10.トレラン＆オリエンの部屋 : 「第1回 外秩父トレイルラン44」完走記【長文】

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XJR13クジラ	投稿日時: 2013-9-2 21:24
登録日: 2007-3-28 居住地: 神奈川県横浜市 投稿: 1042	「第1回 外秩父トレイルラン44」完走記【長文】 9月1日に埼玉県 寄居(よりい)町他にて開催された、「第1回 外秩父トレイルラン44」に参加してきました。寄居駅前より出発し、小さいながらも15峠を通過して越生(おごせ)町役場を目指す、全長44.2Km、累計標高差2473m、ダート率59％(細かっ！！)の大会。当初は台風接近による荒天が心配されましたが、蓋を開ければ前半と終盤は酷暑に悩まされる大会でした。時期的な問題？第1回の不安？？なのか、参加者は500人未満。そんな小さい大会ではありますが6時間38分43秒、総合24位、年代別5位(約150人中)でFINISHできました。 クジラ宅からスタート地点は遠いので、大会推奨宿(3人相部屋で素泊まり￥3,000-)に前泊。共同風呂は広く、買い出し弁当とビールを飲んで、同部屋諸氏と明日の検討を誓って就寝。当日朝は宿前からスタート地点まで、マイクロバスでの送迎付きで楽チン。 第1回目での事故は絶対に回避したい事務局の意向によるものか？当日の推奨品には長袖、長タイツ、手袋、地図、水筒、携行食、携帯電話、小銭、カッパ、懐中電灯・・・など、かなりの指定内容。でもエイド箇所や地図を参考に＆雨も心配なさそうだったので、クジラはLSD装備＋トレイルシューズ程度。水筒は250ｍLのPETボトルで代用、携行食は飴玉8ヶとアミノバイタルproを６包。この軽装備はスタート地点では、相当に浮いてました。そのままでハセツネに出ても通用するような装備者が多数で、「随分と軽装ですねぇ…」とのご指摘を相当数いただく。でもね、十分でしたよ。その理由は後ほど。 開会式のようなレース諸注意説明のようなものが済んでから、何となくスタート方面へ移動していたら、奇しくも最前列になってしまいました。号砲は無く、前方ランナーが係員掲示の電波時計を読みつつカウントダウン。5Kmほどフラットロードを走って、いよいよ登りへ。 全体を通して半分はロード。雨に合わなくて＆終盤の下りを除けば、ロード用シューズでも十分に通用する大会ですね。実際に、アディゼロジャパンやターサーで走るランナーが多数。クジラも山が無くなりかけているシングルトラック(ノースフェイス)での出走です。 このコース、エスケープルートがイマイチ少ないので、攣ったら後が大変と思い、「登り・下りで無理をしない」＆「走れるところはユックリでも走る」を肝に進みます。序盤の登りでも走らずに早歩き。それでもガツガツと行きかけたのですが、この時期にしては珍しい良好視界に囲まれて、気分は実に良い。「景色も参加費に含まれるのだから楽しまないと損！」と考えてからは、すっかり力が抜けました。抜かれても焦らず怒らず、追いつかれたら、かなり手前から道を譲ってました。なんて紳士、やれば出来るジャン(「ヘタレてるだけ」とも言いますけどね)。 コース終盤手前の下りがガレ気味でキツク、残った脚を強制的に消耗されてから、最終盤の登りへ。無風で暑く、一人旅なので、コース確認も気になるし気分も凹み気味。でもあと少しと頑張って、攣り気味のハムを誤魔化しながら、冒頭のタイムと順位でゴールしまた。 このレースコースはハセツネを縮小したような感じです。下りはハセツネより殆どが穏やかで、急な部分はあっても少ないです。そして抜群なのがエイドの間隔と品揃え。クジラの場合、スタート後のエイドの間隔は以下のような感じでした。 スタート(40分)第1エイド(40分)第2エイド(40分)第3エイド(70分)第4エイド(60分)第5エイド(60分)第6エイド(40分)第7エイド(50分)ゴール つまり補給した後、最長でも70分後には再補給が受けられるのです。15分間隔で80ｍLずつ飲んでも間に合います。よって250ｍLペットボトルでも十分に間に合いました、というか最長区間以外ではエイド到着時には余ってました。キャメルにすれば装備重量で＋1Kgは増えるので、この差は大きいです。 そしてエイドの充実ぶり。第1エイドこそスポドリ,水,お茶,飴玉だけでしたが、第2エイド以降は本当に良かった。飲み物は水,スポドリ,お茶,コーラ,サイダー,アイスコーヒー,はちみつレモン,コーヒー牛乳,牛乳…。固形物は、バナナ,パイナップル,カステラ,お稲荷さん,串団子,かき氷,フルーツポンチ,漬物,梅干し,汁掛けご飯(猫飯),冷麦…がエイド毎に少しずつ変わって出てきます。冷えたコーラは、本当に最高！！。第1エイドこそ同時訪問ランナーが多かったですが第2エイドでは5人位、以降は殆どクジラのみ。お給仕さんの方が多く「あれは要る？これ食べて行きな！」的なお誘い多数。後ろ髪を引かれる思いで再スタートを切るのでした。 ゴール後は無料のお風呂にマイクロバスで移動し、汗を流して越生駅へ。缶ビールを買い込み、東上線内で一人オフ会を楽しみつつ、爆睡で横浜駅まで直行便でした。北関東エリアの貴重なトレイル大会。距離的にもコース的にもソコソコに手強いですが、クジラで完走できましたから、FRUNNER諸氏なら3位入賞(副賞あり)も可能ですよ。同マラ翌週なのが気になる点ですが、来年は如何ですか？ 付録：風呂→越生駅に移動中に、新潟から来た若手ランナーと同席。6時間5分程度で完走した強者。「トレランは初心者で装備もよく判らず、ハセツネや富士登山に出てみたいが夢のまた夢で・・・」なんて言うから、「そのタイムなら、全然問題なし！ぜひエントリーしなさい！！」と励まし、且つクジラの拙いノウハウを伝授する。でも彼は僕より早い「クリック戦争の競争相手を増加させてしまったな」と缶ビールを飲みながら唸りつつの帰路車内爆睡でした。 デワデワ

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