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6.大会報告室 : 2014北海道マラソン

投稿者 トピック
ほしこ
  • 登録日: 2008-1-4
  • 居住地: 鹿児島
  • 投稿: 249
Re: 2014北海道マラソン完走記
骨折後の初めての大会が
大好きな北海道マラソンなのも運命を感じます。
思った走りにはほど遠かったけど
大通公園目指して走りきりました。


陣地で1年ぶりの懐かしい皆さんにごあいさつ。
スタートのCブロックで札幌時代のジム友のMさんと合流し懐かしい話でリラックス。
さっぽろテレビ塔のカウントダウンでいざスタート。
暑さ対策でパウチタイプのアクエリアスを手に持って走るのがいつものパターン。

〜5キロ(31:53)ロス1分強。
ペースは6分超だし後続ブロックランナーに抜かれるのは想定どおり。
自分のペースは悪くないし気分もいいのだけれど最初から身体が重いのが気になる。

〜10キロ(1:01:38)
ペースは悪くない。走りも少しずつスムーズになってきた。でもDブロックどころかEブロックにも飲み込まれはじめ何となく不安。
ぶんぶんさんに追いつかれ声をかけてもらってもネガティブな返事が出てしまう。

〜15キロ(1:33:14)
ちょっと落ちたけど足は大丈夫。徐々に暑さが気になる。手に持ったアクエリアスを細めにチビチビしているので給水所では水オンリー。
スポンジは暑さ対策もあるけどアクエリアスとのバランスのためエイドのたびに水分含ませて握ったまま。

〜20キロ(2:05:11)
ランナーの大敵「新川通」。でも単調なコース好きの私は新川通りが大好き。
さえぎるものもなくて辛いけど、折り返すトップランナーや仲間とのエール交換、沿道の応援で元気になる。
朝から今一つだったお腹。水分の取りすぎであやしくなりトイレタイム。
いつも10キロ頃にエネルギーが切れるのにまだ食欲なし。

〜25キロ(2:37:41)
対向を走るそうらんさん見つけて声をかけられる余裕がまだあったけど足には徐々に疲れが。ここでZAVASゼリーを投入。

〜30キロ(3:15:22)
折り返し手前でGenさんとエール交換。大丈夫だよと励ましてもらう。
折り返しのポールにしっかり触って後半の戦いに向けて気合を入れなおす。

しかし新川通りの折り返しから一気に両太ももに痛みが出てきた。
ここで接骨院の先生の言葉を思い出す。痛みは脳が出す指令。
痛みが出たら出ないようにフォームを修正して痛むはずがないと信じこませること。
フォームを修正しつつ「痛いのは気のせい気のせい」と呪文のように唱えながらこらえた。
それと同時に給水所では痛みを忘れるため水を足にかけ続ける。

〜35キロ(3:54:57)
まだ時間があるけれどいつ足がダメになるのかが不安でゴールまでの時間を逆算し始める。
足を壊さないように痛みを気のせいと思い込ませひたすたら前にすすむ。

〜40キロ(4:33:34)
もうボロボロだった。
慣れ親しんだ思い出のたくさんつまった街並みだけが私を前にすすませてくれる。
北大で最後尾からスタートした知り合いにも追いつかれた。
声をかけてくれたけど反応もできないほどつらかった。
まだアクエリアスとスポンジを握っている。
ゴール前の最後の給水所で捨てようと思いつつも走れなくなる不安があって手放せなかった。ここまできてまだ怖かった。

ゴールまで
大通公園にたどりついてやっとゴールの確信がもてた。
サングラスをはずして大通り公園と沿道の景色を確かめると涙があふれてきた。
さっきまでの痛みがない。やっぱり気のせいだったんだ。
私が本当に大通公園にもどってきたかったのかマラソンの神様に試された気がした。

ネットタイム 4:48:29(過去6回のうちワースト)

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