frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
第1回伊豆トレイルジャーニー(2) (2013-6-1 21:08:33)
コースはこんなのです。
プロフィールマップ。
【当日 スタート〜仁科峠】
当日は3時起床。
スタートが6時なのに、起きたら6時前という夢を何度も見ました(笑)。
支給のおにぎり弁当完食。おにぎり3個にから揚げ、卵焼き、漬物。ウルトラの朝のおにぎり弁当ってどこでもこんなのが定番って感じ。
食べて出すもの出したかったけど、こちらはなかなか思い通りにいきません。
ワンウェイコースなので荷物も預けなければならず、荷物もまとめて4時半ごろ宿を出てスタート地点へ向かいます。
気温はそれほど低くないですが、湿気がものすごい。
とりあえず、ラントレ女性陣でスタートゲートでパチリ。
トイレに行ってもやっぱりダメ。う〜ん。途中で行きたくないよお。
ふゆさん達にもあえて、ゴール後のシミュレーションもできました。後はスタートを待つだけ。あたりはほんのり明るくなってきているので、ライトは使わずに済みそうです。
6時!スタート!
トップ選手は短距離走のようなスピードで走り去っていきます。当然私はぼちぼちと。
最近時計すら動かしません。スタートロスも測らずに行きます。75kmも走ればそんなの誤差のうち。
そうそう、書き忘れてたけど、当初は70kmと発表されていた距離。何度測りなおしても75kmあるそうなんです。それを前日の開会式で発表。でも大したブーイングも出ないところがさすがですよね、皆さん。
帰ってコスパが上がったなんて声もちらほら(笑)
スタートしてすぐ海岸線を離れ、山に向かって3kmほど舗装の上り坂を行きます。走れば走れる勾配。間がつまっているので歩いたり走ったり。このロードである程度ばらけるということでしたが、ボリュームゾーンはなかなかそうはいきません。
つゆきさんやよっちさんと前後しながら行きます。
トレイルの入り口に着きました。ダブルトラックのトレイルですが、やはり渋滞気味。すぐ止まります。伊豆らしくみかんの木も生えていたりして。
序盤なのでまだまだ余裕。
真夜中みたいですが、フラッシュのせいで本当はもっと明るいです。ライトいらないくらいだもの。
シングルトラックの桜田トレイルに入るところで、ピタッと止まってしまいました。みんなおとなしく順番を待ちます。
桜田トレイルは、かなり荒廃していた山道だったのを地元のMTB愛好家が中心になって整備して快適なトレイルにしたのだそう。確かに素敵なふかふかのトレイルでした。このあたり結構流れが速かったのであまり写真がとれてません。
勾配もそれほどきつくなく、走れるトレイル。想定よりもかなり早く最初の宝蔵院のウォーターエイドに到着。
W1 宝蔵院 1時間34分38秒(公式記録より)
ここでペットボトルの水を1本もらうので、ハイドレに移し替えます。
ここのエイドで男性ランナーから声をかけられました。frunの北海道のREIさんでした。
よっちさんから、トイレがすいてるって言ってもらったんですが、まだそれほど必要性を感じなかったので、ここで行きませんでした。次で行けばいいかって。でも後で考えたらここで行っておけばよかった。。。
宝蔵院からもシングルトラックがしばらく続いていきます。先ほどより少し細くなるところもあったけど、走りやすい。つゆきさんがしばらく前に見えてたけど、いつの間にか置いて行かれました。
ほどなく林道に出ます。このあたり、ガスの中にはいっているようで前後ほとんど視界がありません。どんなところを走っているのか、さっぱりわかりません。
でもそのうち、ma(mo)さんと遭遇しました。ma(mo)さんとは信越の時も前半はずっと同じようなペースでしたが、林道のペースがいっしょなのかも。盛んに眠くなるとおっしゃってましたが、そのうち置いて行かれました。
ガスが晴れてきて、林道の雰囲気が見えてきました。昨日の開会式で鏑木さんが「照葉樹の走りやすい林道」といわれていた通り、路面は比較的締まっているし、勾配も適当で、割と走りやすいです。椿のような木が時々生えていて、日本というよりなんか中国の南の方の感じがします(行ったことないけど・笑)
林道は嫌がる人が多いけど、私は距離が稼げるので嫌いじゃないです。
諸坪峠を過ぎると、少しずつ展望も出てきました。山深い雄大な感じです。
ぐんぐん高度を下げていくと、第1エイドの黄金橋に到着。
さあ、トイレを済ませておこうかと思いきや、なんと大行列!
