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木曽三川トライアスロン 完走記 ラン編 (2013-6-6 16:11:11)
最後のランは10km。普通なら、余裕でこなしてしまう距離だ。
ところが、この10kmが、とてつもなく辛かった。
まず、太腿裏から臀部にかけての、バイクによるダメージ。特にお尻が筋肉痛と、サドルによる痛さのため、足があがらない。
そして、体全体の疲労感。スイム、バイクと慣れない2種目をこれまでにないストレスをかけてこなしたことによって、体全体が、鉛でも入っているかのように、動かない。
さらに、胃のあたりの異和感。何か、体の中でグルグルと不快な物体が回っているかのような感覚。
全く、スピードをあげて走ることが出来ない。
故障していたことによる、練習不足。鯖を2週間前に完走したダメージ。それもあるだろうが、それでも、もう少しはまともに走り、颯爽と抜いていく…というイメージを抱いていただけに、精神的にも「こんなはずじゃ!」というダメージ。
ランは、片道1.25kmを4往復の道のり。普通の状態なら、あっという間に終わってしまう1.25kmの長いこと。時間がスローなスピードで流れているかのような感覚がある。
これまでに、ランニングの大会で、何度も最後はヘロヘロになって走ったことがあるが、こんな感覚は初めてだ。おそるべし、トライアスロン。
一つ一つの競技としては、さほど大変ではないのに、3種目合わさると、これほど大変なものかと思い知った。
トップグループはラスト周回で、ゴールした選手もいる。まだ元気にかけていく選手がいるのは、本当に驚きだ。
中には、僕よりも辛そうに走っている選手もいる。自分の走りがスローモーションに思えるぐらい動かない割には、かなり抜いていたというのは、応援してくれた前ちゃんの言葉。だが、もともと周回遅れだった僕が、抜いても、順位がそうそうあがるわけではない。
おまけに、足がもう攣りそうな気配。
最初の周回はキロ5分ちょっとづらいのペースだったが、3周回目からはペースが落ちてくる。
最初から応援してくれている前ちゃんに、な〜さん、坪ちゃんが、桑名から、文字通り駆けつけて応援に加わってくれた。なんとか手をふるが、「無茶苦茶きついわ、これ〜」と弱音を吐く。
バイクと同様、だんだん、走る人が減ってくる。
そして、4周回目の途中、左のアキレス腱の上部にピシッと痛みが走った。
あれ、やってしまったかな!
スローダウンして様子を見る。なんとか走れそうだ。最後までもつだろうか。
最後の周回ぐらいはスピードをあげてゴールしようとおもっていた矢先の、このアクシデント。一時はキロ7分近くまで落としてみたが、なんとか走れそうなので、6分ぐらいまでは上げる。
最後の折り返しから、僕の後ろにいる選手を、一人、二人と数えながら、 走る。前に走っている選手を、一人、一人、と抜いていく。?
そして、ようやくゴール。
なんとか辿り着いたゴール。
初トライアスロン、なんとか完走。ボロボロになりながら。
シーズンオフのいい経験ぐらいに思っていたが、とんでもなく過酷だった。
来年リベンジするかどうか...は、わからない(笑)
<公式リザルト>
総合順位 202位/完走241人中
50代男子 12位 /21人中
タイム 3:06:15
スイム 0:41:57 189位
バイク 1:29:54 222位 スイム+バイク 2:11:51
209位
ラン 0:54:24 180位
トランジッションのタイムはどこに含まれているのか?だが、おそらく、スイムとランに含まれている気がする。?