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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 青空に 映えるドヤ顔 スライム君〜びえいヘルシーマラソン2013完走記1 (2013-6-21 22:59:31)
(1)スライム君 出陣

 私の生まれ故郷である美瑛町。この町で行われているびえいヘルシーマラソンは、私がランナーとなるきっかけを与えてくれた大会であり、私の人生を大きく変えるきっかけとなった大会でもあります。

 そのあたりのことは、昨年書きました「うつ病ランナーサロマを走る」の中にも書いています。よろしければ読んでみてください。

 この大会はハーフ、クォーター、ワンエイツの3種目がまったく違うそれぞれ特色あるコースで行われるというのが特徴となっています。メイン種目のハーフマラソンは、国立大雪青少年交流の家をスタートして駆け下りてくるワンウェイコースです。ほとんど下りのため好タイムは出やすいのですが、足へのダメージはけっこう大きくなるコースです。そのためサロマに出るようになってから、この大会にはあまり参加しなくなりました。

 でも昨年からはワンエイツに出るようになりました。というのも、このワンエイツのコースの1km地点は、私の実家から100m程度しか離れていないのです。体が衰えてきてなかなか遠出をできなくなってきた父親にも、このワンエイツを走れば息子の走る姿を見せられます。

 そのあたりのことは「父の日」という作品にまとめて昨年のプラタナス大賞に応募しました。こちらは短い作品なので読んでみてください。

 それまでの自己ベストは、2000年の大会のときにOgakunと親子ペアで走った23分34秒でした。ところが昨年、22分05秒と従来の記録を1分29秒も縮める記録で走りきったのです。

 いよいよ今年は21分台に挑戦と思っていましたが、残念ながら今年はシーズンインから順調な調整ができません。スピード練習は1回もやっていないことに加えて、前週の利尻のレース中に痛みが出てきた左腰の状態もよくならず利尻のレース後は一度も走っていないという状況です。25分を切れれば御の字といった状態でした。

 美瑛には前日入りをして自宅に泊まります。15時から始まる受付に行き済ませてきます。

Road to SAROMAN BLUE-TS3V0040.jpg


 これであとはスタート時間に間に合うように会場入りすれば大丈夫です。

 夕食と朝食を買いにスーパーへ行くと、なぜかソーラースイングのくまモンが売られています。そしてなぜか私は買ってしまいます(笑)。



 2月の熊本城マラソンに出場してからというもの、今は毎週Uラジくまもとを聴いているなどすっかり熊本ファンになってしまいました。

 夕食後はBS-TBSの「日本の名峰・絶景探訪」を見て、それからウェア類の準備です。今回は先日購入したばかりのスライム君のデビュー戦です。

Road to SAROMAN BLUE-TS3V0041.jpg


 ウェアの準備を完了し、早めに眠りにつきました。

 大会当日の朝。青空が広がり絶好の天気となりました。走るには暑すぎる天気になりそうです。私は10時10分スタートのワンエイツです。10時30分過ぎには走り終えますから本格的に暑くなる前に走り終えることができそうです。

 でも10時30分スタートのハーフは・・・。スタート直後は標高も高いし道路の両側には並木もありますから大丈夫でしょう。でも10kmあたりからは畑の中を走ります。単調な景色に加え日陰がまったくありません。厳しいレースとなりそうです。

 私も距離は短いとはいえスライム君ですから暑さは大敵です。でも北海道マラソンへのスライム君の挑戦も考えていますから、ちょうどいいシミュレーションとなりそうです。

 朝食を終えてボルタレンを飲みます。腰から左足にかけて残る鈍い痛み。この痛みにボルタレンが効くかどうか、こちらも重要なシミュレーションです。

 自宅を出ていったん実家に向かいます。実家は自宅から競技場に向かう途中にあり、競技場からはわずか500mくらいしか離れていません。早めに競技場でスタンバイしていようと思っていたのですが、気温がかなり高そうなのでしばらく待機することにしました。そして9時になってから競技場に向かいます。

 そのままレースで走れる姿で会場に向かいます。もちろん、スライム君の姿で(笑)。これまで黄レンジャーや黒子をやってきましたが、いずれも自分の顔を完全に隠していますから恥ずかしさはあまりありません。でもスライム君は自分の顔も見せていますからちょっと照れがあります。5分も歩いていれば慣れてしまいましたが(笑)。

 会場に到着してすぐakomさんに声をかけられました。LRS北海道のウェアだけでも十分に目立つと思いますが、これにスライム君が加われば鬼に金棒です。

 楽走412旭川のテントに挨拶をしてからトラックを3周程度軽くジョグをします。ボルタレンが効いてきたのか、スタートが近づきアドレナリンが分泌されているのか、痛みはほとんど感じません。これならそこそこ走れそうです。

Road to SAROMAN BLUE-TS3V0042.jpg


 10時にクオーターがスタートします。それからワンエイツのスタート地点に行くとすでにけっこうな人が集まっています。私が並んだ位置は10列目くらいでしょうか。もう少し前に並びたかったのですが仕方ありません。

 そこにshinさんも旭川から走ってやってきてくれました。shinさんもスライム君をすぐに発見してくれたようです。スライム君、大活躍です(笑)。

Road to SAROMAN BLUE-shinさんと


 やがてスタート1分前を切り、カウントダウンが始まります。30秒前・・・20秒前・・・10秒前と進み、号砲とともにスタートしました。(つづく)


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