ひゃ〜〜って思いましたが、なまじここまで貯金があったものだから、少しぐらいゆっくりしてもいいや〜と
並びました。
先行していた、ラントレのつゆきさんやしょさん、もっくん、よしかさんと遭遇。皆さん先にスタートされます。
しばらく並んでいると、エイドの人がケースにバナナや桜餅を入れて、トイレの列に持ってきてくれました。
これは嬉しい。少しでもタイムロスが緩和できます。
その後、もりもり神戸さんやMOMOさんもやってきて、やはり先にスタートしていかれました。
このエイドに入ったのが大体3時間50分位だったので、ほぼ30分のトイレロスでした。結局肝心なものは出なかったし。とほほ。
A1 黄金橋 4時間22分38秒
ここまでに約1時間あった貯金を30分も使ってしまいました。
やっぱりちょっと焦りがあったのでしょうか。知らず知らずペースが上がっていたように思います。
すぐに先行するMOMOさんともりもり神戸さんをパス。
MOMOさん、足が心配だったけど、ここまではペースを守ってしっかり来られてます。さすが。
黄金橋エイドからは緩い上りの林道。今度は上田offsideさんに遭遇しました。
サクサク走っておられます。トレイル始められてそれほど経ってないのに、もうバリバリのトレランナー。
しばらく前後にご一緒させていただきましたが、林道の終わりから二本杉峠への山道に入ると、置いて行かれました。
この山道がきつかった。かなりきつい上り。ここもシングルトラックで流れにある程度乗らなければならないところがあって、自分よりもハイペースで上らないといけなくてかなり足を使ってしまいました。これが後々響くことに・・・。
二本松峠について、ここから伊豆山稜線歩道です。アップダウンは比較的少ないけど、ところどころピークを越えるのにきつい勾配のところがあります。
この歩道のうち一部(8kmほど)は自然保護の観点からトレイルを荒らさないために追い越し禁止区間になっています。それにかなり細く崩落しかけているところもあって、そんなところは慎重に行きます。
でもトレイル自体はブナ林の卓越した静かな森。ちょっと鯖街道の根来坂を思い出させるようなところ。この日はまだ新芽が出ていなくて枝だけでしたが、新緑の頃にもう一度来たいと思いました。
何か所から雪も残っていました。
このころになるとかなりランナーはばらけていますが、時々集団でどーーっと走ってきます。追い越し禁止といわれているので、なるべく流れに乗っていきたいのですが、時々速すぎるとなったら道を譲ります。
そのうち、周りにいるのは同じような人ばかりになり、道を譲ったり譲られたり、譲ってもらうのを断ったりの繰り返しとなってきます。勝手に周りのランナーに親近感を持ったりして(笑)
猫越岳(ねっこだけ)が近くなってくると、だんだん樹高も低くなってきて、枝をくぐる回数も増えてきます。小さなまりもはあまり枝に当たることもないのですが、一度おもいきり「ガン」って当たってしまいました。帽子とサングラス掛けててよかったです。
この付近木が低いのは風が強いせいなんでしょうね。
猫越岳(ねっこだけ)に着きました。歩道にも距離表示があるのですが、なんか大会の地図と合いません。距離表示がおかしいのはこのあたりなのか!?まあしょうがないわ。
事前の予習で、この山頂の近くには池があると聞いていたので、ほんのちょっとトレイルを外れて(ちゃんと導入路はついてますよ)、池も見てきました。
もう少しで第2エイドの仁科峠です。追い越し禁止区間が終わる後藤山を過ぎて下っていくと、目の前が開けてきました。
写真ではわかりにくいと思いますが、前方は木々が全くなくなり、砂漠のような色をした土地が広がっています。えっ!砂漠?と思いましたが、砂でなくて笹原なのでした。そして相当な横風が吹いてきました。いよいよ強風地帯に突入です。
A2 仁科峠 7時間44分14秒
仁科峠では、スポドリがなくなっていましたが、幸い楽しみにしていた塩かつおうどんが残っていました。ほの温かいおうどんに鰹節がたくさんかかってて、おいしかったです。おつゆまで完食。
おうどんを食べていると、見知らぬ女性ランナーに声かけられました。信越の時に同じような感じで走っておられた方のようで、その時の私のブログ記事にもコメントいただいてた方でした。嬉しいですねえ、こういうの。
今回もお互いの健闘を誓って励ましあい。また信越でお会いしましょうね。
(続く)