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【フルトヴェングラー交響曲第1番(アルフレート・ヴァルター盤)】 (2013-8-1 18:13:13)
この曲の録音はG・A・アルブレヒト盤とこのヴァルター盤の2種かと思います。野口・東京フルトヴェングラー研究会盤も
あるのかもしれませんが..。
久々にヴァルター盤を聴いてみましたが、録音のせいか、音が軽いというか浅く、やはりアルブレヒト盤に及ばないなぁという印象は変わらず。
テンポも軽め。またホルンの音色が強く入っています(マイクが近くにあったのか?と思うほど)
この曲についてですが、第4楽章が一番聴きやすいです。第2交響曲を思わせるような旋律も時々現れます。
ブルックナーパウゼも現れ、ラストは短調から長調に変わり、管楽器群がテーマを高らかに吹奏し、曲はまさにドイツ音楽ならではの強固なかたちで
終結します。
ここらあたりはヴァルター盤でもかなり感動的!!
ただ、このヴァルター盤は、残念なことに指揮者が少し譜面に手を入れていることがわかりました(アルブレヒト盤は、作曲者のスコア通りに演奏)。
第2交響曲、第3交響曲はベルリンフィルは演奏したことがあるのですが、この第1番はまだのはず。
どなたか、ベルリンフィル定期でぜひ!!
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