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六甲キャノンボールラン (2013-6-1 21:08:33)
六甲キャノンボールラン大会に出てきました。
六甲縦走路を片道or往復する大会です。人力ならランでも登山でも、MTBでもパラグライダーでも、馬でも!なんでもいいそうです。
さすがにパラグライダーや馬の方はありませんでしたが、MTBの方はおられました。
私は宝塚スタート、須磨浦ゴールの片道、SPEED部門(スピードないけど)
一番の問題は朝の始発に乗れるかということ。受付が宝塚7時までなんだけど、始発を逃すと間に合わない!
六甲全縦ってこれがネックなんですよね。
必死のパッチで、自転車飛ばして阪急嵐山5:09発に乗れました。
でも眠い眠い。途中で乗り過ごしても間に合わないので、大変です。
時々、くーーーーっとあちらの世界に引き込まれましたが、なんとか宝塚にたどりつきました。
駅のトイレで試みるも・・・出るものが出ない(;´д`)トホホ…
会場につくと、ラントレの人たちもたくさん集まってました。
しばらく談笑してスタート。
後ろの方からぼちぼちと行きます。塩尾寺まではずっとロードのはずと思っていたのですが、途中からどんどん山道に入っていきました。先頭が近道を知ってそちらに入ったんでしょうね。そのまま列が続いていきます。そんなわけで、早いうちから縦一列になりみんなともはぐれてしまいました。まあ、もとから一人旅の予定。気楽に行きます。
塩尾寺途中の休憩所に出て、そこから全縦コースに復帰。近道が功を奏したのか、30分強で塩尾寺までつきました。ここからトレイルイン。しばらくは急登が続きますが、だんだん傾斜も緩くなってきて、走れるところも出てきました。同じくらいかちょっと速いくらいのペースの人の後について引いてもらって、序盤のペースができました。まだ走りだしなので、足も元気です。ウィンブレ着てたら暑いくらい。
往復のアキさんに会いました。膝打って痛いそう。
六甲最高峰までは、特に展望もなく、エイドもなく、淡々と走るだけです。緩い登りやロードはエアストック作戦(ダブルストックを使うように両手を動かして走ったり歩いたりする)です。こうすると、結構リズムができて楽に行けます。譲ったり譲られたりしながらペースの合う人についてき、縦走路分岐点までも想定よりも早く着きました。ここまで2時間。
一軒茶屋のエイドで、ライダーさんと会いました。ミニトマトをよばれて美味しかった。
ここからは、ロードを行ったり、トレイルを行ったり、適当に行きます。ロードはアップダウンは少ないけど路面が固くて、トレイルはアップダウンはあるけど距離が短い。どちらを行っても同じような時間です。
みよし観音のエイドにコロッケがあったのでよばれました。美味しかった。
でも、朝から出てない(苦笑)ので、お腹が張ってきて時々痛くなってきました。困ったなあ。でも市が原まではところどころトイレもあるので、比較的安心。
ロングトレイルでは前後のランナーさんと話をすることも多く、今回も六甲詳しい方に、縦走路とロードどちらに行けばいいかいろいろ教えてもらえました。途中道間違えそうにもなったけど、おかげで外れることはなかったです。
掬星台にも結構早くつけました。エイドのところで列ができてるので並んでいたら、カップめんの列でした。美味しそうでいただこうかとも迷ったけど、お腹のこと考えたらちょっとヘビーかなと思って、パス。
持ってきた携行食もなるべく食べて軽くしたかったし。
天狗坂や稲妻坂も下りだからラクラク。縦走路は宝塚から行く方が楽みたい。
市が原にも4時間半で到着。ここでトイレに行ったのですが、10分位がんばってもやっぱりだめだった。文字通りの大休憩になってしまったが甲斐なし。
