メインメニュー
frunデータベース
サイト情報
サイト運営者
ユーザ登録数:1009名
  ホーム >> frunブログ集 >> 【堤俊作さん、亡くなる】

frunブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 高橋のブログ 高橋のブログ (2024-11-9 9:00:05)

feed 【堤俊作さん、亡くなる】 (2013-9-2 7:57:46)
この数年、筋萎縮の難病と闘っていることを知っていましたが、お亡くなりになりました。

昨年の俊友会特別演奏会(横川晴児さん指揮)、当日、会場の学習院百周年記念講堂に赴くと、受付近くのロビーに人だかり。開場直後。

タクシーが横付けされ、車椅子に乗った方が、お付き添いと一緒にお帰りになって行きました。あの車椅子に乗っていたが堤さんだったわけです。

会場を去る前に「(指揮の)横川君によろしくな!」と、見送る団員達におっしゃっていました。

演奏自体は聴かずにお帰りになったのです。長時間の鑑賞は厳しかったのかもしれません。


私が氏の指揮に初めて接したのは、やはりシティフィルです。学生時代。
シティフィルの学生券が一番安かったのがその要因。コンミスは大谷さん。
Tpに東さんという方がいて、この方とはちょっと知り合いでもありました。

朝比奈さんが初客演する!という時があったのですが、演奏会直前に朝比奈さんが朝の散歩中に転んで負傷し、客演キャンセル。
堤さんが急遽、本番を振ったこともありました。

この時は大谷さんのソロでシベリウスのコンチェルト、後半が「巨人」でした(当初の曲目は朝比奈さん指揮でモーツァルトの2作品と
ベートーヴェンの1番だったと思います)。指揮者・曲目変更で、なおかつ曲が大曲になったわけです。

朝比奈さんはその1年後、改めて初客演(この時が最初で最後の客演。ブラームスプロ)。会場には堤さんもいらしてました。



「斎藤秀雄メモリアルコンサート」ではオケの一員として参加されていました。


今年5月の俊友会第50回定期では、堤さんはプログラムに第50回定期への祝辞並びに自分の健康状態について文書を載せていました。

なんとしてもこの病に勝ち、再び指揮台に戻ってくる!という力強いメッセージだったと記憶しています。
「グレの歌」「トゥランガリーラ交響曲」等、大曲を一緒に奏でたこのオケには特別の想いもあったことでしょう。オケ名に然り。

病床では悔しく、またお辛かったことでしょう。

3.11後、石巻市民交響楽団メンバーを俊友会定期に招き、当日、ホールロビーで彼らに演奏の場を提供したこともあったようです。

ご冥福をお祈りします。



今度の俊友会定期は10/20 杉並公会堂。ドビュッシー「小組曲」、プーランク「牝鹿」、そしてムソルグスキー(ラヴェル)「展覧会の絵」、
指揮は御法川雄矢さん。恐らく、追悼曲として何か加わると思います。

各団員が氏の死を受け入れ、10月定期が、どうか天界まで届くことを祈ります。

諸井誠さんも亡くなったとのこと。埼玉県民としては本当に残念。
NHKFMのクラシックリクエスト番組の司会もされていて、ベルクのヴァイオリン協奏曲の解説等はとてもわかりやすかったのを覚えています。


execution time : 0.026 sec
ログイン
ユーザ名 または e-mail:

パスワード:

ユーザ名とパスワードを記憶

パスワード紛失

新規登録

ホーム -  frunからのお知らせ -  frun談話室 -  frunカレンダー -  当サイトについて -  お問い合わせ
Powered by XOOPS Cube 2.0 ©2005-2006 The XOOPS Project
Theme Designed by OCEAN-NET