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バニー |
投稿日時: 2010-2-17 17:28 |
- 登録日: 2008-2-3
- 居住地: 東京都
- 投稿: 1288
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- 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文)
- 大阪走って2週間ですが、2/14にいわきサンシャインマラソンという第1回のフルマラソンを走ってきました。
超長文ですので、ひま〜な方、または何か読み物が欲しいという方お読みいただければうれしいです。
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前日、いわきのホテルで靴にチップを着けようとして靴袋を開けてビックリした。黒い靴=アディゼロが入っていた!
実は大阪の後、右足の小指とつながってる骨の上あたりが靴を履くと当たって痛んで、アディゼロが履けなかったのだ。 いろいろ履き比べて昔作ったミズノのオーダーシューズの赤い靴が当たらなかったので、いわきは赤い靴で走るつもりだったのに。 ちょうど友達が同じような場所を疲労骨折したばかりだったので、ちょっと怖がった。
お世話になってるトレーナーさんに慌てて電話して右足を傷めないで走る走り方を聞いた。 つま先に力が掛かると痛むのでかかとで走るようにすること。 上半身で足のキック力をカバーすること。 右足を前に出すように左足で引っ掻いて(?)走ること。
スタート前吐きそうな気分になるほど不安になった。 アップをしたら少し痛む。どう走れはいいんだろう。上半身でカバーって??
いわきは前日は雪が降った。6時の気温は0℃の予報だった。実際めちゃくちゃ寒かった。 寒さに備えビニール袋を被ってスタート。
いきなりのアップダウン。 1kmのラップは4'42。2kmでは4'44。ああ、今日はこんな感じなのか。 もうラップは押すけど見ないことにした。 第1回の大会だし、もしかして入賞くらいしないかしら、と考えていたけど、沢山の女性に抜かされてるし、もうそれも考えない。 感覚のまま走ろう。
3kmくらいでビニールをぬいで手に持って走った。 最初の給水所でビニールとコップを捨てるつもりで手袋まで捨ててしまった。 あわてて戻ると係のおばちゃんが拾ってくれていた。 手袋は捨てちゃったのに、捨てるつもりのコップを握ったままだったし。。。
沿道の応援の人たちがペットボトルにキラキラの飾りを付けてシャカシャカ音のするものを入れてたものを振って応援していた。同じ物をみんなが持ってる。 手作りなのかどこかで配ってたのか? 何十メートルにもわたっての応援。なんかめちゃくちゃありがたくなった。 「ありがとうございます」「頑張りまーす」手を振って応える。
今日はこれで走ろう。今日はバニーじゃないけど、一番笑顔のランナーになろう。応援の人には声出して応えよう。一番うるさいランナーになろう。
頑張って走ると身体が左にねじれる癖があるので、本当は上半身は右を向いて走りたいけどコースは左車線を走ってるので応援も左側になる。 申し訳ないけど、極力なるべく車線の反対側応援に応えるように走る。 でも、やっぱり左側の方が応援が多いのでそちらにも勿論応える。
8kmくらいに登り。さすが山の神、柏原くんのふるさとといった結構アップダウンのあるコースだ。登りはガマンして走るが、下りはヤバい。小指側が痛む。
ラップは見ていないが体感的にキロ5分くらいかなって感じ。だから10km越えても楽ではある。
12km位で突き当たって右にコースをとる。 いわきのコースはTの字を逆にしたような感じに走る。 いわきの競技場から海へ向かって降りてきて左に曲がり第一折り返しに向かう。折り返してきてからは下ってきたところを通り越して第2折り返し。 真ん中あたりの「アクアマリンふくしま」がゴールとなる。 おまけのちっちゃな第3折り返しもあるけど、おおむねそんな感じのコースになっている。
海が見えた!薄日も差して眺めもいい。 あぁ、これがサンシャインマラソンなんだと思う。 海があるとこを走るのは大好き。 ここら辺りは平坦だし走り安い。小指側の痛みも気にならない。 どこまでも走っていけそう。
グレーのシャツにランスカの一般の女性に抜かされた。 ランナー魂に火が付きそうだったけど、今日は無理。そういうのは捨てなきゃ。
第1折り返しは漁港のような所。応援がものすごい。 ピンクのランピースを着た陸連ゼッケンの女性が爆走して抜いていった。スタート前に見かけた子だ。 陸連女子の最下位になりそー。とおもって折り返したら、フラガールズたちとすれ違った。 フラガールの仮想の二人の女の子たちとはスタート前に挨拶した。今日はファンランという陸連の子達だ。陸連最下位にはならないみたい。 トレセンでの古くからの知り合いOさんとすれ違う。 ダンナも走っているはずだが、解らない。まだ16kmくらいだからやめたりしてないはずだけど。。。
