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6.大会報告室 : 青梅高水山トレイルマラソン・30Kの部

投稿者 トピック
むぎ
  • 登録日: 2007-3-29
  • 居住地: 東京、時折秋田
  • 投稿: 396
青梅高水山トレイルマラソン・30Kの部
皆さんこんにちは むぎ です。
新生FRUNでの始めての大会報告です。
残念ながらむぎ的ドラマは有りませんでしたが、読んでやって下さい。

'07.04.01青梅高水山トレイルマラソン・30k

青梅駅から徒歩10分で会場に、着替えて荷物預けてトイレに入って、準備運動のエアロビクスにも参加。準備とは言えなかなか動きが速く旨くタイミングが取れない、中年ギクシャクくねくねを繰り返して少しずつ慣れて来た。と、PIさんに声掛けられる。近くのベンチを指差し、そこに陣取っているとの事。止めるきっかけを探していたのですぐさまエアロを中止。Jさん・PAさんが荷物の整理をしているベンチに向かい、最近のウルトラの様子・後日談やKさんの捻挫の様子など伺う。捻挫の原因は・・エアロだったとの事、振り返ると未だエアロの真っ最中、こんなに長いとこれだけで疲れるし捻挫しちゃうかも。

30k参加は私だけ、スタートが早いので一人別れて向かう。私は長めのランパンに半袖Tシャツ、腰にはボトルホルダーのいでたち。周りは同じ様な人も居るが、ロングスパッツにオーバーパンツ・給水システムのザックが多い。いかにもトレイルのスタイル、通常のマラソン大会とは雰囲気がまるで違う。

スタートして緩やかな登りスロープが2キロ程、段々道幅も狭くなって3kほど先からはハイキングコースになる。女性でトライスリート数人グループは、近頃の戦績などを軽快に語りながら走りも軽い、皆の元気さに驚く。こちらは息せき切らせながらの走りなのに。5kで15kコースと別れて本格的な登りに入る。脇を先ほどの女性が軽やかに抜いて行く、脇で仲間を待ちながら「私、こういう登り好きなの、ついつい楽しんじゃう」だと。

登り下りを繰り返しながら全体としては登って行く。関門は10kで90分、距離表示が無いので不安になる。5kの分岐通過が39分だし、今までより登りもきつくなっているし、昨年のけーぜさんが関門5分前だった事も合わせて。一般道に出て歩道を進むともう直ぐ10kとの掛け声が聞こえる。時計はもう数分で80分、何とか関門は通過出来そう。左に曲がって登りの舗装路の途中にエイドが見えた。何処が関門か解からないが路面に白線が引かれている所を越えてエイド到着、丁度80分。

ここまでもかなり汗をかいているので、梅干数粒・オレンジ・チョコなどを頬張り数杯の水を戴く。すでにスポーツドリンクは無くなった様だ。そうこうする間にもトップランナーが凄い勢いで駆け下り戻って行く、キロ3分位で・・。

エイドに名残を残しながら再スタート、鬱蒼とした森に入って行く。暫くは折り返しで共通のコース、上から「ランナーだぁ」の声と共に上位のランナーが軽やかなステップを踏んで狭い山道を駆け下りて来る。脇に避けながら登っているとすれ違い際、お礼の言葉と共に励ましを貰う事さえ有る、こちらは登りで応援したくても声が出ないのに。

すれ違い共通コースを過ぎて周回部分に、もう数キロで折り返し高水山の神社だ。すでに重しと化した足に手を添えて、一歩・もう一歩・更に気合でもう一歩と登る。気持ちが切れそうになる直前で目の前に石段が。激しい重力を感じながら、お守りをクビから下げて戻って来るランナーとすれ違いながら到着!
早速順番に御参りし、首にお守りを掛けて貰う。祈るのは無事なる完走、何故か家内安全・商売繁盛・立身出世・学業成就・達成サブ3.5(笑)とかは思い浮かばなかった。

エイドで空いた御腹を満たすべく、バナナ・チョコ・塩せんべい・ミニカステラなど戴く。こんなに御腹が空いたのはウルトラ以外に無い、それでもようやく15kなのだから厳しい大会だ。再スタート前に時計に目をやると、経過時間は2時間22分だった。帰りは下り基調、膝への負担が増すのが思いやられる。

周回コースを辿ってすれ違い共通コースに出る、すでに誰も登っては来ない。それもそのはず、10kの関門を10分前通過だったのだから。その10k地点までの急な下り基調を下るが、ここを先程軽やかなステップで駆け下りていた人の事を思うと頭が下がる。自分がやったら、ブレーキが効かずに転げ落ちるだけだろう。

ブレーキが壊れない程度の速度で下って10k関門のエイドに辿り着く、ふと見たランパンはすでに白く塩を吹いている。筋肉も疲労で攣りそうなだけに、わざわざ家庭から持って来てくれた食塩は有難い。(「味塩」を要求した冗談ランナーも・笑)
エイドの食物は寂しくなっているが、塩分の他に糖分を補給して残り10kへ再スタート。

下り6割・登り3割・平坦1割の帰路、登りも辛いが小走り出来る下りと平坦も辛い。何故って、狭い山道なので前後ランナーとの関係で走らねば迷惑になる、だから辛い。残り5k近辺で大会関係者が声援を送ってくれる「ゴールまで粘れ! 体育会系なら声を出せ! 粘れゴールまで!」。登りの上りきった所で手を叩きながら応援してくれている、有り難い事だ。一方で「俺は同好会系だぁ〜」って言ったら何て言うかなぁとか思ったり。結果「をぉ〜!」と応えただけだった。

ここからは登りも少なく傾斜も緩やかに、下り系も今までに比べて気分良く走れる。次第に山の雰囲気も変わって道も広くなり遊歩道に。散歩の中年カップルとも多くすれ違いゴールが近い事を感じる。もう数キロでゴールだ。ゴールした人が友人の応援に逆走している人も出て来て、運動場が眼下に見えて、大会の横断幕が見えて、ゴ〜〜ッル!!
4:06:20(自己計測) でした。

順位・タイムなどより完走した事が嬉しく、また安堵を感じたゴールでした。
帰りの駅ホームで立ち食いそば(想い出そば・400円)を食べ、のんびり新宿経由で帰ったのでした。

<追伸>
このそば、けんちん汁の具材(大根・ニンジン・ごぼう)がたっぷり・ちくわが一本・更に(多分)菜の花が入って、しかもネギも沢山入れてくれて、肝心のそばも手打ち風で実に旨い一杯でした。それで400円!これはお勧めです。
ただし具沢山なので、電車出発の10分前には食べ始めましょう。私は関門20秒前に駆け込み乗車、これも想い出です。


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むぎ


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