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絶景と うにかに合戦 満喫し〜第13回利尻島一周悠遊覧人G完走記11 (2013-6-19 21:38:56)
(11) かに、うに、うに、うに、かに
体は疲れ切っているのに痛みのために眠れない。こういう経験は初めてサロマを完走したとき以来です。それだけ全力を出し切ったという証でしょうか。
昨日までの晴天が一変して、利尻富士は雲に隠れています。それだけではなく小雨まで降っているようです。レース当日が好天に恵まれてよかったと心から思いました。
昨夜は宴会の最中に眠ってしまいましたから、帰り支度は何もできていません。まずは荷物をまとめます。
フェリーの時間は8時45分です。8時にターミナルまで送ってくれるということで、朝食は7時に頼んであります。昨年はオプションでうに丼にしてもらいましたが、今年もまたオプションで生うにをつけてもらいました。
6月1日に利尻では解禁となったノナ(エゾムラサキウニ)ですが、1日は波が高くてうに漁は行われなかったとのこと。でも昨日の朝は漁が行われたおかげでこうして食べることができます。助かりました。
ご飯は3膳食べて(4膳目は恥ずかしくて自重しました)朝食を終えました。
フェリーターミナルまで送ってもらうと、仮ターミナル(昨年から新築工事中で、来年新ターミナルが完成する予定です)の中にはすでに長蛇の列ができています。私たちも並びました。昨年までは4往復あったフェリーが今年は3往復に減便されています。だからかなりの混雑が予想されます。
無事にフェリーに乗り込むと、今年も大会実行委員長をはじめとする皆さんが大漁旗でお見送りをしてくれます。その中には永ちゃんやりんごちゃんをはじめこの後のフェリーや飛行機で帰る参加者の姿も見られます。そんな皆さんに見送られながら島を離れました。
稚内ではフェリーからJRの乗り換えにあまり時間の余裕がないため急いで稚内駅に向かいます。腰が痛いため急ぐといっても知れていますが・・・。列車が発車する15分くらい前に稚内駅に到着しました。駅では昼食用の駅弁を仕入れます。事前にリサーチをして食べたかった駅弁を無事に確保できました。
11時51分発の名寄行きに乗り込みます。
それから45分の普通列車の旅を楽しみ、11時36分に豊富駅に到着します。ここから沿岸バスに乗り換えます。
もしも稚内駅で駅弁を買い損ねたら、初山別あたりで一度下車をして昼食をとらねばならないと思っていました。でも駅弁を無事に購入できましたから、安心して留萌まで乗っていけます。
始発の豊富駅前から終点の留萌十字街まで159.7km。高速道路を使わない路線では日本一の走行距離の路線バスである八木新宮特急バスの166.9kmにわずかに及びませんが、うんざりするほど長い路線バスであることに間違いはありません。滅多にできない長距離路線バスの旅を楽しみました。
12時を過ぎてから、楽しみにしていた駅弁を取り出します。
中身はかにの爪が8個も並んでいます。
幸せを感じるお弁当です。また1個だけ添えられているホタテもいい味を出していました。稚内に到着したときのかにに始まり、利尻で食べたうに、うに、うに。そして締めはまたもやかに。まるでうにかに合戦の旅です。
このバスの旅で楽しみにしていたのは国鉄羽幌線の金駒内橋梁です。昭和62年に廃線となった国鉄羽幌線の遺構が沿線に残っていますが、中でも最大の遺構です。バスの中から写真を撮り、これで今回の旅の目的をすべて達成しました。
肝心のランの結果以外はすべて思い通りというなんとも複雑な結果となってしまいましたが、WINDMANに向けても一歩前進できました。あと4回。転勤族の私ですからいつまでも利尻へのアクセスのよいところに住んでいられるという保障はありませんが、一度も寄り道をすることなく5年後にはWINDMANのTシャツに袖を通すことができるよう頑張りたいと思います。(おわり)
(1)乗りつぶしの旅
(2)かにでスタート
(3)うにの利尻富士
(4)言い訳無用のコンディション
(5)拾活のはじまり
(6)加油!加油!