さあ、ここから後半戦。途中ですれ違った応援ランのみやじゅんさんが、もっくんが大龍寺エイドで日本酒抱えて待ってると聞いたので、楽しみに行きました。エイド直前には「びや〜ん」とか「走らんかい!」の看板が。脱力。
エイドでビールちょっといただきました。普段はラン中には絶対飲まないようにしてるけど、これは美味しかった。それと豚汁もいただきました。
ここからまたトレイルイン。鍋蓋山・菊水山ときつい上り下りが続きます。同じように走っていた水色のTシャツの二人組の男性に「まりもさんって呼ばれてましたね。六甲の顔ですか?」といわれてしまった。「いえいえ、キャノンボール初めて参加ですよ。同じチームの人がたくさん出てるので、みんな応援に来てるだけです(笑)」
この二人組とは登りでぬかされ、下りでぬかすという、デッドヒートを繰り広げました(笑)
鍋蓋山から下ると向こうに菊水山が見えるので萎えます。ほんと。なんでこんなに下ってまた登るの〜。
でも一番苦しい菊水山の登りで、向こうから、つゆきさん達が応援ランに来てくれて、すごく力をもらえました。応援の力ってすごいですね〜。
菊水山から下りて(この階段地獄も下りだからラクラク)烏原のエイド。はちみつレモンが美味しかった〜。
鵯越から丸山にかけては、別の男性二人組と前後して行きました。丸山の市街地、複雑でよくわからなかったのですが、しばらくついていったので迷わずに行けました。でも途中で自販機で栄養ドリンクがおいしそうで飲んでるうちに、先に行かれてしまいました(当然だ)。それからは全縦の地図と首っ引きだったのに、結局2回もロストしてしまいました。
なんとかコースに戻れて、高取山の登り。砂防ダムみたいなものの工事していてちょっと道が変わっていたみたい。ここの上りもしんどかった。足も疲れがたまってきてるので、上りのペースもかなり落ちてます。まあ前回の伊豆に比べたらマシだったけど。
高取山から直接長田に下りてあさひゆさんに行こうかとも考えてたけど、まだ時間も速かったので、須磨までいくことにしました。この付近からは、ストック一本持った男性ランナーとずっと一緒でした。みんな膝が痛いのか、結構下りがゆっくりの人が多いです。下り苦手なまりもが下りで先行するなんてあまりないのに。
妙法寺まで下りてきたら、近所のおっちゃんが道案内してくれて、しかも「ヤクルト1本飲んで行き」とくれました。感謝。
さあ、最後の難関は須磨アルプス。だんだんサーフェイスがザレザレとしてきます。これまで手に地図を持って走ってましたが、ここは両手両足を使っていかないといけないので、地図もザックにしまって準備OK。馬の背はいいのですが、その前後が大変でした。特に上りでルートを少し外してしまって、ザレザレの急崖をよじ登ることになってしまった。つかんだ岩も崩れてきそうで怖かったです。気をつけないといけませんね。
ここで雨や風にならなくて本当によかった。天気悪かったら無理です〜。
須磨アルプス過ぎたらすぐに高倉台への階段かと思ってたら、意外に長かった。まあ、でも高倉台のスーパーの前で8時間半かかってなかったので、これは9時間半切りもできそうだと気合いが入りました。おらが茶屋までも階段を上るしかないと思っていたら、レッドクロスのゼッケンをつけた人が「今の足ならこちらの方が早いから」とう回路を教えてくれて助かりました。
旗振山の手前まで来ると、明石海峡大橋も見えてテンション上がった!ここからは下りだけ。はやる気持ちでコケないように気をつけて階段を下って、ゴール!
9時間18分。思ったより早くゴールできてよかったです。
ゴール後は、家に帰ってご飯しないと行けなかったので、早々に会場を後にして、長田のあさひゆさんによてお風呂入って帰宅しました。ほとんど何も食べてなかったので、お土産に買った551の豚まんの誘惑に勝てず、途中で1個食べてしまったのはご愛敬ということで(笑)