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宣言と ちょっとちょっとの 差で走る〜第35回オロロンライン全道マラソン完走記 (2013-8-2 22:57:40)
この大会は、今では珍しい宣言タイム制の大会です。
宣言タイム制というのは、
1.エントリー時に自分が走るタイムを宣言タイムとして登録する。
2.当日は時計など時間がわかるものを身につけずに走る。
3.実際のゴールタイムと宣言タイムの差が少ない順に順位がつく。
ということで、速さに関係なく順位がつくという方式です。ですから私のように普段は入賞とは縁がないランナーでも優勝するチャンスがあります。
通常のマラソン大会であれば、ゴールとともに順位がつきます。自分が入賞したかどうかはすぐにわかりますから、入賞していなければ表彰式を待たずに走り終えるとすぐに帰ることもできます。というより、フルマラソン以上の大会では、私がゴールをした時にはすでに表彰式も終わっているなんてことも珍しくありません。
ところが宣言タイム制の場合、全選手がゴールするまで順位は確定しません。自分が入賞したかどうかはリザルトが出るまでわかりません。
そのためこの大会では、リザルトが発表されるまでの間、レセプションとして開会式が行われる公園で焼き台を囲んでのバーベキューが行われます。さらに参加者の過半数に景品が当たるという、太っ腹の抽選会も行われるという、走った後もたっぷり楽しめる大会です。
レセプションがあるということで、毎年奥さんも一緒に参加しています。一昨年は往復とも私が運転することにしてコーラで我慢しましたが、昨年からは奥さんが帰りは運転してくれるということで私もビールを飲めるようになりました。
しかも今年はNHK-BSで毎週土曜日に放送しているラン×スマの取材も入るといいます。これも楽しみでした。
大会会場の羽幌町まで、留萌から1時間あまり。気軽に参加できる距離です。おかげで留萌に転勤してきた一昨年から参加するようになりました。距離は10kmと6kmがあります(小学生は4kmです)。私は10kmに参加しています。
初めて参加した一昨年は、しばらく10kmのレースを走ることがなかったためどのくらいのタイムで走れるか見当もつきませんでした。でも強気に自己ベストを狙って走ろうと思い、43分30秒というタイムを宣言しました。しかし結果は45分38秒と、タイム差は2分08秒もありました。
昨年の大会は44分30秒と宣言タイムを少し遅くしました。ところが5年ぶりに完走したサロマのダメージが残り、ベストの状態では臨めませんでした。「今の状態なら47分が限界かな」と思って走り出したところ、全力で走っても47分09秒とスタート前に思った通りの結果でした。
そして今年は・・・サロマを完走しても完走しなくても入賞を狙えるようにと、47分05秒と宣言しました。2年連続で2分以上違っているだけに、今年こそは宣言タイムに合わせて走ろうと思っての結論でした。
サロマは完走できなかったものの、レース中に右膝を痛めてしまい、さらには腰痛も芳しくなく、調子はなかなか上がってきません。前の週のリレーマラソンで47分05秒のペースを体に覚え込ませようと思いましたが、全力に近いスピードで走ってようやくこのペースに届くという状態です。入賞狙いで置きにいったことにちょっと納得いかない部分もあったのですが、どうやら今年も全力で走らねばならないことになりそうだということにホッとしました。
ところが当日の朝になってくしゃみが連発し鼻水が止まらなくなります。明らかに風邪です。ただでさえ全力疾走が必要そうだというのに風邪・・・いったいどうなることでしょう。
しかも前日までの予報ではどうにか雨を避けそうだったのに、小雨が降り出しています。だんだん気が滅入ってきました。特に大会終了後のレセプションが・・・。雨天時は会場を移動して屋根のあるところでやるようですが、できればいつもの会場でやりたいところです。
荷物を準備して車に乗り込みます。走る準備、帰りに入る温泉の準備、そして三種の神器の準備。レセプションの時に使うジンギスカンのタレとイカを切るためのハサミ、そして焼き台の上で肉などを扱うときにやけどをせずに済むように軍手。この2年間で覚えた必需品です。今年はしっかりと用意しました。
コンビニエンスストアで朝食を買い、羽幌に向かって走ります。ところが小平の市街地を過ぎてまもなく、それまで小降りだった雨が本格的に降り始めます。ますます気が滅入ってきました。
風邪気味だし、この雨の中を走りたくはないし・・・。諦めてUターンしようかと迷いました。でもとりあえず羽幌まで向かい、そこで天気の状況を見て考えることにしました。
羽幌の市街地が近づくと雨がやんでくれました。無事に会場に到着し受付を済ませます。私の出場する46歳〜55歳男子10kmの部は27人がエントリーしています。6kmならばエントリーは7人です。入賞狙いなら6kmにした方がよかったかなと少し後悔しました。
