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  ホーム >> frunブログ集 >> 【ラヴェル、レスピーギのヴァイオリンソナタ】

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feed 【ラヴェル、レスピーギのヴァイオリンソナタ】 (2013-5-23 8:22:33)
ラヴェルのヴァイオリンソナタ、先日のNHK「第二楽章」で東京ナショナル交響楽団が取り上げようとしていた曲だ(^^;。


既述したが、あの場面で、この曲の譜面が出たときにはびっくりした。謎だ。


それはともかく、ラヴェルのヴァイオリンソナタはラヴェル最晩年の作品。
多くの録音も存在する。私が持っている同曲のCDの大半はフランクのソナタとのカップリングだ。


ラヴェルのソナタはドビュッシーの同作品の方が演奏機会は多いと思うし、またラヴェルのヴァイオリン作品といえば、なんといっても「ツィガーヌ」だろう。

しかし、このヴァイオリンソナタへのラヴェルの意気込みはかなりのもの。
4年ないし5年という長期間をかけ、また実際、これが彼の最後の室内楽の作品となった。
15分程度の短い曲だが、作曲の背景、そしてラヴェルの作品群を考えながら聴くと、緊張しながら聴かざるをえなくなる。

第2楽章のジャズ風なところは、何となく浮かれてしまうが、第3楽章の超絶技巧部分は取り上げる奏者も相当な心境だと思う。


このCDにはレスピーギ、グラナドスのソナタも入っている。この2曲は私は初めて聴いた。
レスピーギについては私は知っている作品は僅かしかないのだが、ここには私が感じているレスピーギとは別の世界を感じる。

同じ作曲家でも、いろいろな面があるのだなぁと感じるCD。



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