(7)復活を待つ
(8)復活せず
(9)ひたすら歩く
(10)Road to WINDMAN
体は疲れ切っているのに痛みのために眠れない。こういう経験は初めてサロマを完走したとき以来です。それだけ全力を出し切ったという証でしょうか。
昨日までの晴天が一変して、利尻富士は雲に隠れています。それだけではなく小雨まで降っているようです。レース当日が好天に恵まれてよかったと心から思いました。
昨夜は宴会の最中に眠ってしまいましたから、帰り支度は何もできていません。まずは荷物をまとめます。
フェリーの時間は8時45分です。8時にターミナルまで送ってくれるということで、朝食は7時に頼んであります。昨年はオプションでうに丼にしてもらいましたが、今年もまたオプションで生うにをつけてもらいました。
6月1日に利尻では解禁となったノナ(エゾムラサキウニ)ですが、1日は波が高くてうに漁は行われなかったとのこと。でも昨日の朝は漁が行われたおかげでこうして食べることができます。助かりました。
ご飯は3膳食べて(4膳目は恥ずかしくて自重しました)朝食を終えました。
フェリーターミナルまで送ってもらうと、仮ターミナル(昨年から新築工事中で、来年新ターミナルが完成する予定です)の中にはすでに長蛇の列ができています。私たちも並びました。昨年までは4往復あったフェリーが今年は3往復に減便されています。だからかなりの混雑が予想されます。
無事にフェリーに乗り込むと、今年も大会実行委員長をはじめとする皆さんが大漁旗でお見送りをしてくれます。その中には永ちゃんやりんごちゃんをはじめこの後のフェリーや飛行機で帰る参加者の姿も見られます。そんな皆さんに見送られながら島を離れました。
稚内ではフェリーからJRの乗り換えにあまり時間の余裕がないため急いで稚内駅に向かいます。腰が痛いため急ぐといっても知れていますが・・・。列車が発車する15分くらい前に稚内駅に到着しました。駅では昼食用の駅弁を仕入れます。事前にリサーチをして食べたかった駅弁を無事に確保できました。
11時51分発の名寄行きに乗り込みます。
それから45分の普通列車の旅を楽しみ、11時36分に豊富駅に到着します。ここから沿岸バスに乗り換えます。
もしも稚内駅で駅弁を買い損ねたら、初山別あたりで一度下車をして昼食をとらねばならないと思っていました。でも駅弁を無事に購入できましたから、安心して留萌まで乗っていけます。
始発の豊富駅前から終点の留萌十字街まで159.7km。高速道路を使わない路線では日本一の走行距離の路線バスである八木新宮特急バスの166.9kmにわずかに及びませんが、うんざりするほど長い路線バスであることに間違いはありません。滅多にできない長距離路線バスの旅を楽しみました。
12時を過ぎてから、楽しみにしていた駅弁を取り出します。
中身はかにの爪が8個も並んでいます。
幸せを感じるお弁当です。また1個だけ添えられているホタテもいい味を出していました。稚内に到着したときのかにに始まり、利尻で食べたうに、うに、うに。そして締めはまたもやかに。まるでうにかに合戦の旅です。
このバスの旅で楽しみにしていたのは国鉄羽幌線の金駒内橋梁です。昭和62年に廃線となった国鉄羽幌線の遺構が沿線に残っていますが、中でも最大の遺構です。バスの中から写真を撮り、これで今回の旅の目的をすべて達成しました。
肝心のランの結果以外はすべて思い通りというなんとも複雑な結果となってしまいましたが、WINDMANに向けても一歩前進できました。あと4回。転勤族の私ですからいつまでも利尻へのアクセスのよいところに住んでいられるという保障はありませんが、一度も寄り道をすることなく5年後にはWINDMANのTシャツに袖を通すことができるよう頑張りたいと思います。(おわり)
(1)乗りつぶしの旅
(2)かにでスタート
(3)うにの利尻富士
(4)言い訳無用のコンディション
(5)拾活のはじまり
(6)加油!加油!
(7)復活を待つ
(8)復活せず
(9)ひたすら歩く
(10)Road to WINDMAN
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