更衣室で着替えをしてトイレを済ませ、あとは車の中で待機をします。やがて開会式を開始するとの案内があり、会場に向かいました。(つづく)
宣言タイム制というのは、
1.エントリー時に自分が走るタイムを宣言タイムとして登録する。
2.当日は時計など時間がわかるものを身につけずに走る。
3.実際のゴールタイムと宣言タイムの差が少ない順に順位がつく。
ということで、速さに関係なく順位がつくという方式です。ですから私のように普段は入賞とは縁がないランナーでも優勝するチャンスがあります。
通常のマラソン大会であれば、ゴールとともに順位がつきます。自分が入賞したかどうかはすぐにわかりますから、入賞していなければ表彰式を待たずに走り終えるとすぐに帰ることもできます。というより、フルマラソン以上の大会では、私がゴールをした時にはすでに表彰式も終わっているなんてことも珍しくありません。
ところが宣言タイム制の場合、全選手がゴールするまで順位は確定しません。自分が入賞したかどうかはリザルトが出るまでわかりません。
そのためこの大会では、リザルトが発表されるまでの間、レセプションとして開会式が行われる公園で焼き台を囲んでのバーベキューが行われます。さらに参加者の過半数に景品が当たるという、太っ腹の抽選会も行われるという、走った後もたっぷり楽しめる大会です。
レセプションがあるということで、毎年奥さんも一緒に参加しています。一昨年は往復とも私が運転することにしてコーラで我慢しましたが、昨年からは奥さんが帰りは運転してくれるということで私もビールを飲めるようになりました。
しかも今年はNHK-BSで毎週土曜日に放送しているラン×スマの取材も入るといいます。これも楽しみでした。
大会会場の羽幌町まで、留萌から1時間あまり。気軽に参加できる距離です。おかげで留萌に転勤してきた一昨年から参加するようになりました。距離は10kmと6kmがあります(小学生は4kmです)。私は10kmに参加しています。
初めて参加した一昨年は、しばらく10kmのレースを走ることがなかったためどのくらいのタイムで走れるか見当もつきませんでした。でも強気に自己ベストを狙って走ろうと思い、43分30秒というタイムを宣言しました。しかし結果は45分38秒と、タイム差は2分08秒もありました。
昨年の大会は44分30秒と宣言タイムを少し遅くしました。ところが5年ぶりに完走したサロマのダメージが残り、ベストの状態では臨めませんでした。「今の状態なら47分が限界かな」と思って走り出したところ、全力で走っても47分09秒とスタート前に思った通りの結果でした。
そして今年は・・・サロマを完走しても完走しなくても入賞を狙えるようにと、47分05秒と宣言しました。2年連続で2分以上違っているだけに、今年こそは宣言タイムに合わせて走ろうと思っての結論でした。
サロマは完走できなかったものの、レース中に右膝を痛めてしまい、さらには腰痛も芳しくなく、調子はなかなか上がってきません。前の週のリレーマラソンで47分05秒のペースを体に覚え込ませようと思いましたが、全力に近いスピードで走ってようやくこのペースに届くという状態です。入賞狙いで置きにいったことにちょっと納得いかない部分もあったのですが、どうやら今年も全力で走らねばならないことになりそうだということにホッとしました。
ところが当日の朝になってくしゃみが連発し鼻水が止まらなくなります。明らかに風邪です。ただでさえ全力疾走が必要そうだというのに風邪・・・いったいどうなることでしょう。
しかも前日までの予報ではどうにか雨を避けそうだったのに、小雨が降り出しています。だんだん気が滅入ってきました。特に大会終了後のレセプションが・・・。雨天時は会場を移動して屋根のあるところでやるようですが、できればいつもの会場でやりたいところです。
荷物を準備して車に乗り込みます。走る準備、帰りに入る温泉の準備、そして三種の神器の準備。レセプションの時に使うジンギスカンのタレとイカを切るためのハサミ、そして焼き台の上で肉などを扱うときにやけどをせずに済むように軍手。この2年間で覚えた必需品です。今年はしっかりと用意しました。
コンビニエンスストアで朝食を買い、羽幌に向かって走ります。ところが小平の市街地を過ぎてまもなく、それまで小降りだった雨が本格的に降り始めます。ますます気が滅入ってきました。
風邪気味だし、この雨の中を走りたくはないし・・・。諦めてUターンしようかと迷いました。でもとりあえず羽幌まで向かい、そこで天気の状況を見て考えることにしました。
羽幌の市街地が近づくと雨がやんでくれました。無事に会場に到着し受付を済ませます。私の出場する46歳〜55歳男子10kmの部は27人がエントリーしています。6kmならばエントリーは7人です。入賞狙いなら6kmにした方がよかったかなと少し後悔しました。
更衣室で着替えをしてトイレを済ませ、あとは車の中で待機をします。やがて開会式を開始するとの案内があり、会場に向かいました。(つづく)
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