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6.大会報告室 : 第56回勝田全国マラソン(2008/1/27 茨城県ひたちなか市)

投稿者 トピック
りっき
運営スタッフ
  • 登録日: 2007-3-7
  • 居住地: 横浜市
  • 投稿: 2747
Re: 第56回勝田全国マラソン参戦記/りっき
ふうせんネコさん、報告台設置ありがとうございました。
あんまり書きたくない完走記だけど、一応残しておきます。
ブログと全く同じで、手抜きですみません。

***********************************************************

とうとう11月初めに痛めた左ハムの肉離れが完全に回復しないまま、
勝田当日を迎えることになってしまった。
ベストコンディションで臨めないのは残念だが、ここまできたら言い訳はできない。
回りに「サブ3.5を狙う。」と宣言して勝田入りした。
予想タイム3:15−3:30のラインにならび号砲をまつ。
午前11時、スタートの号砲とともに今年の勝田マラソンが始まった。

今日の組立は、最初5kmをスタート渋滞を加味して26:30(キロ5:18)、
残りは全て5km24:35(キロ4:55)の完全イーブンペースでの組立て、
このタイムで押し切れれば3:29:23でゴールできる計算だ。

【0-5km 25:29(-1:01の貯金)】
スタート渋滞はさほどなく、5km通過は25分29秒、想定タイムに比べて
1分1秒の貯金ができた。こいつを食いつぶすことなくゴールまでたどり
つきたい。
少し遅いペースかな?と思いつつも、いつも突っ込みすぎて失速する
ので回りに合わせて流れの中で走る。
R245に入って、少し風がつよくなった気がする。回りの流れに
惑わされぬよう、自分のペースを刻む。

【5-10km 24:41(-0:54の貯金) 】
タイム計算は全て5キロごとのラップで考えた。24:41だから、想定
タイムより6秒遅れ、貯金は50秒ほどだと、頭で計算しながら走る。
この部分は国道の左端を走るのだが緩やかなアップダウンがある。
風がだんだん強くなってきたので、なるべく前のランナーの後に付き、
少しでも風を受けないようにして走る。

【10-15km 25:00(-0:29の貯金)】
実は10km過ぎたころから既に左ハムに違和感を感じている。しかも、左
ハムをかばって走っているためか、いつは感じないのに今日は右ふくらはぎ
にもハリが出ているようだ。少し不安を感じながら走っていたら、この
5kmラップは25分になってしまった。貯金は30秒ほどになってしまったが、
足のことを考えると今ひとつペースが上げられない。
ただ、つくばマラソンの時だって、違和感を感じながらも結局走り通せて
いる。今回だってきっと最後までもつだろう…と、そう信じて走ることに
する。

【15-20km 25:03(-0:02の貯金)】
17kmを過ぎたあたりの交差点で、なんとも不運なアクシデントに見舞われた。
勝田のコースは市街地を走るので、時々ランナーを止めて信号待ちの車を
通す処理をする。それに当たってしまったのだ。ただでさえ遅れ気味なのに、
ここで約20秒のロスは痛い。車10台ほど通してから、もどかしく走りはじめた。
遅れを取り戻すべく、再開後は思わずダッシュ。
でも、ここでペースを乱さなければいいが…。
結局ここも25分03秒で、ついに貯金が底をつく…。

【20-25km 24:27(-0:10の貯金)】
左ハムの違和感は消えてないけど、レースは既に後半だ。このままのんびり
走っていてはサブ3.5はおぼつかない。そう思ってペースを上げることに
切り替えた。5kmの想定タイムをはじめて8秒上回る。

【25-30km 24:29(-0:16)】
足は痛いがここまできたらつべこべなんか言ってられない。25kmの跨線橋は、
ピッチを早めて登り切り、ここで予定通りエネルギーゼリーを補給した。
このあたりにくるとかなり回りよりも速いペースで走ることができ、再び
5kmの想定タイムをクリア。サブ3.5に向け光明が見えてくる。

【30-35km 25:01(+0:10)】
30-35km区間は一番私設エイドがにぎやかなあたり。お汁粉やら豚汁やらを
出してくれるエイドが続く。でも、今回はエイドは水を除いて全部パスだ。
ひたすらゴールのことだけを考えて走る。
けれども、さすがに30kmを越えるとペースの維持がきつくなってきた。
特に、走路が道路の右側になる県道31号線はどーんと一直線の道路で、
かつ上り坂。道の向こうまで見渡せてしまうので、いつも戦意をもがれる
所だ。視線を落とし腕を強く振り、回りのランナー抜きながら走っても、
5kmラップはまたもや25分を上回ってしまった。

【35-40km 24:57(+0:32)】
ついに想定タイムに対する貯金は底をつく。ただ、今日の組立はもともと
3:29:23が想定タイム。まだ、38秒の保険がついている。これを少しでも
食いつぶさないように走らないと…。

【40-goal】
30kmすぎからは、ともかく全力モードに切り替えているのだが、もうほとんど
足は残っていない。30km過ぎからは右ふくらはぎに痙攣の兆候が出ていて、
左ハムよりもそれが心配。でも、ここまできたら泣き言なんか言っていられない
「頼むから攣らないでくれ…」と祈るような気持ちで走る。
41km過ぎ、ついに右ふくらはぎに痙攣が起こる。
一瞬「あっ!」と立ち止まろうとして瞬時に考えた。
「今止まったら間違いなく痙攣が起こる。その瞬間にサブ3.5は可能性が消える」
そう思ってスピードをむしろ上げたら、起こりかけた痙攣が治まってしまった。
こんなこともあるのだ。
「もしかしたらこのまま保険で行けるかも…」
淡い期待を抱くも、もう足は全然残っていない。
「攣ったら攣ったで終わりだ…」とハラをくくり疾走するが、無念にも
足がもう前に出ない。
足が限界を迎えようとするとき、ついにゴールが見えてきた。
最後の気力でゴールを越える。
越えた瞬間に痙攣がきてもんどり打った。

手元時計はうまく押せなかった。
希望は捨てずに記録証発行所に行きプリントアウトされた記録証を見た。

ネットで「3時間30分10秒」だった…

全身の力が抜けるのが分かった。
呆然としてfrun陣地に戻り、たまたま誰もいないシートに座って
記録証を眺めていたら、悔しくて涙が出てきた。
今日の悔しさを絶対に忘れるものか…と思った。

****************************************************************



5キロごとのキロラップを見ると、以下の通りです。自分の組立通りに
走って、カンペキにイーブンペースを保ったのにサブ3.5達成できなかった
のは、やっぱりそれだけの力がなかったということなんでしょうね。
レース終了直後は、「あの信号ストップがなければ…」とか、考えたり
もしたけど、そんなの言い訳。もう一度練習しなおして、次は絶対に
達成できるようにしたいです。


5km 05:06
10km 04:56
15km 05:00
20km 05:01
25km 04:53
30km 04:54
35km 05:00
40km 04:59
G 05:02


一応3分24秒縮めた自己ベストではありました。嬉しくないけど。

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