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  ホーム >> frunブログ集 >> 絶景と うにかに合戦 満喫し〜第13回利尻島一周悠遊覧人G完走記1

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feed 絶景と うにかに合戦 満喫し〜第13回利尻島一周悠遊覧人G完走記1 (2013-6-5 22:59:28)
(1)乗りつぶしの旅

 北海道の北の果て、利尻島。北海道内に住んでいても、なかなか行ける場所ではありません。

 2006年に行われた第6回大会は、この年の2月1日(水)に募集開始でした。その翌日放送のアスリートの風で第1回目の「おがまんレポート」が始まることになっていてどんなレポートをしようかと悩んでいた私は、この大会を紹介して「早速僕はエントリーしました」というまとめにしようと思いつきました。当時は美瑛に住んでいましたが、簡単に行ける場所ではありませんからこのときはこの年限りのつもりでエントリーしました。

 ところがこの年は、シーズン当初から故障に悩まされます。5月に行われたほっかいどう24時間走で膝を故障し、無理をして出場した洞爺湖マラソンでさらにおかしくしてしまい、整形外科通いが始まりました。結局ほとんど走れない状態のまま大会を迎えることになりましたが、制限時間が10時間と緩いこともあり、「痛くなりそうになったら絶対に歩くこと」を約束して参加の許可をもらいました。

 その結果、15km以降は歩きと走りを繰り返すことになり、8時間46分35秒かけて島を1周しました。

 一度限りのつもりで参加したのですが、島を離れるときには「来年も来よう!」という強い気持ちが生まれていました。この大会参加者はリピーターが遠いという特徴がありますが、その理由がわかりました。景色もきれいだし食べ物は美味しいし、そしてなにより島の皆さんの温かい人情を感じます。「景色よし 食べ物もよし 人もよし」という川柳まで思いつきました。

 第7回大会も参加しましたが、帯広に転勤してからは遠くなってしまったため参加が難しくなりました。そのため第8回、9回と欠席してしまいます。でも第10回大会は、帯広から新千歳空港までバスで行き、そこから利尻まで飛行機で飛ぶという大技を使って参加しました。

 2年前に留萌への転勤が決まったおかげで第11回大会からはまた参加しやすくなりました。以降連続して出場し、今年が6回目の参加となります。

 これまで飛行機を利用して参加した1回を除くと、美瑛からも留萌からも稚内まで自家用車で行き、それからフェリーで渡りました。

 今年も当初は自家用車で行こうと考えていたのですが、遠征期間中に奥さんの通院日が含まれています。我が家から市立病院までは5km弱。車がなければ乗り慣れていない市内バスを使わねばなりません。

 それならいっそのこと、私の方が公共交通機関を使って行ってみようじゃないか!そんなとんでもないことを思いついてしまいました。もともと車よりも公共交通機関の方が好きな私です。車ならば「移動」という感覚になってしまいますが、汽車やバスを利用すれば「移動」から「旅」になります。思いついたその日から、往復の交通機関を検討しました。

 しかし・・・調べてみればみるほど、留萌から稚内への公共交通機関となると、選択肢が極めて少ないんです。

 かつて昭和62年までは国鉄羽幌線が留萌から幌延まで通じていました。当時であれば幌延までは羽幌線に乗り、そこで宗谷本線に乗り換えればよかったのですが、今は幌延か豊富までバスで行き、そこからJR宗谷本線に乗り換えるしかありません。JRのみで行くとなるといったん留萌本線で深川まで出てそこから宗谷本線に乗り換えるという、大回りコースとなります。

 札幌から稚内へ向かう都市間バスは留萌を経由するのですが、残念ながら留萌では乗降できません。ですから実質的に公共交通機関を利用する方法はこの2つしかありません。

 金額面では圧倒的にバス利用が有利です。留萌〜豊富間のバス運賃は片道2,700円ですが、萌えっこフリーきっぷを使うと1日券で2,300円、ワイド2日券(3日間の1日目と3日目が乗り放題)ならば3,200円です。これに豊富〜稚内間のJR運賃が往復1,800円なので、5,000円で稚内まで往復できます。稚内から利尻までのフェリー往復運賃4,360円を加えても10,000円以内で往復できることになります。これは嬉しいことです。

 ところがよく調べてみると、利用しようと思っていた朝一番の豊富行きバスは土日運休でした。出発日は土曜日ですから、利用できません(気づいてよかった!)。その次のバスを利用すると豊富駅到着は13時前なのですが、稚内に向かう列車は16時過ぎまでありません。豊富と稚内を結ぶ路線バスもなく、交通機関はJRしかありません。これでは15時40分の最終フェリーにはまったく間に合いません。つまり、往路のバス利用は不可能ということです。

 往路をJR利用とすると、自宅最寄りの瀬越駅6時32分発の普通列車で深川まで行きます。深川駅で乗り換え時間は1時間ほどありますが、ここから8時52分発特急スーパー宗谷に乗って稚内到着は12時47分です。最終フェリーには悠々間に合います。

 運賃は特急料金込みで8,710円とかなり割高になってしまいますが・・・。帰りはJRが900円と萌えっこフリーきっぷの1日券が2,300円。これにフェリー運賃を加えると16,270円。正直なところ痛い額です。

 ただこういうルートにすれば、これまで未乗だったJR宗谷本線名寄〜稚内間と沿岸バス豊富留萌線の豊富〜道立羽幌病院間を乗りつぶせるというメリットもあります。こういう機会でなければなかなか乗りつぶせる機会もないので、そのために投資することにしました。

 ようやく往復の交通機関も決まり、楽しい2泊3日の旅の始まりです。(つづく)


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