すれ違うこれから折り返しの向かう人も少なくなり、少し海から離れた道を第2折り返しへと向かう。 中間地点を過ぎた。何分だかわかんないけど、まぁいいや。 まだまだ余裕があるばすなのに急に走るのが嫌になってきた。 足が痛いわけでもない。 頭に栄養が足りないんだなと思い、持参していたワイルドビーンズのジェルを取り出す。 なかなか良いときいていたけど、使ったことのないものはなかなか本番で使えないので、今回使ってみることにしました。
取り出して飲もうとしたとたん、前方には山!じゃない上り坂! こりゃ超えてから飲んだほうがいいなってことで、手に持ってひたすら上る。 超えてからはひぇ〜なくだり。 くだりは相変わらず小指が痛くなる。怖いよコワイよ〜って感じですが、変に力をいれるとますますダメになりそうなので、力まず怖くないように走る。 もちろんガンガン抜かされます。
ようやく下ると再び漁港名感じ。 「小名浜」って書いてあるぞ。え〜っとどっかで聞いたことあるけど、なんか随分走ってるんだなぁ〜。 このあたりも応援がいっぱい。 もちろん声出して応えます。 大体が「頑張って〜!」とか「ファイトファイト!」とか。 女性だと「女の人がんばって〜!」とかも言われる。 手を振って応えていると、特別に(?)ゼッケンで「○○○番頑張って!」とかもいってもらええる。 「ありがとうございまーす。」「がんばりまーす」なんて応えながら走る。 「ファイト!」と応援されれば「いっぱーつ!」と応えるのはもう何年も前から使ってる手。 「おかぁちゃん頑張って!」なんて応援する不届き者がいたから「おねぇちゃんって言って!」と言いながら走る。 こういうのがうれしいな。 胸が熱くなってしまうが、過呼吸になりそうだったので感激を抑えた。
自分が応援してるとき、応援に応えてランナーが微笑んでくれたり、うなずいてくれたりするだけでも嬉しい。 応援して良かったなって思える。単なる自己満足かもしれないけど、やっぱり反応があると嬉しいとおもう。 いわきの大会は第1回。来年また自分が走るかどうかはわからないけど、街の人たちがちょっとでもマラソンの応援もいいものだ。来年もまた応援に出ようと思ってくれたら嬉しい。 だから目一杯元気(そう)に応える。
ここから「ら・ら・ミュウ」やゴールの「アクアマリン」を走りすぎるのだが、ここもすっごい応援。 ワイルドビーンズが効いたのか、応援でテンションあがったのか、手を振ったり上げたりしてるんるん走る。 なんかいいなぁ〜こういうの。やっぱりこういうのが好き。
石炭山(だと思う)に雪がかかって黒字に白の模様の巨大なホルスタインが横たわっているように見える。 そこを抜けると工業地帯に入るようで、応援はまばらになり、沿道整備の係員の応援だけになる。 向かいから広報車がやってきてエールを送ってくれる。 「ランナーのみなさん頑張ってください」「もう少しでゴールです」みたいな放送。 おいおい「もう少し」じゃないよ。まだ15kmもある。 ぶちぶち言いながら走っていると前方のランナーも「あれじゃ励みにならないよ」と同感してくれた。
28kmすぎに残りの距離を計算する。 あと14kmといえばジョギングを始めた頃に走っていた実家の近くの川沿いのサイクリングロードの距離だ。あんまし短くはないが長くもない。
30km過ぎのエイドで一休み。 休みまーす!と言いながらテーブルとテーブルの間の歩道に今もらったコップを置く。 男性ボランティアが「あんパン、バナナ何がいいですか?」と寄ってきてくれた。 「大丈夫です。魔法の粉を持ってきてるから」と持参したクエン酸の粉を飲む。 水をもう一杯どうかと言ってくれたので、本当はこういう時はいただいた方がいいのだろけど、「ありがとうございます、でも充分。」 「さて行くかね!」と走り出した。 エイドで立ち止まるっていうのも久しぶりかも。
応援はぐっと減って沿道ボランティアさんくらいしかいなかったりするが応援に元気(そう)に応えていると余裕だねーなんて言われる。そろそろ余裕でもないんだけどね。 残り10kmくらいで沿道ボランティアからもう少しだよー、と応援をいただくが10kmってちょっとじゃないやん。 「まだ長いよ〜」と応えると笑い声が聞こえた。
前方に登り坂! 周りもそろそろウンザリしてきた坂の中盤、坂はもう少しで終わりだよという応援。 でも前方にはまだまだ登り坂。。。 もう少しじゃないよ〜とぶつぶつ。 グレーのTシャツのランナーが軽快に抜かしながら、同感してくれた。 7〜8mほど前を走りながら、何やら言ってくれたけど、よく聞き取れなかった。 多分その先で右に曲がって下っていたのでそのことを言ったのかもしれない。
そこから第2折り返しまでは軽い下り。 でもでも、長っが〜ぁ〜い。 折り返してくるランナーが来るものの折り返し地点はゼンゼン見えない。 ゆるやかに右にカーブしているせいもあるのだけれど、この先どんだけはしるんだかさっぱりわからない。 キロ表示をみおとしていたので、何キロくらいなのかもわからない。 折り返し側の歩道で「あと7kmがんばれ!」と応援してくている人がいる。 ということはあのあたりで35kmなのか?
