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ホワイトノイズ (2013-6-25 0:21:34)
赤ちゃんを泣きやませるために効果的だと言われている「シーっ」という音は、ホワイトノイズだということで、探してみたら、Youtubeにも複数の動画が載っていた。というかこんなものまで載っているYoutube恐るべし。
ところで、ホワイトノイズの他に、ブラウンノイズとかピンクノイズというものまであるということを初めて知ったので勉強がてらに記録。
極々簡単にまとめると、ホワイトノイズというのは全ての周波数で同レベル程度の音量が出ている雑音、ということらしい。光で言うと全色混ぜれば白色の光ということで「ホワイト」と言われる。ではピンクノイズとは何かと言うと、周波数の低い方(低音)になるほど音量が強くなる分布となっている雑音ということで、ホワイトノイズよりも若干くぐもった感じの雑音となる。光で言うと赤に近い(つまり周波数の低い)方が強いからピンク色系の色になるということで「ピンク」と名付けられたそうだ。
ではブラウンノイズは茶色かというと、そうではなかった。ブラウンノイズでは、ピンクノイズよりもさらに低い周波数強め、高い周波数弱めの傾斜となっており、その雑音は「ブラウン運動」と同じ理屈で起きている(この辺になるとチンプンカンプンだが…)ということで、ブラウンノイズ、あるいはブラウニアンノイズ、と言われるのだそうだ。そもそもブラウン運動を発見したのがイギリスの植物学者ロバート・ブラウンで、その名前をとってブラウンなのであって、茶色は関係ないのだ。
ちなみにこれら3種類のノイズを惜しげもなく提供してくれる「SimplyNoise」というサイトまであった。これでそれぞれの雑音を聞き分けられるのだが、ホワイトノイズが最も甲高いシャーっと言う感じ、ピンクノイズがややくぐもったザーっという大雨の時の音のような感じ、ブラウンノイズはさらに低くなって、大きな滝のようなゴーっという感じの音である。
さらにどうでもいい話だが、ピンクノイズと聞いて、最初は何かエッチな関係のものかと想像してしまった。
本件、子育てシリーズに入れるかどうか微妙だったが、スピンオフ案件と言うことでカウントせず。