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絶景と うにかに合戦 満喫し〜第13回利尻島一周悠遊覧人G完走記10 (2013-6-18 22:36:05)
(10)Road to WINDMAN
あとは鴛泊の市街地を抜けて1kmあまりです。ところが意外とアップダウンがあって最後の苦しみを味わうコースでもあります。しかも54km地点からゴールまで1km以上あるのは間違いありませんから、走っても走ってもゴールに近づかないと感じてしまいます。
さすがに街の方々が応援してくれているところではのんびり歩きたくありません。ペースはあまり変わりませんが、走るふりをしてゴールを目指します。
minisabさんとゆーすけさんがお迎えランに来てくれて、ともにゴールを目指します。応援の人がいないところではまた歩きながら。
ゴールが近づいてからは最後の力を振り絞ってまた走ります。ゆっくりゆっくり走りながら、どうにか6回目のゴールを果たしました。
7時間57分44秒。7時間を超えてしまったのは初挑戦の年以来2度目です。それでもどうにかWINDMANに一歩前進しました。あと4周です。
ゴール後はりぷらの中に昼食会場が設けられています。そちらでご飯と豚汁、漬け物で腹ごしらえをします。食後は着替えの袋を持って、温泉に向かうシャトルバスに乗り込みます。そして温泉で疲れ切った体を癒します。ただどんな体勢をとっても腰の痛みに苦しめられました。
入浴後は楽しみにしていたごほうビです。
天気は最高でしたが、走りは最低でした。さぞかし苦いビールになるだろうと思いましたが、そんなことはありません。走って温泉に入った後のビールはいつもと変わらず最高でした。
温泉を後にしてそのままペンションまで歩いて帰ります。温泉とりぷらのほぼ中間にペンションがありますから。遅い桜を眺めながらのんびり歩いて帰りました。
完走パーティーはりぷらで16時30分開始です。少し時間があるのでベッドの上で横になりましたが、横になっても腰の痛みに苦しめられます。さすがにまいってしまいました。
やがて時間となって会場に向かいます。すでに詰めかけていたチームねねすけの仲間に合流し、開場後はテーブルひとつを確保しました。
最終便のフェリーで帰る人も参加しているためあまり時間の余裕がなく、閉会式が始まると同時に乾杯が行われます。
食べ物は乾物のほかにホタテの稚貝の酒蒸しやうにのお吸い物も出てきます。
ほかにも希望者には昼の残りの豚汁も配られます。食べて飲んで楽しい時を過ごしました。
最終のフェリーで帰る人たちがいなくなり、会場内の人数が少なくなった後も私たちは飲み続けます。宴の終盤にはこの大会ですっかりおなじみになった永ちゃんがステージに上がって歌を披露してくれます。3年ぶりに聴きました。
昨年ほどの高いタワーはできませんでしたが(今年はよっこちゃんがいなかったから少ないという結論に達しました)、今年もたっぷり飲みかつ食べて楽しい時を過ごしました。
ペンションに戻ってから、二次会です。はなぜか私の部屋で行われましたが、ほかの部屋に移動する必要がなかった分助かりました。
宴の途中、いつの間にか私は(服を着たまま)ベッドの上で眠ってしまったようです。夜中に目を覚ますと誰もおらず、テーブルの上には強者どもの夢の跡が散乱していました。
それから浴衣に着替えて再びベッドに潜り込みました。ところが腰が痛くて眠れません。うとうととしては腰の痛みに目が覚めて、またうとうととしては目が覚めて、眠っているのかもしれませんが熟睡したという感覚はまったくないまま空が白んできました。(つづく)
(1)乗りつぶしの旅
(2)かにでスタート
(3)うにの利尻富士
(4)言い訳無用のコンディション
(5)拾活のはじまり
(6)加油!加油!
(7)復活を待つ
(8)復活せず
(9)ひたすら歩く
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