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6.大会報告室 : 2011さくら道国際ネイチャーラン

投稿者 トピック
おやま
  • 登録日: 2007-4-14
  • 居住地: 石川県白山市
  • 投稿: 955
2011さくら道国際ネイチャーラン (つづき)
夜も更けて午前0時をまわる。二八そば走法を続けるが歩きの2分がとても短く感じ始める。
そこで歩く時間を3分に延長する。荘川桜から白川郷までの記憶はほとんどない。おそらく
道路灯のない真っ暗な道を時計とにらめっこしながら進んでいたのだと思う。進むスピー
ドはキロ9分。次のエイドまでの距離に9を掛けて3分+8分のセット数を数えてそれを頼りに
進む。エイド間隔が11kmの区間では99分(1時間40分)、9セットというのを見て気が遠くな
る。

03:30頃P白川郷の入り口着。04:04第3CP道の駅白川郷着。眠気覚ましにRedBullを飲むが全
然効かない。白川郷から先の長い2つのトンネルで急に眠くなる。かなりふらついていた様
でトンネルの壁にぶつかりかけて壁に手をついたり、後ろから来たランナーにふらつきを
注意されたりする。次のエイドで少し眠ることを決める。No35エイド(かんなかべ)で10分
の仮眠を申し出る。このエイドはテントではなくて家を開放してくださっていた。畳の上
にホットカーペットが敷いてあり、毛布をかぶって至福の10分を過ごす。

起きてから味噌汁やお汁粉をごちそうになり眠気はおさまり出発する。明るくなってきた。
いくつもの橋を渡る。No37エイド(ささら館)到着。ここでバニーさんのリタイアを知る。
とにかく前に進もう。テツランさんにもうすぐ五箇山の登りです、と励ましていただくが
付いて行けない。雨具では暑く感じてこれを脱ぎ、No38エイド(五箇山山村開発センター)
でリュックと一緒に預ける。途中眠くなるがチョコレートを食べるとぴたりと収まった。
低血糖になっているか...。

No39.エイド(五箇山タクシー:198.1km)で顔を洗い登り坂へ。去年バニーさんを応援した場
所だがずいぶん時間が経っているなと思う。登り坂を歩いていると再び猛烈に眠くなって
きた。峠の頂上のエイドで15分眠ろうと決める。ふらふらしながらNo40エイド(梨谷トンネ
ル手前:202.8km) に到着する。残り時間を計算するとキロ9分じゃ間に合わない!!。寝てい
る場合じゃないということですぐに出発する。眠気も気持ちが入ると吹き飛ぶのか、長い
五箇山トンネルも眠気がなくなるから不思議なものである。

トンネルを抜けた急な下りをゆっくり降りる。途中frunのユニを見て「バニーさんですか」
を声援を受ける。どう見ても男なんですけど〜、笑顔で応える。

10:50第4CP南砺市大鋸屋(212.0km)到着。TEAM白山のBIKIさんが応援にきてくれていた。制
限時間までだいぶあるから大丈夫と言ってくれたがキロ9分しかでないと伝えると、ああ間
に合わないねと計算してくれた。チョコレートが欲しかったがこのエイドには無い。お腹
もかなりすいてきた。この状態でハンガーノックは避けたい。次のエイドでチョコレート
を、その次のエイドでゼリーを2ついただき、チョコレートとカロリーメイトをポケットに
入れて出発する。カロリーメイトを食べるのはきつかったがとにかく口の中に詰め込む。

福光あたりでは向い風が冷たくきつい。曲がり角をどっちに曲がっても向い風だった。石
川県に入る手前でまもさんの応援を受ける。

No46エイド(たけまた友愛の家:233.7km)で先行していたテツランさんと入れ違いになる。
足首を完全にこわしたとのこと。白鳥から前後していたドイツ人ランナーFlickさんは夜中
から胃腸の調子が悪くここまで来たら完走できるのであとは歩くという。みんなそれぞれ
に問題を抱えながらあきらめないでゴールを目指している。

今回ほど時計を見たことはかつてなかった。走りの8分は長く、あと1分かな〜と思って時
計を見るとまだ3分も残っている。歩きの2分はあっという間に終わる。残り3分ならばあの
電柱までいけるかな、というのをずっと繰り返してきた。

最後のエイド(荒木建設:242.8km)でトイレ休憩して出発する。あと7.2km、6セット。ここ
からはよく知る道である。鳴和交差点が見えたところでkinkodoさんに電話で到着時間を知
らせる。あと1kmの東山交差点を過ぎると気持ちが緩んだか全く走れなくなった。そこから
兼六園まで歩く。兼六園下交差点から石川門に続く坂を歩いて上がる。坂の頂上で瀬上実
行委員長が迎えてくれて握手する。周りからたくさんの拍手をいただく。そこからゴール
までは500mくらい、最後の花道は走ることができた。今年は1週間遅い満開の桜の中だった。

大会趣旨

この地球の上に 天の川のような 美しい花の星座をつくりたい。
花を見る心が一つになって 人々が仲良く くらせるように。  −佐藤良二−

さくら道で勇気をつなごう 応援します。東日本大震災被災地

http://shirotori.gujo.to/sakurainr/HP/sakurainr1.htm

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