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feed マイナスのオーラは出し尽くした? (2013-6-26 22:47:24)

 ずっとサロマへの不安がまとわりつき、特にここ数日の私からはマイナスのオーラが立ち上っていたと思います。

 でもサロマまであと4日となった今日。そろそろマイナスのオーラも出し尽くしたと思いますよ。

 53年生きてきて、それなりに山があったり谷があったりしました。私の山や谷はまだ小さなものだったと思いますけどね。

 でもそうした経験を経てしみじみと思います。マイナスのオーラはマイナスの事象を呼び込むし、プラスのオーラはプラスの事象を呼び込むって。

 そのいい例が北海道マラソンです。私が初めて挑戦したのが2003年です。当時の制限時間は4時間と言われていました(正確には最終関門は40km地点で、3時間45分でした。この関門をクリアすればゴール関門はありませんので、4時間を超えても完走できました)。それまでフルマラソンは3回走り、4時間48分、4時間52分、4時間17分と、箸にも棒にもかからないようなランナーでした。それがいきなり3時間50分という好タイムで完走しちゃったのです。

 どうしたことか、このときの私はスーパーポジティブでした。何の根拠もなく、私は完走できると思い込んでいました。プラスのオーラの塊でした。だからこそ、5kmごとの関門をすべて3分前程度で通過するイーブンペースで走ろうなどという大胆な作戦を立てられたのでしょう。そんな走りができると思い込んでいて、本当にやっちゃったのです。

 北海道マラソンの怖さを知らないからこそこんなにプラスのオーラに包まれたのだと思います。翌年以降は怖さを知ってしまい、「不安」というマイナスオーラにも侵食され、このときのような走りができなくなりました。昨年まで北海道マラソンは10回走りましたが、ベストはいまだにこの初挑戦時のタイムです。それだけプラスのオーラの威力は強烈です。

 サロマに初挑戦をした2005年も同じです。100kmという距離がどんなものかまったくわからないから、怖さもわかりませんでした。だから自分が走りきるというイメージしか持っていませんでした。当時はまだ全レースを通じてリタイア経験もありませんでしたから、よけいにリタイアというイメージが湧きませんでした。

 だからこのときもプラスのオーラしか持っていませんでした。いつもいつもゴールする姿ばかりイメージしていました。

 ところがそのあとは、100キロというレースの大変さを具体的にイメージできるようになってしまいました。リタイアの味も覚えてしまいました(初リタイアは2005北海道マラソン)。こうなると、走れない自分の姿をどんどんイメージするようになってしまいます。どんどんどんどん不安になっていきます。レースの最中も、ちょっとしたことが気になりだすと、そこから不安がどんどん広がっていきます。いつしか私はマイナスオーラに支配されるようになってしまいます。そして最後は自滅をしてしまいます。

 昨年は久しぶりにプラスのオーラに包まれた年でした。ランナーズの取材があったりして完走しなければならない理由もありました。加賀谷はつみさんの「君がいる」をヘビロテして、「絶対にたどり着いてみせる」という言葉を全身にしみ込ませました。だから70km関門を4分前通過という絶望的な状況でも、完走することを信じて疑いませんでした。

 不安だ、怖い、やめようかな・・・いまはマイナスオーラを撒き散らしながら不安を口にしています。でもそろそろ不安を口にするのも飽きてきました。もうそろそろマイナスのオーラも出し尽くしたことでしょう。

 残り4日間。ここから先はスーパーポジティブで、プラスのオーラをどんどん出しまくりますよ〜。



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