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9.ウルトラマラソンの部屋 : 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】

投稿者 トピック
XJR13クジラ
  • 登録日: 2007-3-28
  • 居住地: 神奈川県横浜市
  • 投稿: 1042
第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン お疲れさまでした
REIさん、こんばんわ。XJR13クジラです。見事な野辺山の完走、おめでとうございます。って言っても、クジラは未経験ですが・・・

オレンジのサロマレーサーが、遺憾なく威力を発揮したようですね。完走記からは、とても楽しまれた様子がアリアリと伝わってきます。

あの眩しいシューズは、丹沢からでも見えたことでしょう。クジラ訪道の際には、ぜひ武勇伝を聞かせて下さい。

お疲れ様でした。

XJR13クジラ@日田(大分県)
REI
  • 登録日: 2008-9-1
  • 居住地: 札幌市
  • 投稿: 313
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
2012 野辺山への挑戦、完遂記
(・・・・山で亡くなった仲間に捧ぐ)

REIです。
野辺山に参加された皆さん、お疲れ様でした。
そして、沿道で心のこもった応援をしていただいた地元の方々、
また、この掲示板を見て、心の中で応援されていたすべての仲間の皆さん。
どうもありがとうございました。
おかげさまで、初の野辺山100kmへの挑戦を、完走で締めくくることができました。
はるか北海道からの参加は僕ひとりでした。
そもそも、この大会に参加したきっかけは、昨年、仲間のひとりから、丹沢でトレイルの練習中、事故でお亡くなりになった方の話を聞いたことでした。
その方の足跡をたどっていくうち、野辺山の魅力を熱く語り、そして仲間に対しては優しく接している、その方の文章を読み、その方のお心に深く感動したからです。
その方が見た風景を、少しでも覗いてみたく、思い切って申し込んでみました。

当日。3時起床。
前日から宿泊していた旅館にて朝食。
そこでの料理は、おかずの種類も多く、そのどれもが美味しくて、ゴハンもしっかり2膳おかわりしました。
4時半過ぎ、歩いて500mほどの会場へ。
足元には、この日のために新調したサロマレーサー。
朝からオレンジの派手な色は眼に染みるな〜、などと思いながら、まだ眠さ半分の状態でスタート地点に向かうと、そこには今日もキュートな、ほしこさん。
一気にテンションアップです。
そして、しぶままさん、りっきさんや、なべさん、あにぃさん、ウルトラさん、などFRUNのつわもの達。
「よろしくお導きくださ〜い」
また、昨年のサロマで並走させていただいた、デカフォレストのメテオさん。なんと初参加だという息子さんとご一緒でした。
なんか、とてもほんわかしたムードの中、5時。朝もやの立ちこめる中、いよいよスタートです。
そこはすでに標高1355m。酸素が少なく感じるのは気のせいだろうか?
そこから、八ヶ岳中腹のダートな林道を1908mまで、エホエホ〜と、登ります。

