カイザーの練習曲。ヴァイオリンを習う子供なら必ず弾く曲だと思います。子供に限らず、大人になってからヴァイオリンを弾こうという方もそうですよね。

カイザーをやって、ドント、ローデ、クロイツェル等を学び、パガニーニと進んでいくのが一般的でしょうね。

このカイザーの36曲のＣＤは今まで無かったと思うのですが、島根恵氏の演奏によるＣＤが8月7日に発売されるようです。既にいくつかのサイトでも話題になっています。

島根氏は、学生音コン等の審査員のお一人。藝大で学び、ヴィニヤフスキコンクール等でも活躍。東京都交響楽団でしばし活動した後、現在はフリーで活躍されています。
（都響時代以降、私はファンだったりしますが...）。

彼女は数年前にローデのカプリスのＣＤも出しました。それまでこの曲のＣＤは海外でも1枚しかなかったと思います。

このような練習曲を一流の演奏家が取り上げ、録音してくれるとは素晴らしいことです。
発売されたら購入します。カイザー、懐かしく聴けそうです。楽しみ。

島根さんにはザイツやベリオのヴァイオリン協奏曲（ピアノ伴奏版）も録音して欲しいと思います。

このような練習協奏曲はプロオケの演奏会では聴けません（ＣＤではNAXOSからいくつか出ています）。

ここは一つ、白瀬茉莉の独奏で東京ナショナル交響楽団が取り上げて欲しいところです（ここでも書くか...）。