ようやく折り返しすとゆるい登り。 今日はこのくらいのゆるい登りの方が下りよりいいみたい。 でもかなり疲れてスピード感も落ちている。
34kmの表示。 そのすぐ後に「あと7km」と応援する人。 う〜ん、ランナーにとってはあと7kmとは言わないんだけどなぁ。
すれ違いでOさんに声をかけられる。 フラガールズたちは最初の折り返しでは一緒に走っていたけど二人バラバラになっていたが二人とも軽快な走り。 速いねーと言ってもらったけど、もう彼女達より軽快じゃないなぁ。 しかしダンナにすれ違わないなぁ。 鎧兜の武者姿のランナーとすれ違う。「かっこいいよー」とエールを送ると笑顔を向けてくれた。
チャイムが聞こえた。多分12時を知らせる鐘だ。 残りはあと6kmくらい? 5分で走っても3時間半かぁ。おいおいこんなんで名古屋大丈夫かぁ? まぁしょーない。道マラの33分ってのもあるし。
来るとき登った坂を下るとホント距離合わせに作ったような 第3折り返し。
このあたりから残り○kmの表示。 残り3kmをすぎれたということは2.8kmとかってことだよね、と少しでも短く考えたい。 工業地帯を戻るとはるか向こうに巨大な牛のように雪をかぶった石炭山。 やっとここまで来たか! 牛を回り込むとゴールが近いはず。
ゴール近くはコースの両側に人垣ができている。 もう少しでゴールだよーと応援されるがゴールらしきものは見えない。コースが右に曲がっているようだ。 もうすぐゴールだよー!と応援されが、見えてこないのでゴールはどこ〜?といいながら走る。 曲がり角にはビールの被りものをした人が応援していた。 ゴールしたら飲むよー!といいながら右にまがった。 ら、すぐにまた左に曲がるようになっていた。
左に曲がるとようやくゴールが見えた。「ゴールあった!」 左右の沿道にはますますの人垣。ホノルルのゴールを思い出される。 ゴール前の時計が30分をさしていた。 うひゃ〜30分超えちゃったよ〜と思ったが、無事にゴールできそうでよかった。
ゴールするとフラガールが紙のレイをかけてくれた。 いつものようにレイをして奥へと進む。 給水所でアミノバリューとコップの水をくれた。 水を飲む。おいしい。水をのみほす。 給水所へ再びゆき、飲み干したコップにおかわりをもらった。
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- » 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (バニー, 2010-2-17 17:28)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (しぶまま, 2010-2-17 18:43)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (バニー, 2010-2-17 23:54)
- Re:第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (うしまる♪, 2010-2-18 12:46)
- Re:第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (バニー, 2010-2-18 23:41)
- Re:第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (うしまる♪, 2010-2-19 20:50)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (takattie, 2010-2-19 8:23)
- 第1回いわきサンシャインマラソン、お疲れ様でした (XJR13クジラ, 2010-2-20 19:36)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン、お疲れ様でした (おやま, 2010-2-20 22:14)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン、お疲れ様でした (バニー, 2010-2-20 22:59)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン、お疲れ様でした (バニー, 2010-2-20 22:58)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (なみこ, 2010-2-21 12:42)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (バニー, 2010-2-21 22:00)
- Re: 第1回いわきサンシャインマラソン(超長文) (うしまる♪, 2010-2-21 22:48)
- 島の大会っていいですよね〜 (なみこ, 2010-2-22 6:22)
- Re:島の大会っていいですよね〜 (うしまる♪, 2010-2-23 23:27)
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