ここまででも、最高点に向かってるはずなのに、なぜか思いっきり下り坂になったり、まったく油断ならないコースになってます。
なお、この傾向は、このあとず〜っと、ゴールまで続き、平坦な箇所は皆無。
ほんと、飽きさせないやつ、って感じでした。
10km 1時間4分。20km 2時間25分。
35km稲子湯エイド 4時間9分。
う〜ん、抑え気味に、と仲間から口をすっぱく言われていたけど、どうなんだろう。
なんか、登ったり下ったりで、まったくペースがわからなくなってます。
でも、脚は全然、生きている。
ここで、りっきさんに声を掛けていただく。
ここからの下り、飛ばし過ぎないようにね〜・・・・・、
というアドバイスを、
この脚は、言うことを聞いてくれません。
やっほ〜、と心の中で叫びながらも、どんどん調子こいて、
加速しながら下っていきました。
高低表では、ここで一気に1000mほど下るはずですが、
そうは簡単ではありません。
細かく、登ったりしたりもするのでした〜。
40km 4時間41分。
すごい、想定どおりじゃん!
ここで40kmの部の方々はゴールです。
午前10時。では、フル2本目、行ってきま〜す。
洞爺湖Mを走ってる仲間のことを思いつつ、農村風景の中をズンズンと進んでいきます。
八ヶ岳が、どんどんと遠ざかっていきます。
ちなみに、繰り返しになりますが、ここでも平坦な箇所は皆無。
登ってるか下ってるか、の繰り返しが続きます。
坂の途中に設置されたエイドもあって、おっとっと〜状態なのには笑ってしまいました。
59km 北相木村役場エイド。
こちらのエイドも品揃えが豊富です。
入口付近、なんと、なべさんとすれ違いました。
「・・・・?」
サブスリーランナーのなべさんは、脚が不調の様子でした。
ここで預けた荷物の中から、缶コーヒーを取り出して小休止。そして、トイレ。
僕は、ウルトラを走るときは、なぜかトイレにはあまり行かなくなります。
今回も、100kmの間、この1回だけでした。
60km 7時間20分。
世間では12時20分。お昼の時間ですが、僕は、この山の中で、
まだエホエホしてます。
設定タイムとは5分差です。
さて、折り返し。
ここから、だらだらとした下り坂。
道路の反対側には、逆に、苦しそうに登ってくる仲間達。天国と地獄が同居してます。
しぶままさんが、脚を引きずりながらも、前へ、前へと進んでます。
ほしこさんもやってきます。
苦しそう。
「だめかも〜」というので、「がんばれ!」と、声を掛けました。
そして、重複区間を終えて、いよいよ71km地点 滝見の湯エイドに到着。
ここで、生まれてはじめてマッサージをしてもらいました。
たくましい腕に、太い脚をもんでもらいながら、「僕が可愛い女の子でなくて、ごめんね」と、こっそりつぶやきました。
さて、ここからいよいよ、このコース最大難所と噂の馬越峠です。
79km地点まで約700mを登っていきます。
ここはもう、最初から、走る気はありません。
ここまで、脚へのダメージはそれほどでもなく、早歩きで進みます。
雨がポツポツ降ってきて、寒くなってきました。
標高が高いから仕方ないのかな。低血糖のためか、眠気も襲ってきます。
ここが我慢のしどころ。途中、神様メテオさんを抜きました。
見上げるくらい急な坂も、サクラの木が見えてきたら、いきなり頂上に出ました。
ほっと一息。
先着していた、なべさんにお会いして、写真を撮っていただきました。
脚を冷やしています。
お互いの健闘たたえつつ、ここから一気に下ります。
80km通過 10時間21分。 世間の時計では15時21分です。
まあだまだまだまだまだ・・・・・、うひょ〜、という感じでぐんぐん下っていきます。
そして、やっとこ87km 河上村公民館エイド到着。
ここで、預けていた着替えポイントですが、鼻をかむだけで、もとに戻しました。
そしてついに90km。
16時半。まだ14時間制限時間まで2時間半あります。
完走はさすがにもう間違いありません。息がつまる感じはするけど、まだ走れます。
でも、ここから95kmまでは、またまた、ずっとのぼり坂。
まわりは、山に囲まれた農村風景で、だだっ広いだけの北海道の風景とは、明らかに違います。
まわりの仲間も、皆、歩いています。
なんか、このまま終わってしまうのがもったいなく感じてきました。
まだ時間はいっぱいあるので、散歩のつもりで歩こう。
すると、「もう、あとちょっとですね〜」と、声を掛けてくる方が現れました。
四日市から参加されたというその方(Nさん)と、その後、ず〜っと、話しながらゴールまでご一緒しました。
家族のことや、レスリングをやってること、仕事のことや、地元のお祭り、親のことや、この大会のことなど、など・・・・。
お互い、おしゃべりに夢中で、楽しかった〜。
地元の方々の声援に手を振りながら、二人で一緒にゴールに進みます。
すると、FRUN手ぬぐいを広げた、ほしこさんが「REIさ〜ん」と言って、
ハイタッチ&抱擁(・・・はウソですが)。
隣のNさん、羨ましそうです。
そして、いよいよ、二人で並んでゴール!!
お互いに笑顔で握手。
「もしまた、どこかでお会いしたら、よろしくね」
「最後、と〜っても楽しかったです。ありがとう」
ず〜っと話しながら、歩いてきたので、お互い100km走ったことも忘れて、
すがすがしい気分でした。
「あ〜、楽しかった」
このあと、FRUNの仲間たちも続々とゴールしてきます。
しぶままさんも、5分前に駆け込んできました。
みんな、お疲れ様〜!
ほんと苦しかったけど、楽しかったね。ありがとう。
ではまた、お会いする日まで。

