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またしても ゴールが遠い サロマみち〜第28回サロマ湖100kmウルトラマラソン未完走記3 (2013-7-8 21:44:51)
(3)長い旅の始まり
午前2時。携帯のアラームとともに目を覚まします。ゴソゴソと布団から抜け出し、昨夜のうちに買っておいた朝食を食べます。顔を洗ってトイレを済ませ荷物の準備をします。
持って行く荷物は前日のうちに用意しておきました。ランシャツにナンバーカードもつけてあります。忘れ物はないはずです。タイツは会場で履くこととして、インナー代わりのランパンを履きます。上には半袖Tシャツです。長袖にするか半袖にするか迷っていましたが、長袖を着ることにしました。
気温は27度くらいまで上がるのではないかと言われています。最高気温が14度だった昨年とは違い、今年は暑いサロマになりそうです。
だけど最高気温だけを意識してはいけません。スタートは午前5時。1日で最も寒い時間帯です。そして私たちギリギリランナーがワッカに入るのは午後3時ころ。今度は涼しくなり始めます。しかもワッカは風も強く、汗に濡れた体を急激に冷やします。長袖ならば暑い時は腕まくりをすればよく、寒い時は袖を下げることができるので、1日の気温の変動に対応しやすいだろうと判断しました。
赤い袋と青い袋を持ち、出発します。部屋の鍵と車の鍵は忘れちゃ大変ですからゴール行きの青い袋の中にしっかりと入れておきます。
外に出るとフーさんの車も来ていました。気温はやはりひんやりとしています。それでも例年と比べれば少し高いようにも感じます。私たちも車に乗り込み、スタート地点の湧別に向かいます。
まだ暗い中を湧別に向かいます。晴れる年でもこの時間帯はガスがかかっていることも多いサロマです。霧の中をスタートして7時ころから晴れて急に気温が上がる、ということもよくあります。でも今日はまったくガスもかかっていません。朝から好天になりそうです。
約30分で湧別に到着します。まだスタートの1時間30分前ですが、駐車場はかなり混んでいます。車中泊やテント泊のランナーも多いので、前日から泊まっている車も相当数あります。そんな中、空きを見つけて車を停めていざ出陣です。
ちょうど日の出の時間を迎えたようで、太陽が上ってきました。
こうしてきれいな朝日の写真を撮ったのは今回が初めてではありません。ガスもかからず綺麗な朝日を見て写真を撮ったのはいつ以来でしょう。と考えたら、それは3年前のことでした。前日には北見で38度を記録し、大会当日も30度近くまで気温が上がった年です。やはり今年も暑くなりそうです。
スパーク湧別に移動して、最後のスタート準備をします。タイツを履いてTシャツの上にランシャツを着ます。それから帽子を・・・あれっ?帽子はどこ?今日のウェアをまとめて入れておいたはずの袋に用意してきたレース用の帽子が入っていません。どうやら昨夜入れ忘れたようです。昨日買った帽子は部屋に置いてきているし・・・。レストステーション行きの荷物の中に入れていた予備の帽子を引っ張り出します。今日は帽子なしでは大変です。3つの帽子のうち1つだけでも持ってきてよかったです。
トイレが混雑しないうちに済ませに行きます。昨年もそうでしたが、スタート地点近くの仮設トイレの方が空いていますのでこちらで済ませます。
私たちが到着した頃はまだ人がまばらだったスパーク湧別も、あっという間に人が詰めかけています。そこかしこで知り合いのランナーと会い挨拶をします。仲間のランナーたちと顔を合わせるたびにどんどんテンションが上がっていきます。
スタートまで30分となり、荷物を預けに行きます。ここでもまた懐かしい仲間と顔を合わせます。年に一度、ここでこうしていろいろな仲間と会えるのがサロマの楽しみの一つでもあります。荷物を預けたら、お約束の使用前写真を撮ります。
それからスタートエリアに向かいました。オーバーペースを避けるために後方に並びます。特に作戦をたてているわけではありませんが、前半は極力ダメージを感じないように走りたいところです。そして後半は我慢の走りを心がけます。目標とするペースはキロ6分半から7分です。昨年はキロ7分のペースを刻んでいきましたが、自分がもっともリラックスして走れるペースはもうちょっと速いペースかな、などと考えていました。このあたり、ダメージを感じないことだけを考えて目標ペースも定めずにとにかくゆっくり走ろうと思っていた昨年とはちょっと違っていました。
スタート時間が迫ってきますが、私がいるあたりではさほど緊張感もありません。なにしろこれから半日がかりの長い旅です。いまから緊張していたら体がもちません(笑)。
スタートゲートの時計が残り時間を刻んでいきます。10秒前からはカウントダウンも行われ、ゼロになると同時に号砲が鳴り響きました。いよいよ8回目の旅の始まりです。(つづく)
