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2.ハンディキャップランナーの部屋 : 「伴走」のこと
投稿者 |
トピック |
*sakura* |
投稿日時: 2007-9-20 10:32 |
- 登録日: 2007-3-30
- 居住地: 千葉県
- 投稿: 179
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- 「伴走」のこと
- 皆さん、こんにちは。こちらのお部屋に書き込むのは初めてですがよろしくお願いします。
わたしはスペシャルオリンピックス(以下SO)の活動に参加しています。SOとは、知的発達障害のある人たちに様々なスポーツに参加する機会を提供している世界的規模の団体です。 わたしはその中で陸上プログラムの責任者をしています。
わたしたちのプログラムではSOの陸上競技会の他に市民マラソンにも参加しています。その場合、ボランティアさんに伴走をしてもらうのですが、交通費もお昼代もほとんど無しの手弁当でやってもらっていました。
過去に伴走をお願いしたのは、いつも活動している競技場が会場の大会2回、東京マラソン1回(ボランティアさんの強い?希望)です。
しかし、だんだん市民マラソン参加希望者が増えてきて、果たしてこのまま手弁当でお願いし続けていいものだろうか?と悩み始めました。
そこで、伴走をされている方、お願いしている方はどのようにされているか教えて欲しいのです。 また、ご意見などもあればお聞かせください。よろしくお願いします。
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くまぼう |
投稿日時: 2007-9-24 2:28 |
- 登録日: 2007-4-13
- 居住地: 東濃
- 投稿: 759
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- Re: 「伴走」のこと
- 私の恩師は定年後、自ら知的障害者の施設を作り、今も80歳を過ぎてなおその施設の運営をされていらっしゃいます。
その施設では、ある年は富士登山、ある年はホノルルマラソン、というように、毎年、テーマを決めてイベントを行っています。ボランティアがついて行きますが、ほとんどは施設利用者の身内のようです。 私はホノルルマラソンの話しを聞いた時、ほとんどマラソンなんてしたことのない集団で、フル経験者がいないとのことだったので、ボランティアとして同行させていただきました。 少し贅沢なツアーを組んでいたので、私も普通に行くのより少々高い金額でしたが、まぁ、初ハワイなのでそれでもいいかなと、納得しての参加でした。
私が一緒に走ったのは、20歳代の男性でしたが、「普段はおとなしいけど、興奮したら凶暴になるから気をつけてね」 と言われました。気をつけてね、と言われたって、どう気をつけていいのかわからなかったのですが、結果的に無事完走できてメデタシでした。
知的障害といっても症状は様々で、私も少なからずお付き合いがありますが、正直言って、怖いです。付き合いが浅いから余計そう思うのかもしれません。でも、全然付き合いがない人がいきなり接するのは、もっと怖いような気がします。 症状を見極めて、大丈夫そうな人に限るのでしょうか。
別な問題が色々とあるように思います。 どのようにされているのか、お教えいただけたらと思います。
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*sakura* |
投稿日時: 2007-9-24 15:52 |
- 登録日: 2007-3-30
- 居住地: 千葉県
- 投稿: 179
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- Re: 「伴走」のこと
- くまぼうさん、こんにちは。お返事をいただき、ありがとうございました。
くまぼうさんも知的障害青年の伴走経験があるのですね。ホノルルマラソンのサポートをされたようですが、障害のある彼とはその時初対面だったようですね。 それで「普段はおとなしいけど、興奮したら兇暴になるから気をつけて」ではさぞ当惑されたことでしょう。怖いと思うのも当然だと思います。
施設のほうはボランティア不足で大変、でも利用者さんたちに色々な経験をさせてあげたい、という思いで一生懸命なのでしょうが、これでは当人もきっと不安だったでしょう。 「興奮して兇暴になる」というのは不安や不本意な思いからパニックになってしまうことだと思うので、そうなった場合彼のことをよく知っている人が適切に接して落ち着かせなくてはなりません。 フルマラソンは時間も長いし、ましてや言葉もスムーズに通じない外国でのことなので、この施設の姿勢はかなり大胆ですね。 結果オーライで今もこの調子ではご家族も安心して任せられないでしょう。
大変だとは思いますが、事前に何度か一緒に走るなどして、ある程度知り合えるようにして欲しいです。
わたしたちスペシャルオリンピックスの活動は月2回のペースですが一緒にトレーニングをしているので、大体の特性などはわかっています。 地元の大会の時は参加希望のアスリートが多かったので、ボランティアさんは外部の人にもお願いしました。 その時も出来るだけ事前に一緒に活動に参加していただき、当日しか来られないボランティアさんは落ち着いていて心配のないアスリートについてもらいました。
わたしたちは普段陸上競技場で定期的に活動していますので、一般のランナーの目につくこともあり、周囲への理解も少しずつながら進んできているように思います。 でも、施設ですとワザワザ競技場に行って練習することも大変で、練習時間も職員やボランティアの人手が十分でないことも多く、思うように出来ないことが悩み、というのは良く聞きます。
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針小路 |
投稿日時: 2007-9-24 22:04 |
- 登録日: 2007-4-2
- 居住地: 京都市
- 投稿: 71
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- Re: 「伴走」のこと
- こんばんは 針小路です。
*sakura*さん はじめまして くまぼう さん ご無沙汰です。
私の場合は、中途視覚障害者で単独走出来なくなってから 全て伴走者の費用は、負担したことが、有りません。 地元の福知山マラソンも遠征の霞ヶ浦 新潟マラソンなどもしかりです。 ついでにスキーもそうでした。 リフト代や宿泊代までいるのにです。
