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9.ウルトラマラソンの部屋 : クジラ、野辺山を駆ける(歩く)

投稿者 トピック
XJR13クジラ
  • 登録日: 2007-3-28
  • 居住地: 神奈川県横浜市
  • 投稿: 1042
クジラ、野辺山を駆ける(歩く)
この部屋に初投稿のクジラです。

快晴の5/22(日)に、野辺山でウルトラデビューしてきました。レース天候としては酷暑に相当する?20℃超えにヤラレましたが、12時間20分にて完走してきました。

クジラは初物に弱い。
道マラ・・・40Km関門に引っ掛かる
富士登山・・・山頂でタイムオーバー
ハセツネ・・・西原峠でリタイヤ
大田原・・・25Kmで収容バス

100Kmの距離に不安バリバリだったクジラが、なぜ初ウルトラに野辺山を選んだのか(しかもアーリーで)?それは、今は亡き「やまちゃん」が展開する、以下の定説に因ります。

【富士登山の3倍が、ハセツネと野辺山のタイム】

クジラの富士登山は4時間10〜20分、ハセツネは12時間27分。やまちゃん定説を、実に良くトレースしています。なので「何とかなるかな?」との思いのみで、エントリーした次第です。

溢れるNET情報に、装備や携行品を相当に悩みましたが、ウルトラの先輩方にアドバイスを貰い、シューズはアディダスのREN、ウェアはTシャツ(肩の日焼けの回避)+ランパン、スタート時の防寒対策にアームカバー+カーフカバー+軍手+百均ビニールカッパ、日射対策にキャップ+ネックカバー、サングラス、日焼け止めを塗りたくって会場へ。

41Kmと71Kmの荷物預けにシューズやウェアは入れず、アンメルツと自作ジェル類を入れる。

携行品としてVESPA pro ×5、アミノバイタルプロ×5、インドメタシンのゲルを弁当用ソース入れに小分け、芍薬甘草湯(痙攣対策)×3、デジカメ を、今年の板橋参加賞のウェストポーチにセットしました。小銭は、敢えて排除。もし持って行ったなら、自販機に寄っての買いまくりで、お腹も更に危なくなっていたでしょう。

事前にFINISHタイム別(12時間〜14時間まで30分単位にて)の通過時間+エイド一覧+コース高度表を作成し、パウチして持って行きましたが、これが実に有効でした。気が紛れるし、励みにもなる。

予定は、やまちゃん定説を踏襲するべく「各区間を12時間のタイムで走り、そこにエイドでの時間を加えて、12時間30分で完走する」です。その為の作戦は、ほぼハセツネと同様で「登りは頑張らず、下りは丁寧に。ラスト10Kmは頑張る。最後は走ってカッコ良くゴール」。でも八峰の湯前の下り坂(芝生)が気持ち良くって、ダメと判っていてもドッカンドッカンと駆け下ってしまいました。当然ながら、ツケが終盤で効いてくる・・・エイリアンの発症ですね。

いつものトレイルでの行動食は、自作ジェルとカロリーメイトが半々+飴やキャラメルなど。当日の朝食はTKGや納豆掛けゴハンと前夕食の残りに味噌汁など。つまり当日食には繊維質が少ないのです。帰路の車や単車の運転には不安があったので、民宿泊にて参加したのですが、宿の夕朝食が美味しくて白米山盛り2杯ずつを食し&おかず完食且つレース前にバナナを補給。どう見ても喰い過ぎで、出走直前のクジラのお腹はポニョ状態。食べれば当然に出る訳で、当日朝、レース会場、レース中×3、レース直後&帰宅中に、トイレットマンに変身です。10Kmエイド以降にハードな固形物(パン、ナッツ、お菓子、etc)は回避(でも、お汁粉は食べた)しても、この始末。お尻が痛い・・・。以降はジェル、飴、コーラ、オレンジ中心へ。最終的には暑さで内蔵がヤラレたので、食べたくても食べられず、終盤はコーラとジェルだけで凌いでいるような状態。「どの位ヤラレタのよ?」って言うと、帰りに野辺山駅前で買った缶ビールの2本のうちの1本を、呑む気が失せてリュックにしまった位デス。すごいでしょ?

それでも八ケ岳の絶景などをデジカメに収めつつ、応援には出来るだけ応えて1歩ずつ進みます。「100Kmは退屈だろうな?何を考えたらイイのやら・・・」と思っていたのですが、景色や鳥・虫の声、草木や花を類を気にしていたら(気にしていられる間は)、決して短くはなかったものの、そう長くもなかったですね。

馬越峠の登りは、キッチリと歩き通しです。下り局面に入ってもリズムを変えるのは難しく、しばらくはヨタヨタです。その他の登りは、緩斜面も含めて無理はせず、でも歩きが長いと前述のようになってしまうので、「走って50歩⇔走いて20歩」のような感じで、走歩を繰り返しました。ラスト4kmからは、大腿四頭筋に出現したがる【エイリアン】を騙しながら、ほぼ歩き。ラスト5Kmは本当に長かったですが、歩いてもゴールできる見込みを得てからは、小走り小歩きの繰り返しで8〜10分/km程度では行っていたようです。

ゴールでは名前を呼ばれ、張り直してもらったゴールテープを切って、ガッツポーズでFINISH LINE を超えました。その際に口からでた言葉は「やってやったぞ、ざまぁ〜見ろっ」でした。身体を拭いて着替えて帰路につきましたが、身体が痛くて眠れせん。でも乗り過ごしが無かった事は不幸中の幸いでしょうか。

0〜10Km 1h00m00s 身体が重いぞ 
10〜30Km 2h21m59s 最高地点を過ぎたら、少しは楽になるかな
30〜50Km 2h03m31s 野辺山まで帰らなくちゃね
50〜70Km 2h44m51s 折り返しは、まだかなぁ・・・ここがモチベーション的に一番辛かった
70〜90Km 2h39m26s 馬越峠は走れないね
90〜Finish 1h30m05s 形は走っているけれど、なかなか進まないね。
Total 12h20m01s 407位  あぁ〜クタビレタぁ〜〜

クジラの春レースは、これでお終い。秋のメインはハセツネです(ボラ優先枠で申し込み済み)。この夏は、甲斐駒や甲武信→雲取縦走でも行ってこようかな。

デワデワ

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