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hoyohoyo |
投稿日時: 2013-5-21 16:10 |
- 登録日: 2007-10-16
- 居住地: 三重県
- 投稿: 697
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- 鯖街道ウルトラマラソン完走記 その1
- 鯖街道ウルトラマラソンなんとか完走しました…その1
別大マラソンを2月の初めに走ってから、というよりその前にお正月以来、右足ふくらはぎ上部から膝裏、そして、太腿までを痛めていた故障のおかげで、ランニングを始めてから最長期間の故障に見舞われ、
2月の月間走行距離 67km(うち別大42km)
3月の月間走行距離 35km
4月の月間走行距離 35km
と、ほとんどランニングの練習が出来ていなかった。5月になってようやく、だましだまし距離を少しずつ伸ばしてきたものの、一時は鯖街道DNSすら真剣に考えていた。
とりあえず足の痛みがほとんど消え、なんとかスタートラインに立ってはみたものの、不安がいっぱいだった。
早朝6:00 小浜のいずみ町を、一週間前にぎっくり腰で残念ながらDNSのじんさんに見送られて出発。3年連続で一緒に走るともちゃんと最初ぐらいは併走したいと思っていたが、ともちゃん本気モードでジリジリと離され、ついに、2kmあたりの信号待ちで後姿も見えなくなった。ひろさんも先行して、開始3kmでもうかなり苦しい走り。
5分30秒ぐらいのペースが維持できず、じりじりとペースは落ちる。リタイアした去年よりも苦しい。走るのが全く楽でない。6分のペースがこんなにきついとは、体調もどこか悪いのかもしれない。お腹も張ってきたので、トイレ休憩。その3分のロスを解消しようと、9.5km地点の下根来のエイドはパスして、登りに入る。
ここからの登りのロードは調子よく走る。余裕があるわけではないが、とにかく抜かれた分はここで抜き返しておこうという気持ちで、余計な力を使ってしまった。おかげで、山道に入ってからの登りの歩くペースが、まったくあがらない。しようがないので、ゆっくりでもいいから一定ペースで行くことだけを心がける。
すると、後ろから声をかけてくれる女性二人組。なぜ名前を知っているのかと思いきや、ゼッケンに名前書いてあるんだっけと思いだす。そういやあ、最初のロードで抜かれた二人組だが、どこかで抜き返していたらしい。こちらはすでに青息吐息なのに、すごく元気そう。しばらく話をしながら一緒に歩く。
上根来のエイドも水だけのんで、すぐに出発。止まっているよりも、ゆっくりでもいいから歩いておかないと…という思い。そうこうしているうちに、峠に到着。ここからは下り。
トレイルの下りは絶好調の時期からみればかなり遅いが、それでも、快調に前との差を詰め、抜いていける。少し調子が出てきたところで、長いロードへ。
峠を降りてから、百里小屋エイドまでが、とてつもなく長く感じる。登りのロードで抜いた人たちにどんどん抜かれる展開。とにかく、まるで足が動かない。本当にこんなんで、走り切れるんだろうか。全く余裕がなく、しかもキロ6分台を保つのが精いっぱいの状態。ようやく、見慣れた百里小屋エイドが見える。ここで初めて小休止。
百里小屋を出発した後も、苦しい走りが続く。次のエイドまでは約9km。景色は素晴らしい。だが、ここをまともに走れたのは、一昨年の一回しかない。4年前は、シューズが足に合っていなくて、痛い思いをしながら。去年は、ここで故障が再発し、半分以上歩いた。今年は、なんとか歩くところまではいかないが、 いつ止まってもおかしくない状態。
去年リタイアした川合で、再びリタイアか…と頭によぎる。どちらにしろ、最低川合までは辿り着かないとリタイアもできない。リタイアして、暖かい毛布にくるまりバスで出町柳に向かうというイメージが頭から離れない。
いやいや、しかし、それではまた杉峠のFRUNエイドのみんなに会うことが出来ない。DNSのじんさんも一足先にゴールで待っているし、あかつきさんがお迎えランをしてくれると言ってたなあ~ とにかく行けるところまで行こう。とにかく足を動かそう。1km走ったら歩こう、と考える。1km走ったら、もう1km行けそうだ、と思う。そして、ちょっとずつ、進んでいく。
山で声をかけてきた二人組の女性が、抜いていく。そして、名前が一字違い、ナンバーカードが僕と一番違いの若い男性が、声をかけてくる。同じ姓もけっこう珍しいのに、名前が一字違いなんて、本当に奇遇だ。
そんな、ランナー同士のやりとりで、少し心が和む。 ---------------- // hoyohoyo@鈴鹿// https://www.facebook.com/horiyos
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