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筑波 8耐参戦 (2013-7-22 14:54:35)
久しぶりに(5年ぶり?)筑波の耐久に参加してきました
自分的忘備録なので長分注意
今回はいつもの弥市レーシングとしての参加ではなく知り合いのエース勢ぞろいなところに不釣り合いながら混ぜていただきました(^^;
メンバーは・・・
”オレンジの疾風 黒澤軍団”「黒澤さん」
”千葉の狂犬 セオレーシング”「青柳さん」
「”沖縄100kmチャンプ OKサイン オカモト”「川又さん」
”・・・・・・省略 ”「ふじさん」
そして自分という不釣り合いなチーム構成
前日はなんだかんだ12時半ごろ寝て3時半起床。ばたばた準備してフジさんを途中でピックアプして筑波着は5時半頃
現地に着くと程なくして青柳さんが70km弱を自走で走り到着・・・レース前に70km・・(恐ろしい・・・味方でよかったw)
いつものお決まり「場所取りダッシュ」を心拍180の猛ダッシュで駆け抜け無事陣地確保
受付して参加メンバー見ると予想通りHONDAはE1選手もまざり〜のな大人数参戦だったり、ブランシェはインバスターと組んだり学生選手権優勝した辻本君がいて2チーム体制だったり・・・他にもバウンス、旋風脚、J-kawasakiなどなど、もうメンツが濃すぎて既に泣き出したくなる(;_;)
そんな反則メンバーだったりするくせにうちのピットに来て「協力しましょう!」とか「なんかあったら言ってください!」「この寄せ集めは反則メンバーでしょう!」等と牽制してきます。
すでにレースの駆け引きが始まっているようです。「自転車乗りのゆっくりは大抵嘘」と言うのを知ってるので話半分しか聞いてませんでした。すみませんw
今日はレギュレーションが非常にうるさくピットの回数やピットレーンの走行スピードが決められている。
厳格にピットストップや周回数減算の罰則があるので注意が必要
作戦はただ一つ「千葉の自転車屋さん連合かホンダとピットを併せてマーク」とシンプルにいきます。
一走は自分。事前のTTで青柳さんが3番になってくれたので最前列スタートができます(70km自走してさらにTT・・・本当に怖い・・)脚がないので集団で様子見。ラップは2分40秒台が連発してるけど別に速いとは思わなかった。
というかものすごく楽勝だった。冷静に千葉方面や栃木方面の動きを観察。栃木方面はずっと後方待機で温存してる感じ、千葉方面は前方にあがって良い位置取りしてる、流石です。
坂手さんが反則な「偽クロスバイクフラットバー」で時折ダッシュして遊んでいた・・・元気すぎるw
無線で「真ん中より後ろだからポジション上げて」といわれてバックでちょっとだけ踏んで前にあがる
動くのも自由にできる程度には余裕があった。
確かに30分過ぎくらいから真ん中より後ろだと余裕のない人たちや「走りの綺麗ではない方たち」がコーナーのたびに中切れしたり、立ち上がりでガチャ踏みしたりしてお付き合いしてると疲れるので前の方にいるのが吉。
40分過ぎぐらいで飯島さん@旋風脚&もう一人旋風脚な方が飛びだしたりして無線では「これはやばい!追って!」とか聞こえてきましたが、ピットインの為のアタックと分かっていたし、そうじゃなくてもこの集団に2人ぐらいじゃいつでも捕まえられるよと思い無線の指示は華麗にスルー。「わかってねえなあ」と思いながら走っていると千葉方面があと3周と丁寧に指で教えてくれているので無線で「あと3周だってさ。一緒に入ります」と連絡。
ラスト2周からするすると千葉方面チームが3チーム固まり前方へ。ラスト1周のホーム終わりの登りで2名アタック
1名は少し間があいた、気にする前方の2名が後ろを振り返ると1名が「いけ!いけ!」と手で合図。
そうですか、おさえですか・・仕方ないからブリッジして前に追いつく。あら?けっこう疲れてらっしゃる?と顔色うかがっていたら先ほどの抑え役な方がカウンターアタック。早くもチームプレー、3対1です。やっぱりレース前の「協力しましょう!」はウソつきでしたw仕方ないのでぴったりマーク。あれ?同じチームの方中切れぎみでっせwいいの?あきらめてくれてピットレーンちょい前でスピード落としてくれました。同じ千葉方面なチームの方は疲労しきってましたのでお尻押してあげました 俺って親切w
無事1時間弱走ってトップで次へ引き継ぎ。AV46kmって速すぎるwww
ピットの制限速度規制がきつくやはり一度ピット入ると30秒以上はビハインドができるので集団と同じところで戻ってくると30秒差を単独で埋めるのはこのコースでは無理。
みんなしっかり千葉か栃木かどちらかの列車に乗って帰ってきてくれるので何とかクリアできていた
このまま後半がちんこかなあと思っていたら、無線で「ホンダ入るので一緒に入ります!」の声
ちょっと速いな?ん?準備できてるの次の走者?あわててピットへ様子見に走る。まだ準備してない!!!!
