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9.ウルトラマラソンの部屋 : 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】

投稿者 トピック
ほしこ
  • 登録日: 2008-1-4
  • 居住地: 鹿児島
  • 投稿: 249
Re: 件名 第18回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 12/05/20【受付台】
第18回星の郷八ヶ岳野辺山高原100KMウルトラマラソン。
100KMの部にエントリーしましたが、レース中に自主的に71KMの部に変更してみました。(正式には71キロ関門アウト)


野辺山を制するものはウルトラを制するといわれるこの大会。
私にはまだ無理と思う反面、どこかにチャレンジしたい思いもあり、エントリーしたわけですが、憧れだけで何の知識や準備もないまま制することができるほどあまい大会ではありませんでした。

最初の上りから歩きがはいり、走れるのはわずかな平坦と下りだけ。遅れを取り戻すためにあせって下りで飛ばす。最初の関門にも余裕のない通過。

その後は、だんだん暑くなる中でも脱がなかったライトジャケットで熱がこもったのか原因はわからないけど睡魔に襲われます。
下りの無茶な走りで早くから脚へもダメージも出て、50KMの時点で次で終わると感じていました。

時間がある限り自分ではやめることはできない。だからはやく制限時間がきてほしい、そんな気持ちのまま、さしかかった59KMの着替えポイントに向かう唯一の折り返しで、FRUNの仲間や知り合いの姿、かけてもらった言葉で「やっぱりいけるところまでいくんだ」と気持ちを思いなおすことができました。

そして70キロ地点で71キロの関門時間である15時15分を迎えました。
係の人に番号を告げ71キロまでそのまま歩き続けて私の野辺山は終わりです。

この時点では、この結果に満足はしていないけれど気持ちはさっぱりしていました。
バスに乗ってゴールのある体育館に着いた時は、スタートからもうすぐ12時間。

着替えた後、続々とゴールするランナーを見続ける間にさっきの感情に変化が現れます。私にはまだ無理だったんだと妙にさっぱりしていたのに、余裕の笑顔だったり、感激の涙を浮かべたり、苦痛の表情だったり、でも達成感でいっぱいの顔でゴールにはいってくるランナーを見て、私もここに戻ってきたいと強い気持ちが生まれました。

最初の上りから私と一緒に歩いていた人が制限時間10分前にゴールに入ってきた姿を見た時、信じられませんでした。野辺山を完走するためには、上りで走れるようにならないと無理だと思いこんでいましたから。でも後で、上りではなく下りの走りがポイントであることを教わりました。

上りが走れなくても下りでダメージを与えず遅れをとりもどす走りができれば完走できるかもしれない。

ウルトラは一度でたら別の大会に出たいと思っているし、野辺山もあんなつらいコースはもういいと思っていたけれど、でも来年参加したくなっています。
あのゴールを迎える側ではなく、迎えてもらう側になりたい。
栄光のゴールに向かってくるランナーの姿がとても眩しかったです。


完走した皆さん、本当におめでとうございます。

ご一緒してくださった皆さん、ありがとうございます。

完走できなかったけど、エントリーしてよかったです。

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