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  ホーム >> frunブログ集 >> ファンランは 速く走ると 叱られる〜北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドーム完走記3

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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed ファンランは 速く走ると 叱られる〜北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドーム完走記3 (2013-7-27 23:21:05)

(3)速すぎて叱られる

 傾斜7度のトンネルを駆け上がります。きつい傾斜ですが距離は短いのでさほど苦になりません。

 トンネルを抜けて進みますと応援ゾーンがあり、ここでは応援している人の姿も多くあります。その中にshinさんの姿がありました。まだ1周目の序盤ですから私も余裕たっぷりでshinさんに応えます。

$Road to SAROMAN BLUE-1周目


 まだ1周目ですから密集の中を走ります。この周回は12分で走ることが目標です。キロ6分ですから、レースとしてはかなりゆっくり走るイメージです。フルマラソンの出だしのような気持ちで走り続けます。

 コースを折り返してしばらく進むと給水所とエイドがあります。1周2kmの短距離ですから1周ごとに交代しているとほとんど利用する機会はありません。

 ここを過ぎるとコース幅は狭くなります。遅い人は左側、速い人は右側と分けられています。ただこれがなかなか難しいんですよね。自分は速いのか遅いのかを判断するのが。今は1周目ですからいいのですが、周回が進むとどんどん後ろから速いランナーがやってきます。だから前の遅いランナーを抜こうとして右側に寄るときは、後ろから迫るランナーに十分注意をしなければなりません。特にスライムをかぶっていると後方を確認するときの視界が狭いため、より注意が必要になります。

 でも今はゆっくりした流れを使うための1周目です。むしろ前のランナーを壁にする気持ちでゆっくり走ります。

 この狭いコースの先には急な下り坂があります。そしてその先は枕木を並べられたコースです。このあたり、転倒には注意しなければなりません。今年も雨の心配はなさそうなので助かっていますが、雨の時はかなりすべりやすくなるでしょう。

 枕木ゾーンを過ぎるとドーム内に入ります。通路を超えるとその先にはアリーナが待っています。するとついついラストスパートをしたくなります(笑)。でも私はそのままのペースを守りリレーゾーンを目指します。私たちに割り当てられたリレーゾーンはCです。Cエリアを見るとさちこさんの姿がありました。たすきを外してさちこさんに渡し、1周目のお役目を終えました。

 なにしろ時計を持たずに走っていますからどのくらいのタイムで走れたのかわかりません。抑えようとするあまり、13分くらいかかったのではないだろうかと思っていました。

 私たちの集合場所はスタンドの中段付近です。そこまでゆっくり歩いて上ります。暑い外に対し、ドーム内は空調がきいています。弱い冷房だと思いますが、外との差はかなり感じます。そのためでしょうか、走っている最中より走り終えてから一気に汗が吹き出してきました。

 自席に戻り速報サイトから1周目のラップを確認します。すると11分36秒でした。意外なことに12分を切れていました。でもキロ5分48秒ですからファンランの流れを作ることには成功したといえるでしょう。順位も400番台でしたから。

 やがてさちこさんがアリーナ内に戻ってくるのが見えました。LRS北海道のウェアは遠くからでも見分けられるのが助かります。リレーゾーンに目をやると3走のshinさんもすでに準備をしています。さちこさんからshinさんへのたすきはスムーズにつながりました。さちこさんのラップは10分09秒でした。

 ところが次にshinさんが戻ってきた時、4走のフリージアさんの姿がリレーゾーンにありません。shinさんはたすきを掲げてフリージアさんを探しています。やがてフリージアさんもshinさんを発見し、たすきはつながりました。私たちもホッとしました。

 shinさんのラップを速報サイトで確認すると9分47秒です。走る前は10分台で帰ってくると言っていたのにそれよりも早く帰ってきたため準備が間に合わなかったようです。かわいそうに、shinさんは「速すぎるからだ」とみんなにいじられてしまいました。

 遅いからって叱られるんじゃなくて、速いからといって叱られる。これがファンランの掟です(笑)。このことはチーム内のメンバーをリラックスさせるきっかけのひとつともなったようです。

 4走のフリージアさんは10分23秒、5走のひろとさんは12分02秒、6走の山あ太郎さんは9分15秒、7走のrosehip teaさんは13分31秒でつなぎ、私は2度目の周回に入りました。時刻は11時15分を回っていました。(つづく)


(1)2度目のリレーマラソン
(2)第1走者



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