・・・・・やまちゃんさん、見てくれましたか?
メテオ
  • 登録日: 2007-5-12
  • 居住地: 埼玉県
  • 投稿: 94
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
こんにちわ 

縄文人さんありがとうございました。
息子は飲み気と食い気だけは疲れてもあるので、多分お世話になったことでしょう。(私同様ビール大好き人間ですので)

来年のことは分かりませんが、健康であり気力もあれば参加し完走したいと思います。


記録速報を見ると、45分位は間違いで46分台のようです。訂正します。

メテオ
縄文人
  • 登録日: 2007-6-1
  • 居住地:
  • 投稿: 20
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
メテオさん、お疲れさまでした。
そして、完走おめでとうございます。
親子対決も制しデカフォレストの面目躍如というところでしょうか。

息子さんが馬越峠関門収容ということですが、私のエイドで残ったビールと食料の処分に協力していただいた方々のお一人だったのでしょうか。(笑)

来年もまた親子対決ができるとよろしいですね。
こうめ
  • 登録日: 2007-3-28
  • 居住地: 北海道の田舎町
  • 投稿: 1878
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
ほしこさん、お疲れさまでした。
洞爺湖走りながら、今頃ほしこさんやREIさんも走ってるなと思ってました。
厳しいコースにチャレンジしただけでもすごいと思いますが、ぜひリベンジしてください。ほしこさんにはリベンジできる力があると思います。

野辺山には本州のカヌーのお友達も参加していて完走することができました。
とても野辺山は身近に感じられました。
・・・が地理的にどこだかよくわかってない(苦笑)
りっき
運営スタッフ
  • 登録日: 2007-3-7
  • 居住地: 横浜市
  • 投稿: 2747
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
ほしこさん、どうもお疲れさまでした。

一緒に行動していたウルトラさんから、
「絶対関門に間に合わないと思っても、自分からやめることをしなかった」という話を聞いていました。
ほしこさんの性格が良く出ていますね。

そして、
>私にはまだ無理だったんだと妙にさっぱりしていたのに、余裕の笑顔だったり、感激の涙を浮かべたり、苦痛の表情だったり、でも達成感でいっぱいの顔でゴールにはいってくるランナーを見て、私もここに戻ってきたいと強い気持ちが生まれました。

これもいかにもほしこさんらしいですよね。
来年、是非がんばってリベンジを果たしてくださいね。

とりあえず、しばし身体を休めてください。
りっき
運営スタッフ
  • 登録日: 2007-3-7
  • 居住地: 横浜市
  • 投稿: 2747
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
しぶままさん、野辺山完走おめでとう。

ゴール後の体育館で会った時、第一声が「もう出ない!」
でしたね。
まぁでも、地元の方のおもてなしは十分良かったでしょ。

来年になったら、また出たくなってくるのではないかな。(笑)
さっちゃん
  • 登録日: 2012-5-10
  • 居住地:
  • 投稿: 4
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
皆さま野辺山では沢山お世話になり、本当にありがとうございました。
もともと1人参加でしたが、しぶままさんのおかげでfrunの皆さまに出会え一緒に頑張れたことが自分にとってとても良い経験になりました。

