ブログネタ：小さい頃の夢は？ 参加中

　自分が覚えている限りでは、一番最初になりたいと思ったのは駅員さんです。

　とにかく鉄道好きの子供でした。小学校入学前は美瑛駅から歩いて5分くらいのところに住んでいて、毎日汽車を見に駅まで行ってました。おばあちゃんと一緒に。飽きずに一日中でも見ていたようですよ。

　あの頃は旅客列車はキハ22が主力だったと思います。そして貨物列車は9600形蒸気機関車が牽引していました。貨車も今のようにコンテナ車オンリーじゃなく、有蓋無蓋のいろいろなタイプがありました。だから余計に見ていて飽きなかったのですね。

　自分が成人したばかりの頃、親と話していて笑われたことがあります。私が子供の頃に「大きくなったら何になりたい？」と聞いたら「駅の切符切り」と答えてがっかりしたと。「プロ野球選手」とかいう答を期待していたのかもしれません（笑）。せめて普通の子供だったら「汽車の運転士」とか答えるんじゃないかと言われました。普通じゃなかったんですね。

　まあ子供の発想ですからね。私がその頃にしたかったのは汽車を運転することじゃなく、一日中汽車を見ていたかったのです（笑）。そのためには運転するより駅員さんの方が汽車を見ていられますよね。子供ながらに実に合理的な発想です（笑）。

　そんな子供だったからでしょうか、今でも鉄道は大好きです。見るのも乗るのもね。



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