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6.大会報告室 : 五島列島夕焼けマラソン

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投稿者 トピック
バニー 投稿日時: 2013-8-28 5:36
  • 登録日: 2008-2-3
  • 居住地: 東京都
  • 投稿: 1288
五島列島夕焼けマラソン
夕焼けマラソン５ｋｍに参加してきました。
雨の予報がでていましたが、スタート前には青空もみえて晴れ女パワー全開！

５ｋｍのコースは街中を二周。
ハーフの皆さんを見送ってからスタート地点の最後尾に並びます。
最後尾あたりにはＲＩＣＯＨの社運を背負って？コピー機のハリボテ背負った方や、幟を持った地元の方などもいてあたりはのんびりムード。
とはいえ、スタートするとそんなゆっくりなみなさんもとも少しずつ距離がはなれてしまいます。
少し前に歩くランナー（ウォーカー？）が一人見えますが、追いつけません。
後ろには後走のバイクの気配。
１ｋｍ１０分でバイク走らせるのはそれなりに大変だろうなと申し訳なく思うので、とにかく一生懸命さをみせて許してもらおうと。。。

最初の角をまがると商店街。
お店の前には応援のみなさんがたくさん並んで声援を送ってくれます。
最後のランナーの私にももちろん暖かい応援。
バニーで走ってたときにも沢山の応援をいただいたけれど、今日のそれはちょっと違うような。。。ん、同じかな。
声をかけてくださる方たちに「ありがとうございます」と答えて走ります。
とはいえ、歩く速さとかわらないのだけれど。。。
オフィシャルの給水は一箇所。高校生がコップを渡してくれます。

商店街をぬけて左にまがると静かな住宅街といった感じ。
さきほどより少しは寂しくなりますが、私設エイドも一箇所あります。
私設エイドを通り過ぎたあたり、一周目の半分ちょっとのあたりで、トップランナーに抜かれました。
次々と追い抜いてゆくランナーの後姿に声援をおくり見送ります。

もう一度左に曲がるとゆるいくだり。
くだりは苦手。でもなるべく歩かず走る姿勢をとります。
ここでの応援はゼッケン番号から名前をしらべて名前で応援されました。

ようやくスタート地点で見たドラックストアーが正面に見えてきて、お〜一周目がおわるぞーと思った頃に前を歩くランナーにかなり近づき追いつけそうな感じ。 (^_^)v
ドラックストアの前を左に曲がるとゴールエリアが右に見えます。
と、前を歩くランナーはゴールゾーンの方へと。。。
え〜ぇ、一周なのか〜。
うーん、でも私は二周しますよ。とふたたびスタート地点を越えて二周目に突入。
二周目はさすがに足に負担がかかってきているようで、最初の曲がり角までが一周目より長く感じました。
そして曲がると商店街。
沿道の応援は一周目とほとんど変わらず、まだまだ沢山の人が出てくれていました。
「最後まで応援してるよ」の言葉にはちょっとうるっとしてしまいました。
でも泣いたら息ができなくなるのでがまん。 (>_<)

直線が長いとかなり前の方に歩いてるランナーが二人くらいいるように見えるけれど追いつきそうもない。

以前タートルマラソンや皇居のクリスマスチャリティーマラソンのお手伝いをしたときに、制限時間を越えてもなかなか帰ってこないランナーを待ちながら、大会に出るならもう少し練習してから出ればいいのに、って思ったことがあったけれど、練習しててもそういう風にしか走れない人だっているんだよね。
って、自分の身をもって経験しないとわからいなんて、恥ずかしい。
でもそんな経験もあるからちょっとでも手を抜いたらダメだって思ってた。

高校生のエイドでは、オクムで見たランナーを真似て頭を下げてお礼を言いました。

交差点で交通整理をしてくれているおまわりさんにも、お世話になりましたとお礼を言い、私一人が通るために交差点で待っててくれてる両側の運転手さんにも感謝。

一周目ではもらわなかった私設エイドで冷たいスポドリをいただくと、後ろのバイクさんにもコップを出してる気配。
そうだよねー。
バイクさん絶対大変なはず。ありがとうございます。
ゴールする前に必ずお礼をいわなくちゃ。

もうこの辺までくると左足の付け根はかなりカチカチ、お尻あたりもたまにピキっときそうになる。
本当は立ち止まって足を抱えてストレッチしたいところなのだけど、止まるわけにはいかない。とにかく先をいそがなきゃ。
明日の朝は左足は動かないかもしれない。
そういえばガンガン走ってた頃もゴールを目指すときは明日のことなんて考えなかったっけ。
今ゴールすることだけ。

ときどきどうにもならなくて三歩くらい歩くけど、すぐに走る。
いや、どっちでも速さは変わらないんだけど。

ドラックストアが見えてやっとゴールゾーンのコースを入る。
でもすぐにゴールではなくてスタート地点を通り越したら港の方にむかって右に曲る。
横にある半円の駐車場を回りこんで、鋭角に曲がるとようやくゴールの直線に向かうというコース。
駐車場の入り口で後走のバイクが駐車場に入っていく気配がしたので、あわてて振りかえってありがとうございましたって叫んだ。
コースに向かってバイクを止めたライダーさんは少し笑顔だった気がする。

ゴールの直線は赤い絨毯。
絨毯の上には誰もいない。思わずスマホのカメラを構えてゴールを撮る。
このくらいの距離ならラストスパートといきたいところだけど、いや、ラストスパートしてるつもりなんだけど、うーん、たぶんあんまり変わらない。
でもうれしー。

ゴール写真を撮っているので思い出に残るポーズでゴールしてと案内があったけれど、どんなポーズでゴールしたらいいだろう。
ゴールする喜びが逃げないように胸の前で腕をぎゅっと合わせてから大きく手を広げてゴールした。

これってどっかでしたことある。。。
そうだ、さくら道のゴールんときだ。

ゴールラインを踏むと「５ｋｍ終了しました」のアナウンス。
帽子をとり正面の大会関係のみなさんと振り返ってコースに向かって礼をした。

夕焼け色のタオルをもらってアクエリアスの缶をもらって、麦茶をもらって。
麦茶をいただきながら係りの方から「暑かった？」ってきかれたけれど「一生懸命すぎて暑かったのかどうか覚えてないわ」って答えた。
きっと暑かったはずなんだけどね。
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