私は100キロに出ましたが、99キロでリタイア!!!
という想像もしてなっかた結果に終わりました。

細かく言うと97キロのエイドで14時間になりタイムアップ、一旦
収容車に乗りましたがダメもとで「走らせてください!!」とお願いしたところ、許可が下りまた再走。
がしかし、99キロ地点で交通規制上ここまでとストップがかかり、リタイアとなりました。
残念で仕方ありませんでしたが、時間が過ぎてもここまで走らせていただけたことに感謝しました。

自分に一番足りなかったことは野辺山というこの大会に対する思いだと感じました。
野辺山の知識も経験も浅く、考えが甘かったと反省しました。
あのハードなコースを完走するには相当の精神力の強さと絶対に完走するという強い思いが必要不可欠だと実感しました。


今回走ってて、標高が関係してたのか?ずっと眠気と呼吸の苦しさを感じました。目が開かず薄目状態で走ってました。

前半50キロまでは7分ペースで走りましたが、そこからだらだら続く微妙なアップダウンに苦戦しました。

最大の難関、馬超峠では呼吸が浅くなってフラフラしてしまい、ゆっくり歩くのがやっとでした。
昨年の丹後ウルトラで熱中症を起こした時の苦しさに似ていたため、あの時の恐怖が蘇ってきました。
でももう自分はあの時の二の舞にならない!絶対大丈夫!乗り越えてやる!と心を強く持って馬超峠の頂上まで辿りつくことができました。
ここでだいぶ時間をとってしまい、下りで取り戻そうとしましたが
なかなかスピードが上がらず悪戦苦闘。
87キロの関門も間に合わないかも?、でもあまりの苦しさにそこで終わりでもいいやと弱気になった時もありました。
でも結局87キロ関門は15分前にクリア!!
まだまだ走れってことだ!と思い休憩は取らず先に進みました。

90キロからの登りに愕然としました。時間も厳しいかったけど、とにかく行けるとこまで頑張る!!と思い、走ったり歩いたりを続けました。

99キロでストップになった時は本当に悔しかったけど、ここに向けて練習を積み重ねてきた事を含め、今までの自分を乗り越えたような、やり切ったような気持ちにもなりました。

今回は失敗に終わりましたが、野辺山に挑戦して得たものや乗り越えたものが大きかったので、やってみて本当に良かったです。
課題も沢山見つかったので、足りなかったことをしっかり振り返り、また基礎の体造りから積み重ねて行こうと思います。
「野辺山を制する者はウルトラを制する」
完走されたランナーの皆さまを心から尊敬します。

来年必ずリベンジします!!

しぶままさん、みやもさん、ほしこさん、にこぱさん、どんぐりさん、くらっちご夫妻さん、あにぃさん・・・・

本当にお世話になりありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
メテオ
  • 登録日: 2007-5-12
  • 居住地: 埼玉県
  • 投稿: 94
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
りっきさん「受付台」ありがとうございます。

よれよれでやっと完走できたメテオです。
19日20日受付会場とスタート地点でFRUNの皆さんとお会いできて、
特に昨年サロマでお会いしたREIさんにお会いできてうれしい限りです。

皆さんと一緒に走っているということだけでも、なんとなく心強く感じました。また応援していただいた、
久々の縄文人さん:エイドうれしかったです。ありがとうございます。

ナベさん:足が攣ったときはピンで刺すといいと、途中一緒に歩いていただき、ピンをもらい、その後幾度も刺してみました。
自分の足のどこが痛いのか、攣っているのか、痙攣しているのか朦朧として分からないままに処置しましたが、
結果ゆっくりながら走って戻れたので効果・有効の判定です。ありがとうございました。私のためにタイムロスさせてしまいました。
経過ですが
58km北相木村着替えポイントまではなんとか歩かず我慢できました。
71km滝見の湯までで、走り歩き半々位
79km馬越峠上り下りは最初の緩い上りと最後の緩い下りで小走りしたくらいで、歩き主体でした。
87km川上村まで小走り主体で+歩き