FRUNで伴走にたずさわっておられる方々に ここで改めて感謝します。 ありがとうございます。
23日京都の宝ヶ池でてんとう虫マラソンが、有りました。 これは、おこしやすもそうでしたが参加者は、もとより伴走者スタッフまで全て参加料を、支払います。 参加者も最初は、視覚障害だけで始まりましたが、何時の頃からか姿態・知的と増えていきました。 nokkoさんもその当たりの事情に詳しいと思います。
BANSO−MLの管理人のくにさんは、横浜ラポールで、 知的障害の練習会に参加されていますので詳しいかも知れません。 新しくなってからは、まだ入会は、されていないかもしれません。 下記にHPアロレス貼り付けます。
「絆」伴走どっとコム http://www.banso.com/
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*sakura* |
投稿日時: 2007-9-25 5:55 |
- 登録日: 2007-3-30
- 居住地: 千葉県
- 投稿: 179
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- Re: 「伴走」のこと(続き)
- おはようございます。
昨日、くまぼうさんへのresを書いている途中でキーボードが動かなくなり、仕方なく知りきれトンボのままアップしてしまいました。スミマセンでした。 以下、続きです。
わたしたちスペシャルオリンピックス(以下SO)もボランティア不足は常に悩みで、アスリートの身内(ファミリーと呼びます。)の手をかなり借りながら活動しています。
SOはアメリカで始まり、現在は世界中に広がっているので世界大会もあります。2年前には日本の長野で冬季世界大会もありました。それでもアメリカに比べると認知度はまだまだ低いです。
SOの認知度が上がり、ボランティアも沢山来てくれるようになると、施設に入所していてなかなかスポーツをする機会に恵まれない人たちも受け入れることも出来るようになります。 今は都市部の一部のプログラムでしか出来ていないのが現状です。
これからはSOの活動を知ってもらうため、わたしも出来るだけ発信していきたいと思います。 以前、ぱるるん本舗さんに「FRUNにも活動のことを書き込んで」と言われていたのに、なかなか出来ませんでしたがこれけらはこの会議室に書き込んでいきたいです。
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*sakura* |
投稿日時: 2007-9-25 5:58 |
- 登録日: 2007-3-30
- 居住地: 千葉県
- 投稿: 179
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- 針小路さん、resありがとう。
- 針小路さん、おはようございます。resをいただき、ありがとうございます。
残念ながら、子供のお弁当、朝ごはんを作る時間になってしまいましたので、お返事は今夜になります。 また後ほど・・・
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*sakura* |
投稿日時: 2007-9-26 22:43 |
- 登録日: 2007-3-30
- 居住地: 千葉県
- 投稿: 179
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- Re: 「伴走」のこと
- 針小路さん、こんばんは。「絆」伴走どっとコム情報、ありがとうございました。
resが遅くなってしまい、申し訳ありません。
大会によっては伴走者やスタッフまで参加料を払うものもあるのですね。 おこしやすは行ったことなくて、書き込みをざっと読んでいるだけだったので、全く気がついていませんでした。
これは、伴走もスタッフもそれをやりたくてやるので、走りたくて行く人同様、参加料を払うのは当たり前、という考えなのでしょうね。 走りたくて大会に行く場合、交通費その他の費用は当然、自分で払いますものね。
わたし自身は障害者の身内であると同時に、ボランティアの立場でもあります。 好きでボランティアをしているので、大会への引率の費用は自分もちで当たり前と思っています。伴走をお願いするからとお礼をしようとも思いません。 アスリートと一緒に大会に参加するのが楽しいからです。 また、感謝の気持ちから形のあるお礼をするようになると、ボランティアとファミリー、アスリートの間に逆に溝が出来るような気がします。
でも、ファミリーの皆さんはどうしても「申し訳ない」と思ってしまうようで、お互い「遠慮」という壁が出来てしまい、もっと気楽に活動出来るようになるといいな、といつも思っています。
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くまぼう |
投稿日時: 2007-9-29 17:59 |
- 登録日: 2007-4-13
- 居住地: 東濃
- 投稿: 759
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- Re: 「伴走」のこと
- *sakura*さん、針小路さん、こんにちは。
今週はバタバタとしていてゆっくりPCの前に座る時間が取れず、コメントが遅れてすみませんでした。
様子はだいたい分かったように思います。 こう言ってはなんですが、ボランティアって何だろう、ということなのかな、とも思いました。 私はスキーでガイドをしたのは針小路さんが初めてでしたが、初めてで勝手がわからなかったこともありますが、針小路さんのスキーの技量もわからなかったものですから、相当暴走してしまいました。あとから思うとケガをしなかったのが不思議なくらいで、反省しているところですが、知的障害者と初対面だとそういうことも起きうるのかと思います。
私が行ったホノルルマラソンについては、説明不足でしたが、私のお相手には、一緒に練習し、10キロ、ハーフの大会も一緒に走っていたボランティアがもう1人一緒でした。ただ、彼もランナーではなく、このイベントがあるということで、障害者たちと一緒に走り始めたので、フルの経験はありませんでした。 (ホノルルを走って、ランに目覚めたようでしたが)
ボランティアは、個人で引き受ける限りは個人の善意ですが、組織や団体で引き受けるとその中には本当はいやだけど義理でやってくる人もいるかと思います。でも、やはりボランティアはボランティアであり、基本的にはお手伝いしたいという気持ちでやっているものと思いますので、感謝の気持ちで応えるので良いように思います。
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