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6.大会報告室 : 第37回防府読売マラソン参加記(その1)

投稿者 トピック
はやと丸
  • 登録日: 2007-4-2
  • 居住地: コバトンと同じ埼玉県
  • 投稿: 470
第37回防府読売マラソン参加記(その1)
 はやと丸です。
 05年まで大会参加記を書いていましたが、昨年は参加記を各期がおきませんでした。でも、記録に残すことも大切かと思い、再びできるところから参加記を書くことにしました。しばらくは数ヶ月前の大会参加記をアップしていくことになりますが、その点はご了承ください。
 再スタート1本目は、昨年12月中旬に参加した防府読売マラソンの参加記です。3〜4回に分けて送ります。

「第37回防府読売マラソン参加記」
 雨のち晴れ 

12月16日(大会前日)
●山口宇部空港に向かう
 昼過ぎのJAL便で羽田空港から山口宇部空港に向かった。過去3回は10時ぐらいのANA便を使ったが、誕生日割引を使えるのがJALだけになり、このような形になった。2時間遅くなると出発にゆとりが出る反面、開会式には間に合わず、下見はぎりぎりになってしまう問題があった。
 離陸までに少し時間を要したものの、無事に飛び立った。雪の少ない南アルプス連峰を見たら、下界は一面雲に覆われて景色はお預けとなった。その間に昼食を摂って腹ごしらえをした。下界が見られない空の旅も、着陸が近くなる山口県内にさしかかってからは見えるようになった。徳山の市街地と工業地帯を見たら瀬戸内海上空になり、そこから下松方面を通過してから防府市街が見えた。もちろん、マラソン大会会場である陸上競技場もはっきりと見えたし、コースも一望できた。上空から見ると42.195キロの距離が短く感じた。そして、きらら博の跡地から宇部市街へ。市の中心部を通過して、工業地帯を見たら再び海へ。ここから北九州空港を右に見て、大きく旋回した。きらきら輝く海面を見ながら、ずいぶん遠回りしているなと思った。そして、14時過ぎに東から着陸して山口宇部空港に着いた。

●防府に向かう
 空港に着き、バスカードを買ってから路線バスに乗った。本当はJRで行きたかったが、接続が悪くて1時間以上待たなければならないので、バスを選択。昼食後の眠気が襲ってきて、発車後間もなく眠ってしまった。気がつくと、新山口駅にもうすぐ着くところだった。
 新山口駅を降りて時刻を確認をすると、40分くらい待つことになり、下見は間に合わないことがわかった。仕方なく外に出ようとすると、中学生軍団に遭遇。何か大会があったのかなと思い、バッグにつけていたゼッケンに目をやると、全国中学生駅伝大会があったことがわかった。山口で全国中学生駅伝大会があることは知らなかった。前は熊本でやっていたと思うが、今は山口なんだ。新幹線で帰るのは東海地方の女子チームで、男子はまだ終わっていないのだろうか。そんなことを思いながら外に出て、駅前にある種田山頭火氏の像が目に入った。スケッチブックを持っていたので、この像をスケッチして時間を潰した。
 やがて山陽本線のホームに移動し、広島方面の電車に乗り込んだ。緑のない景色を見ながら、だだっ広い田んぼとすぐ迫る山の光景を眺めた。防府の1つ手前の駅前にある高校は、校名が変わっていた。この高校は前の学校法人が諸事情により破産宣告して、四国地方で塾を経営するところが引き継いだ(後日WEBで確認)。ここの通う生徒や先生は、とんだとばっちりを受けて大変だなと思った。そして防府駅に着いた。改札の上には防府読売マラソンを歓迎するボードが吊されていた。今年も大会に出るという実感がわいた。

●軽くランニング
 念のために受付会場に行くと、既に撤収していて、ひっそりとしていた。そのままホテルに向かい、受付を済ませた。部屋に入ると移動の疲れがどっと出てきて、少しだけ横になった。
 17時前になり、近くを軽くランニングをした。空はまだ明るく、山口にいることを実感した。ラジオを聞いていたら、全国中学生駅伝に参加した中学生が集団食中毒にかかり、一部チームが出場取りやめまたは途中棄権したニュースが流れて、新山口駅で見かけた中学生のこと思い出した。晴れの舞台なのに食中毒でたすきをつなげられなかったことは、郷土の代表として参加した中学生が気の毒だった。15キロ地点まで行き、そこから復路の30キロ地点をまわって反時計回りに走った。足の疲れは感じられず、前日にしてはいい感じだった。最後に、マラソンのコースを外れてアーケード街に潜入した。人通りはまばらだったが、店は8割方開いていて、駅前の商店街としての機能は果たしていた。40分近く約6キロ走り、ホテルの前の空き地でストレッチをやっていたら、大学時代の合同合宿で同期である京都在住のYさんと再会した。彼は地元のラン仲間と来ていた。今年も、防府で再会することができたのが嬉しかった。その後、ちえさんと3110(さいとう)さんと会った。2人は食事に行くところだった。

●明日への準備
 練習を終えて、防府駅前にあるサティ内のお店で夕食を摂った。天ぷら御膳でうどん、ご飯が付いていた。レース前にはいいかどうかはともかく、おなかにちょうどいい量だった。食事後は、レースで食べるものや遠征時のお楽しみである地場食料品(みそ・しょうゆ)を買った。ホテルに戻る前に、近くのユメタウンに寄り、県内の菓子メーカーが作っている洋菓子等をおみやげに買った。
 ホテルに戻りロビーで新聞を見たら、全国中学生駅伝で集団食中毒発生の記事が地元紙社会面に大きく出ていた。この記事に悔いるように見た。それから部屋に戻って年賀状のあて名を書いたり、ベッドの上でストレッチをした。つくばの時のようにハムストリングが吊るようなことはしたくなかったので、いつもより時間をかけて行った。また、(元Jリーグ鹿島アントラーズの)ジョルジーニョの自伝を読みながら、クリスチャンである彼が書いたようなメッセージは自分にもかなうのだろうかと思った。つまみ食いしながら読んでいるうちに、レースへの不安が薄まってきて、ジョルジーニョのように神に委ねてレースを進めようという気になった。窓の外は昨年ような雪は降らず、灯りがよく見えた。床に入る0時頃には街の灯りのほとんどが消え、暗闇に近かった。それでは、おやすみさい。
※その2に続く

 2007.6.19 はやと丸

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