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子育てノート(1) (2013-5-30 0:54:30)
第一子誕生から半月あまりが経過した。この間にもいろいろなことがあったが、今後とも不定期に起きたこと、気がついたこと、思ったことを徒然に記録していこうと思う。まあいうなれば小学校の時にやったようなアサガオ観察日記の育児版というところだ。
・母は偉大なり
生まれたばかりの赤ちゃんは、数時間おきでの泣く、おっぱい、寝るの繰り返しである。幸いにして相方の母乳の出は多いようで、母乳中心に与えているが、昼夜を問わず数時間おき、下手すれば毎時間授乳しなければならない。当然ながらまともに寝ることはできない。
あまりに夜中泣くのでノイローゼになりかけながらも、何とか耐えている感じだ。まさに母は偉大なり、である。自分を含め母以外の者は極力サポートしなければならないのだが、なかなか至らぬことも多く、反省の日々だ。こちらは母子を実家に預けて夜中は自宅に帰り、夜泣きにも遭わずに眠っており申し訳ない。
ちなみに、母乳は足りているのだが、あえてほ乳瓶でミルクをやると、飲むスピードが速いためか短時間で一気にお腹一杯になり、比較的簡単に寝付いてくれるようだ。従って、食事など長めの休息を取りたい時の前にはガツンとミルクをやって数時間連続して寝てもらうという技を編み出した。
・新生児のウンチ
某バラエティー番組でも採り上げられたネタだが、新生児のウンチは成人のような臭さはない。ただ、ニオイ自体はあって、ご飯が炊けたときのような、あるいはヨーグルトの発酵したようなニオイがする。
そして色は黄色である。イメージとしては、練りカラシをもう少し明るい黄色にした感じで、かつ粒状になったものも混じっているので、粒々マスタードによく似ている。しばらくはソーセージにマスタード付けて食べる気になれない。
・新生児も風邪を引く
事前に見聞きした話では、赤ちゃんは生まれてしばらくは母親の免疫が効いていて風邪を引かない、というはずだったのだが、生後1週間目ぐらいで、黄色い鼻水が出て風邪っぽい症状になった。また、左目の方に目やにが多い状態となっている。
相方は苦労して小児科に連れて行ったのだが、生まれた産婦人科で診てもらえと言われ、産婦人科へ行くと今度は小児科で診てもらえと言われて、たらい回しになった。結局診てもらった小児科でも、生後数日では薬をあげる訳にも行かず、相当の高熱が出ているのでもなければ、様子を見守るしかないという結果だった。今のところ徐々に快方には向かっているようだ。
思うに、生まれてしばらくの赤ちゃんは風邪を引かないのではなく、母親由来の免疫が効いていて、普通の大人がそんなに頻繁には風邪を引かない程度の威力は発揮している、それが切れて自分自身の免疫に移行するときに、前に比べて弱くなってしまう分、頻繁に風邪を引いたり熱が出たりするのが実態なのではないだろうか。その確率・頻度の差が大きいので、あたかも生まれたては風邪を引かないと思いこんでいるだけなのかもしれない。
・泣き声は判別不能
赤ちゃんの意思表示方法は、当分の間、文字通り泣きの一手しかない。ただ、この泣き声も、よく聞き分けると何が問題なのか、何が必要なのかがわかるという資料もあった。しかし、実際に泣き声に直面してみると、皆目見当がつかない、というのが実情だった。
結局のところ、授乳時間から勘案してお腹が空いたのか、オムツを替えてほしいのか、暑いのか、寒いのか、構ってほしいだけなのか、片っ端から思い当たる原因を当たってみて、たまたま当たりで泣きやめばそれでよし、外れた場合は延々とグズり続けるということの繰り返しだ。ここは発想を切り替えて、赤ちゃんが泣いていたらすべて何かが悪いということではなく、ちょっとぐらい泣いていた方が運動にもなってよい、というぐらいに思って、泣き声が続いても途方に暮れない心を持つしかないのかなと思っている。
かつて、犬の鳴き声を人間の言葉に置き換える「バウリンガル」とかいうおもちゃが流行ったことがあるが、赤ちゃんの泣き声を解析してその意味を表示する装置が実用化されたら、相当の親たちが救われるに違いない。