frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
宣言と ちょっとちょっとの 差で走る〜第35回オロロンライン全道マラソン完走記2 (2013-8-3 23:41:45)
(2)目指すは23番目
今にも降りだしそうな空模様ですが、どうにか耐えているという感じです。そんな中で開会式が始まりました。
挨拶に続き、NHK-BSのラン×スマの取材があることを紹介されます。そしてお笑いタレントのザ・たっちの2人も走ることが紹介されました。
引き続き、ザ・たっちの2人は選手宣誓も行いました。
開会式終了後、スタートまで30分ほど時間があります。私は周辺をジョグしました。フルマラソンのレースならばスタート前に走ったりしません。むしろ体力の温存に努めます。そしてスタート後の5kmくらいをアップのつもりで走ります。そうすることでオーバーペースも防止します。
でも短い距離を走るときはそんなわけにはいきません。スタート前にしっかりアップしておかないと、体がようやく動くようになったときにはゴール目前だった、なんてことになりかねません。ただしスタートまで間がありませんから、走りすぎるとレースに疲れを残しかねません。結局1kmあまりのジョグをしてスタートの準備にかかりました。
時計を持たずに走る宣言タイム制の大会。頼りになるのは自分の体内時計だけです・・・と言いたいところですが、実は私はもうひとつの目安を考えていました。それは順位です。
4km、6km、10kmとも同時スタートし、ゴールラインも同じです。でもゴールの時は4kmと6kmが向かって右側、10kmが左側にゴールをします。ゴールをすると順位を書いた札を渡され、それを係員に渡して順位とナンバーを記録してもらいます。
昨年は47分09秒で走った私。その時にもらった順位の札は20番でした。そこで今年も20番目で走ることを目標にしようと思いました。コースは折り返しコースですから、そのときに順位を確認できます。
スタート時間が近づき、スタート地店の周辺に集まったランナーたちでいろいろと雑談をしています。その人数が昨年より多いように感じます。周りのランナーと話すと、やはりみな同じ印象を受けているようです。昨年は200人弱でしたが、今年は230人くらいいるようだと言っている人もいました。
昨年まではサフォークランド士別ハーフマラソンと同じ日に開催されていました。そのため近郊のランナーの多くはそちらに参加していましたが、今年は1週ずれたので両方に参加することが可能になりました。おかげでこちらにも参加できたというランナーも多くいました。
参加者が約200人から230人・・・単純計算をして、目標順位を23番目にすることにしました。ところがあとで新聞報道で知ったのですが、今年は280人くらいの参加があったようです。そこからすると目標順位は28番目とすべきところでしたが・・・。
ずっとどんよりと曇っていて涼しいくらいの気候でしたが、ここにきて薄日もさし気温が上がってきました。こうなると先ほどまで雨模様だったこともあり、蒸し蒸ししてきます。走りづらい気温になってきました。
今回は北海道マラソンに向けてひとつ試すことがありました。サロマで買った大会記念帽子。この帽子には汗止めが施されています。この汗止めが有効ならば、北海道マラソンの時はこの帽子をかぶり、首ずじに当たる直射日光を防ぐ仕掛けを考えればいいということになります。そこで実際にこの帽子をかぶって10km走り、汗止めの効果を確かめてみようと思ったのです。
スタート時間が迫り、選手はスタートラインにつくよう指示されます。10kmの選手が前に並び、続いて6km、4kmの順で並びます。23番目狙いの私が最前列に並ぶわけにいきません。2列目の一番左側に並びます。左手前方にカメラマンがいるから、ではありません。国内のマラソン大会は左車線を通ることが多いですから、沿道からの声援に応えるには左端を走るほうが応えやすいのです。そのため左端を走るというのが私にとって一番落ち着く場所になっているのです。
でももちろん、カメラの前を走るときは笑顔で走ろうと思っていました。
やがていつものスタート役員の方が、スタート3分前を告げます。両手を挙げて腕時計をつけていないことを確認し、2分前を告げます。そこから1分前、30秒前・・・と進むカウントダウンは、時計を見ているわけでもなく明らかに間隔がおかしいようにも思えましたが、誰も時計を持っていないから確信できません。10秒前、9秒前・・・と1秒ずつカウントダウンしながら、0になると同時に号砲が鳴りスタートしました。(つづく)
(1)天候と体調不安
execution time : 0.025 sec