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XJR13クジラ |
投稿日時: 2015-7-13 22:38 |
- 登録日: 2007-3-28
- 居住地: 神奈川県横浜市
- 投稿: 1042
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- 「第2回 トレニックワールド in 飯能・越生(50Kmロングの部)」完走記
- 7月12日に、埼玉県 飯能(はんのう)市・越生(おごせ)町にて開催された、表記大会に参加してきました。非常に厳しいコース設定+酷暑+前日の仕事の影響(二日酔い気味)が残ったままで挑んだ大会は、当然の事ながらヘロヘロでガタガタな結果でした。
昨年(ロングの部40Km)の完走率は40%台。これに+10Kmされたのに、制限は1時間延びただけの11時間(18:30)。関東地方は今年一番の酷暑に見舞われて、完走率は急降下が予想されます。開会式でも「当方主催大会のなかで1番の厳しいコースです。とにかく完走を目指して、完走率を1%でも上げて下さい」とのお願いが伝達されます。
この辺りの秩父山域は高くても700m程度の低山ですが、これらを繋げると細かなUP/DOWNがとても多く、クジラGPSの結果でも総上昇高度3243m(下降は3315m)。序盤は無風で山中は蒸し風呂、中盤以降は少し風が出てきたものの、トレイル繋ぎのロードは日陰も少なく上から日射&下から熱波を受け放題で、大量の発汗と併せて体力が削られます。15Km付近にて大腿四頭筋の痙攣気配に早くも第1回ドーピング。歩きを多用したためか、20Km付近では両ハムに痙攣の気配。伸ばしても縮めても、ちょっと踏ん張れば何処かが攣る気配に、24kmの第2エイド(鉄道駅最寄り)手前から、既にリタイヤの理由考察で頭は一杯。
エイドの給水・給食は本当に貴重。しかし胃腸もやられ始めているクジラは、食べられるものが限られる。パンは言わずもがなで、バナナもパスし、ソーメン上の天かすも避ける。さっぱり系にしか食指が伸びないこんな状態は初めてです。でも暑い中を準備に奮闘しているスタッフから「ご苦労様、食べて飲んで休憩してからスタートして下さいね(※大丈夫ですか?リタイヤしますか?などとは絶対に言わない)」と声を掛けられると、「もう1エイドだけ先に行こうか・・・」と思い直して脚を出します。
ほんの僅かな登りでも歩く歩く、トレイルの登りは超短ストライド、下りは屁っ放り腰でヨタヨタと降りる、JOG程度の脚が出るのは緩やかな下りのみ。沢では水浴び、ピークなどでベンチを見つけたら躊躇せずに大の字休憩。これじゃ当然ながらGPSの経過距離は一向に進みません。それでも抜きつに抜かれつするランナーと声を掛けあい譲りあい励ましあって進みます。完走を目指す気持ちは、みんな一緒ですから。
毎度の事ながら、ローカル大会では女子の1位と競る機会が多いクジラ。この日はご夫婦で参加されている(旦那さんはミドルの30Kmに参加)奥様が30Km付近で追いついてきました。小さい体の何処にあのパワーとスタミナとガッツが封入されているのか、一度は完全にお見送りして視界から消えてしまいました。エイドで何とか追いつく感じででしたが、見え隠れする後ろ姿を追っているうちに、最後の下りトレイルで抜けちゃいました。「頑張りましょうねッ!!」と挨拶をして先行します。結果、ロング女子の10時間以内完走者は、この一人だけ。あと1時間の最終制限までに、何人がFINISHできたのか・・・
最後のエイドでは「リタイヤ者が相当に多いようで、ここでまで辿り着くランナーは本当に少ないようです。」と言われる。残りの距離5.5Kmのコース概況などをチェックして、最終区間へ。斜面の向きによっては薄暗く感じるような時間帯ですが、先が見えているし涼しいしで、かえって嬉しい。でも後方ランナーは足元が不安だろうなぁ。ラスト2Kmの河川敷ロードでは悲鳴を上げる両ハムを屈伸でだましつつ、FINISHERの声援を受けながら、這いつくばるようにしてゴールしました。9時間29分44秒、出走者(男子205名+女子22名)227名中26位。ヨレヨレのヨタヨタですが、完走できて本当に良かった。
ゴール後は、かき氷を2杯食べて、缶ビールとツマミを買い込んで、電車内で一人ご苦労様会。ここでも弱った胃腸は正直で、缶ビール1本と枝豆数本にチーズ2ケしか喉を通りませんでした。いつもは喰いまくり呑みまくりのクジラですが、こんなのも初めて。次のトレイル50Km(9/6)も、「これじゃ完走狙いでもどんなもんか・・・(日没が早いので関門も厳しい)」とヘタレ気味です。
長文駄文、失礼しました。
デワデワ
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