(1)8回目の挑戦
(2)感謝の気持ち
午前2時。携帯のアラームとともに目を覚まします。ゴソゴソと布団から抜け出し、昨夜のうちに買っておいた朝食を食べます。顔を洗ってトイレを済ませ荷物の準備をします。
持って行く荷物は前日のうちに用意しておきました。ランシャツにナンバーカードもつけてあります。忘れ物はないはずです。タイツは会場で履くこととして、インナー代わりのランパンを履きます。上には半袖Tシャツです。長袖にするか半袖にするか迷っていましたが、長袖を着ることにしました。
気温は27度くらいまで上がるのではないかと言われています。最高気温が14度だった昨年とは違い、今年は暑いサロマになりそうです。
だけど最高気温だけを意識してはいけません。スタートは午前5時。1日で最も寒い時間帯です。そして私たちギリギリランナーがワッカに入るのは午後3時ころ。今度は涼しくなり始めます。しかもワッカは風も強く、汗に濡れた体を急激に冷やします。長袖ならば暑い時は腕まくりをすればよく、寒い時は袖を下げることができるので、1日の気温の変動に対応しやすいだろうと判断しました。
赤い袋と青い袋を持ち、出発します。部屋の鍵と車の鍵は忘れちゃ大変ですからゴール行きの青い袋の中にしっかりと入れておきます。
外に出るとフーさんの車も来ていました。気温はやはりひんやりとしています。それでも例年と比べれば少し高いようにも感じます。私たちも車に乗り込み、スタート地点の湧別に向かいます。
まだ暗い中を湧別に向かいます。晴れる年でもこの時間帯はガスがかかっていることも多いサロマです。霧の中をスタートして7時ころから晴れて急に気温が上がる、ということもよくあります。でも今日はまったくガスもかかっていません。朝から好天になりそうです。
約30分で湧別に到着します。まだスタートの1時間30分前ですが、駐車場はかなり混んでいます。車中泊やテント泊のランナーも多いので、前日から泊まっている車も相当数あります。そんな中、空きを見つけて車を停めていざ出陣です。
ちょうど日の出の時間を迎えたようで、太陽が上ってきました。
こうしてきれいな朝日の写真を撮ったのは今回が初めてではありません。ガスもかからず綺麗な朝日を見て写真を撮ったのはいつ以来でしょう。と考えたら、それは3年前のことでした。前日には北見で38度を記録し、大会当日も30度近くまで気温が上がった年です。やはり今年も暑くなりそうです。
スパーク湧別に移動して、最後のスタート準備をします。タイツを履いてTシャツの上にランシャツを着ます。それから帽子を・・・あれっ?帽子はどこ?今日のウェアをまとめて入れておいたはずの袋に用意してきたレース用の帽子が入っていません。どうやら昨夜入れ忘れたようです。昨日買った帽子は部屋に置いてきているし・・・。レストステーション行きの荷物の中に入れていた予備の帽子を引っ張り出します。今日は帽子なしでは大変です。3つの帽子のうち1つだけでも持ってきてよかったです。
トイレが混雑しないうちに済ませに行きます。昨年もそうでしたが、スタート地点近くの仮設トイレの方が空いていますのでこちらで済ませます。
私たちが到着した頃はまだ人がまばらだったスパーク湧別も、あっという間に人が詰めかけています。そこかしこで知り合いのランナーと会い挨拶をします。仲間のランナーたちと顔を合わせるたびにどんどんテンションが上がっていきます。
スタートまで30分となり、荷物を預けに行きます。ここでもまた懐かしい仲間と顔を合わせます。年に一度、ここでこうしていろいろな仲間と会えるのがサロマの楽しみの一つでもあります。荷物を預けたら、お約束の使用前写真を撮ります。
それからスタートエリアに向かいました。オーバーペースを避けるために後方に並びます。特に作戦をたてているわけではありませんが、前半は極力ダメージを感じないように走りたいところです。そして後半は我慢の走りを心がけます。目標とするペースはキロ6分半から7分です。昨年はキロ7分のペースを刻んでいきましたが、自分がもっともリラックスして走れるペースはもうちょっと速いペースかな、などと考えていました。このあたり、ダメージを感じないことだけを考えて目標ペースも定めずにとにかくゆっくり走ろうと思っていた昨年とはちょっと違っていました。
スタート時間が迫ってきますが、私がいるあたりではさほど緊張感もありません。なにしろこれから半日がかりの長い旅です。いまから緊張していたら体がもちません(笑)。
スタートゲートの時計が残り時間を刻んでいきます。10秒前からはカウントダウンも行われ、ゼロになると同時に号砲が鳴り響きました。いよいよ8回目の旅の始まりです。(つづく)
(1)8回目の挑戦
(2)感謝の気持ち
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