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絶景と うにかに合戦 満喫し〜第13回利尻島一周悠遊覧人G完走記3 (2013-6-10 22:43:09)
(3)うにの利尻富士
フェリーターミナルはまだ閑散としています。そんな中に知り合いのランナーの姿も見つけ、少し話し込みます。やがてフェリー利用者が集まってきますが、その多くはランナーのように見えます。やがて時間がやってきて、フェリーに乗り込みました。
穏やかな海を、フェリーは快調に進みます。まったく揺れることもなく、利尻富士は間近に迫ってきます。今年もまたここに帰ってきました。
フェリーが到着し、今年もお世話になるペンションレラモシリからの迎えの車に乗り込みます。やがてペンションに到着しました。用意してくれている部屋は昨年と同じ利尻富士がよく見える部屋です。
部屋で一息ついた後、受付に向かいます。受付の時間は18時30分まで。そしてそのあと楽しみな前夜祭が始まります。
受付会場であるりぷらには、受付をするランナーのほか、前夜祭の開場を待つランナーが大勢詰めかけています。その中には朝早くから利尻入りしているチームねねすけのメンバーの姿もありました。
受付を済ませて記念Tシャツでも買おうかと見ていた私。そこに映画「北のカナリアたち」のロケ地限定版DVDがあるのを見つけてしまいました。ここ利尻を始め、礼文、稚内などで撮影された北のカナリアたち。ロケ地限定版は予約販売だったため、こうして売られている数量は多くありません。
見つけたら買おうと思っていた私。迷わず購入してしまいました。
チームねねすけのメンバーと合流してまもなく開場し、私たちは同じテーブルを占めることができました。同じテーブルには毎年この大会で顔を合わせる永ちゃんもいました。
乾杯の前に勝手に飲み食いを始める大人のたしなみをわきまえない残念なテーブルもちらほらありましたが、私たちはフライングをすることもなくじっと待ちます。そして乾杯とともにスタートしました。
お目当てはなんといってもうにです。利尻のうに漁解禁日は6月1日です。でも今朝は波が高くて漁が行われなかったとか。ところがテーブル上にはうにが並んでいます。なんでも礼文のうには3月に解禁ということで、礼文からうにを取り寄せたようです。ありがたいことです。
おかげで今年もおにぎりの上にうにをてんこ盛りにする「うにぎり」を作れました。
うには利尻富士のようにそびえています。
この前夜祭は定員が300名です。でも希望者は多数あったそうで、可能な限りテーブルと椅子を詰めて340席を用意したということです。たしかにぎゅうぎゅう詰めでしたが、それでも40人くらい断らねばならなかったとか。実行委員長は恐縮していました。
今年は大会の定員が昨年より100名増えて500名になりました。これまでは500名を迎えられる体制をなかなか取れなかったそうです。というのも毎年小学校の運動会と重なっていたため、小学生がいる家庭からは手伝いや応援を出せなかったからということです。
ところが、今年から運動会の日程がこの大会のために変更されました。小学校の運動会の日程が変われば幼稚園などの運動会日程も変わり、修学旅行などの学校行事の日程も変わり、大がかりな変更となってしまったそうです。それだけの手間をかけながらも島をあげて参加者を歓迎しようという気持ち。これがこの大会の最大の魅力だと私は思います。
美味しい食べ物を食べ、お酒を飲み、すっかり気持ちよくなっていた終盤。数名の名前が呼ばれてステージに向かいます。その中にはHITOMIさんと私の名前もありました。遠方から来た人などにお土産を渡すということでしたが、HITOMIさんはアスリートの風の放送の中で、そして私はこのブログの中で、いつもこの大会をPRしているという理由でお土産をいただきました。
いただいたお土産は先ほど買ったばかりの北のカナリアたちロケ地限定版・・・。買うのが早すぎました(笑)。
やがて宴もお開きとなりました。大会前日ですから控えめに飲んだつもりですが、それでもこれだけのタワーができあがりました。
さてさて、明日はどんな走りができるのでしょうか。(つづく)
(1)乗りつぶしの旅
(2)かにでスタート
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