ゴールまで川上村の街道は走り主体で、小海線に沿っての緩い上りは我慢の小走り主体で下りは歩きの繰り返し、
天文台方面に迂回する付近は小走り主体で歩きで、やっと13時間45分台位でゴールでした。

プライベートのことですが、今回は息子が初ウルトラ挑戦で後ろから追われるのでゆとりがなく、
親父の面子と思いつつも体力は年々落ちる一方なのできついレースでした。
40km:八峰の湯、87km:川上村での孫の応援でかろうじて逃げ切り一緒にゴール出来ました。息子は馬越峠関門収容でした。

体力は一杯一杯だったので、ゴール後胃液を吹き出し無様な姿を曝け出してしまいました。
ペンションでの完走パーテイはここ数年気持ち悪くなり欠席している有様です。本当は完走後のビールを飲みたいのですが。次はサロマです。

長文になり失礼しました。メテオ
ほしこ
  • 登録日: 2008-1-4
  • 居住地: 鹿児島
  • 投稿: 249
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
第18回星の郷八ヶ岳野辺山高原100KMウルトラマラソン。
100KMの部にエントリーしましたが、レース中に自主的に71KMの部に変更してみました。(正式には71キロ関門アウト)


野辺山を制するものはウルトラを制するといわれるこの大会。
私にはまだ無理と思う反面、どこかにチャレンジしたい思いもあり、エントリーしたわけですが、憧れだけで何の知識や準備もないまま制することができるほどあまい大会ではありませんでした。

最初の上りから歩きがはいり、走れるのはわずかな平坦と下りだけ。遅れを取り戻すためにあせって下りで飛ばす。最初の関門にも余裕のない通過。

その後は、だんだん暑くなる中でも脱がなかったライトジャケットで熱がこもったのか原因はわからないけど睡魔に襲われます。
下りの無茶な走りで早くから脚へもダメージも出て、50KMの時点で次で終わると感じていました。

時間がある限り自分ではやめることはできない。だからはやく制限時間がきてほしい、そんな気持ちのまま、さしかかった59KMの着替えポイントに向かう唯一の折り返しで、FRUNの仲間や知り合いの姿、かけてもらった言葉で「やっぱりいけるところまでいくんだ」と気持ちを思いなおすことができました。

そして70キロ地点で71キロの関門時間である15時15分を迎えました。
係の人に番号を告げ71キロまでそのまま歩き続けて私の野辺山は終わりです。

この時点では、この結果に満足はしていないけれど気持ちはさっぱりしていました。
バスに乗ってゴールのある体育館に着いた時は、スタートからもうすぐ12時間。

着替えた後、続々とゴールするランナーを見続ける間にさっきの感情に変化が現れます。私にはまだ無理だったんだと妙にさっぱりしていたのに、余裕の笑顔だったり、感激の涙を浮かべたり、苦痛の表情だったり、でも達成感でいっぱいの顔でゴールにはいってくるランナーを見て、私もここに戻ってきたいと強い気持ちが生まれました。

最初の上りから私と一緒に歩いていた人が制限時間10分前にゴールに入ってきた姿を見た時、信じられませんでした。野辺山を完走するためには、上りで走れるようにならないと無理だと思いこんでいましたから。でも後で、上りではなく下りの走りがポイントであることを教わりました。

上りが走れなくても下りでダメージを与えず遅れをとりもどす走りができれば完走できるかもしれない。

ウルトラは一度でたら別の大会に出たいと思っているし、野辺山もあんなつらいコースはもういいと思っていたけれど、でも来年参加したくなっています。
あのゴールを迎える側ではなく、迎えてもらう側になりたい。
栄光のゴールに向かってくるランナーの姿がとても眩しかったです。


完走した皆さん、本当におめでとうございます。

ご一緒してくださった皆さん、ありがとうございます。

完走できなかったけど、エントリーしてよかったです。


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