「もう戻ってきますよ!」
「え?」
「入りますっていってました」
「え?え?」
あわてて準備するも自転車がローラー台から外れない、何とか外して自転車入れたらもう戻ってきた!
まだ間に合うと送り出そうとするとチェーンが外れてるorz
いやいや、なんとか彼ならやってくれるはず30秒ぐらいか?と送り出すと背後からすごい勢いでまたピットに戻ってきた!????
「グローブしてなくて止められた!」
ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
必死の形相で風も強い中2分50秒台で爆走する黒澤さん・・全くいい集団がいない・・・
流石に数周してると疲労が見えてきた、ちょっと遅いが大きな集団がいるので無線で連絡し休ませる
その間に作戦会議。早めに入れて更に短くつなぎ今のうちに回数重ねるか?いやいや、もともとピット合わせる作戦だからそれだともう1LAPなまま維持するだけになる・・・まだ諦めないと集団を待つのはやめてそのままいくことに、しかしながら2人程走った時点で追いつかれ1LAP仕方ない。
みんな落胆していたら、千葉方面がピットにきて「(ホンダつぶしに)協力しませんか?」と来ました。
ええ、うちはすでに栃木4+千葉2の次の7番手で1LAP・・圏外ですからね
しかしうちには全くメリットも何もない話。(それに最初チームプレーされたしな←根に持ってるw)
そうしていたら放送で聞きなれた番号がピットペナルティー。千葉でした。
これで一気に1分差しかもこのときには栃木は4チームのうち1チームを千葉のチェックに入らせていたので7位が一気に4位まで狙える可能性が!がぜん火がつき皆で追い上げます。一時期30秒まで詰まりますがピット後退でまた1分とかを繰り返しもどかしい状況。栃木にも「1LAPすれば楽でしょう」とそそのかし協力してもらうがなかなかうまくローテが回らない
青柳さんに変わったタイミングで弥市も宮が出て行ったので期待。ここでまたもや狂犬青柳さんが暴走する!がんがん踏みまくりどんどん差を詰めついには追いつく!
「やったーナイスラン!」無線でみんなが声をかける。
「ガンガン行っていいっすか?」
「え?(なんか意味分からんが)うん。うん。いけいけ!」
「ヨッシャー!!!!」
雄たけびとともにアタック!!!げ!そのまま千葉方面も栃木方面も置いてアタック!(やっぱり恐ろしいw)
で2周ほど走り「入ります!」
ん?交代回数足りてるよね?
ここではいったらまた30秒ロスするからなあ。
「いや、ペース落としていいからいけるなら後20分・・・」
「入ります」
あわててふじさんを準備させる。千葉方面も必死に踏んでる。走りだした瞬間に通り過ぎて行った。
20秒差ぐらいかな?しかし相手は学生チャンピオンで小集団(その時で6人ぐらい)こちらは一人
追いつけるか?1周おわり15秒ほど・・全力で3分行っちゃってこれならきついな。正直あきらめかけた
「風きつい!」ふじさんから無線がはいる。やっぱりむりかあ。
ん?バックストレートで差がドンドン詰まっていくのが見える・・
おおおおお追いついた!!!!正直鳥肌立って泣きそうになった!すげえよアイツ!
ちなみに6分間320wだったらしい。
後はアンカー黒澤さんに4〜7位争いスプリントを託すだけ
結果的にスプリントはダメでした。仕方ない。集団内めっちゃ怖かったみたいだし
ところがちょっと特殊なレギュレーションがあるらしい「1位より前でゴールしたらもう1周」チェッカー振られてるのにもう1周だそうで、それをきいてあわてて無線でもう1周しろと連絡。
千葉方面と競りながら帰ってきて1チームには負けたがもう1チームには勝って終了。
ところがしっかり栃木方面はスプリントした後そのまましっかり休まず1周してなんと4位も取ってしまった
(千葉方面のチェックに回っていた4番手を自分たちが千葉方面追い上げる時一緒に引き上げてしまって復活していた)
さすがにあの人数でチームプレーされたら最後までいっても勝てたかは??ですが表彰台独占を阻止することはできたかなあ。勝負にたらればはないから仕方ない。人の力等利用しなくても勝てる様に精進するのみです。
おわってみれば上位6チーム160周=320キロちょい、同一周回で大会記録。アベレージ40km ピットのゆっくりを考えたら実質42ぐらいはあるだろうなあ。レベル高くなったなあ。
茂木で亡くした自信の3分の1ぐらいは回復したけどまだまだ弱いことには変わりないのでまだまだがんばりまっせ