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9.ウルトラマラソンの部屋 : 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】

投稿者 トピック
りっき
運営スタッフ
  • 登録日: 2007-3-7
  • 居住地: 横浜市
  • 投稿: 2747
今ごろ野辺山完走記(りっき)
もう既に、皆さん忘却の彼方だろうと思いますが、一応完走もしているので、記録しておきます。(ま、次のいわての前座です)

*********************************************************

4月22日のチャレンジ富士五湖100kmから約1か月後の大会となったけど、それよりも、
5月以降、会社の社員研修の講師の仕事をやらせて頂くことになり、たいてい自宅で早朝に予習等をするものだから慢性的寝不足。
前日も朝3〜5時ぐらいまで勉強をすませ、それから荷造りをするほど。この寝不足だけが、不安要素だった。

今回は、地元の横浜旭走友会のメンバーと一緒に行動したのだけど、この面々が皆酒好き(あれ?一部のメンバーかも)。
それにつき合って前日遅くまで飲んでしまい、当日も寝不足のままスタートするような有様だった。

レースのほうは序盤は快調。
標高1350mのスタート地点から、一気に550m登って標高1900mに達する20km地点までの林道。
そこから50km地点まで、一気に1,000mおりる下り区間も、すこぶる快調。
今日は比較的苦労せず完走できるかな…
と、この時点までは感じていた。

ところが、どのレースでも、たいていダレてくる60〜70km区間でやっぱり変調が…。
前日の寝不足がたたり、だんだんレースが面倒くさくなってきて、走り続ける闘争心が薄れてきた。何とか71kmの滝見の湯エイドまでたどりつくも、
その後の馬越峠の急な登りはほとんど惰性で歩くのみ。
途中歩きならが居眠りこいて、沢に落ちそうになることも何度かあったけど、
frunの縄文人さんの私設ビールエイドにも救われて、標高1620mの馬越峠まで、残り時間3時間を残して到達。

ここまで来れば一安心。
馬越峠後の下りを一気に駆け下ってゴールになだれ込む積もりだったけど、途中から降り始めた雨、気温の低下、睡眠不足の体調不良が重なって、残り10kmがなんともきつかった。

制限時刻に間に合いそうだと思うと、気力体力が続かず、残り10kmはほとんど走れず歩くのみ。あまりに歩きが続きすぎてタイムの方はガタ落ち。
「このペースで歩き続けたら、制限時刻に間に合わないかも??」と、ようやく気づいた97km地点で再び走り出し、13時間39分で、よれよれでゴールにたどり着いた。

ゴール後、胃がムカムカして我慢できず、会場の隅の草むらで吐いてしまったのだが、内容物が何もない、真っ黒い色の胃液だけだった。
身体が萎えて立ち上がることができず、そのうち身体が冷えてガタガタ震えがくる。
やっぱり野辺山のコースはそれほど迄に過酷でした。

でも、何はともあれ完走。
野辺山のコースを時間内完走できたということは、いろんな意味で自信になる。「どんなコースもどんと来い!」みたいな感じ。
途中バタバタだったとはいえ、自分のランニングキャリアにとって大きな収穫です。

おまけですけど、翌日は日本中が沸いた金環日食の5月21日。野辺山の空は雲ひとつない快晴で、旭走友会の仲間と一緒に、天体ショーを楽しんできたのでありました。

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