やっていただきました。
そうして実現した「加賀谷はつみ&北海道マラソン完走プライベートミニライブ」。本当に幸せな時間となりました。
場所はワインハウス祥瑞札幌。定員22名のお店です。満席となった会場にはつみさんが現れると、私はそれだけで胸がいっぱいになりました。しかも私の席ははつみさんの真ん前。手が届くような距離の席です。こんな最高の席で、1月26日の夢チカライブ以来、7ヶ月ぶりの生歌を聴くことができました。
DAYS、雲の向こう、本日のスープ、つなぐ想い、つきあかり、君がいる。しっかりと6曲、歌い上げてくれました。そしてアンコールで会いたいよ。全部で7曲を聴かせてもらった最高の夜となりました。
アンコールの会いたいよを歌い終わった時、私は「はつみ前線2周年」と声を上げます。そして参加者全員、「おめでとう!」と声を合わせ、あらかじめ配っておいたクラッカーを鳴らしました。
2年前の2月から8月まで、全国47都道府県を路上ライブしながら北上した「はつみ前線」。ひとつの都道府県で100枚のCDを手売りしたら次の県に進むということで無事に札幌でゴールをしたのが8月26日でした。そのはつみ前線がきっかけとなって「君がいる」でメジャーデビューをしました。そのはつみ前線のゴール、メジャーデビューからの2周年をお祝いするサプライズを仕掛けたのです。
あとはライブ参加者全員からの北海道土産として「札幌農学校」と、それぞれ用意してきたプレゼントを渡しました。私も9月のシャスタチャレンジに向けて用意していたお守りを渡しました。
それから少し歓談し、10月16日発売の1stアルバム「シンガーソングハイカー」の予約をし、記念に写真を撮りました。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。まるで一瞬の出来事だったように終了の時間となってしまいましたが、何ヶ月も前から楽しみにしていた最高の時間を過ごすことができました。
はつみさんのブログを見ても、この夜のことは喜んでもらえたようです。
http://ameblo.jp/kagayahatsumi/entry-11600097351.html
アーティスト本人も参加者も満足をできる、素晴らしい夜でした。これで走りの方もしっかりできていれば・・・という悔いは残りますが、それは来年の課題としましょう。これまでの北海道マラソンで自己ワーストタイムとなった今年の大会でしたが、来年こそはサブフォーヘの復帰を目指したいと思います。(おわり)
(1)チャレンジ
(2)対決前夜
(3)青い空と黒い雲
(4)隙間がない
(5)許容範囲
(6)併走
(7)5分台を維持
(8)ゲリラ豪雨
(9)再会
(10)9度目のゴール
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