メインメニュー
frunデータベース
サイト情報
サイト運営者
ユーザ登録数:1009名
|
投稿者 |
トピック |
XJR13クジラ |
投稿日時: 2015-11-4 13:31 |
- 登録日: 2007-3-28
- 居住地: 神奈川県横浜市
- 投稿: 1042
|
- 第23回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)のボランティア記
- クリック戦争で敗退した表記大会のボランティアに行って来ました。「クジラの初ボラ」です。初めてにハセツネを選ぶのも如何な物か・・・と思われる諸氏も居られましょうが、これを全うすると翌年の優先出走権を得られるのです。早い話が「エサに釣られた」訳ですね。
このボラは「金曜19:00〜日曜15:00頃まで」が標準の拘束時間です。長いですね。配置場所の大部分は山中で、そこまで自分用:飲料食料オヤツ類、燃料・電池類、灯火類、防寒具、雨具、着替え・・・+標準備品類:スタッフ用テント、トランシーバー、赤色誘導灯、赤色点滅ランプ、ランタン、エマージェンシーシート、ゴミ袋、・・・を担ぎ揚げます。その際には、往路は前述の赤色点滅ランプを配しながら、復路は撤収しながらとなります。
クジラの配置場所はコース最遠方(約35Km地点)&最高地点の三頭山(ミトウサン、1524.5m)で、全5名。金曜のスタッフミーティングを経て就寝し、翌日は5:00に起床。着替えて握り飯と味噌汁の朝食を済ませ、前述の標準備品をシェアして、7:30にバスにて登山口に移動を開始。8:30に登り始めて、12:00に現着しました。頂上には沢山の一般登山者が昼食中です。まずは汗冷えを避けるべく着替え、話しかけてくる人達とダベリつつ、陣地設営をこなしながら、レースは開始されます。
例年のレースは10月第2土曜日13:00スタートですが、4年毎に諸事情により10月最終土曜日13:00スタートで、今回は後者です。山頂は冷え込みが激しく、待ち惚けのクジラ達は16:00には早々に真冬装備のモコモコ状態。その前をランシャツ&ランパンの上位選手が疾走していきました。
時間とともにランナー密度が増し、装備や服装も「超軽量レース仕様→トレランナー→ハイカー→山歩き」に変化します。真っ暗な山中に延々と光るヘッドランプの数々は、壮大な提灯行列の様相。そこへ山頂から声援を送ります。出来る事は応援のみ(基本的に一切のサポートは禁止、ゴミも受け取ってはいけない)で、声を張り上げながら赤色誘導灯を振りかざすだけですが、上がってきた選手に「届く声が励みになりました」と言われると、休む暇などありません。
時折霧雨が混じる山頂で、結局は不眠不休で応援を継続し、シンガリ(68歳の女性でした!残念ながら鞘口でリタイヤ)を見送った後、撤収やゴミ拾い、西原峠からのスイーパーと合流して山を下り始めたのが4:00過ぎ→都民の森から会場に戻ったのが6:30頃でした。片付けて着替えて朝食を食べて仮眠(爆睡)し、ヘロヘロで帰宅しました。脚のダメージは無いですが(当たり前)、50歳の身体への24h超の連続稼働は、内蔵や脳へのダメージが大きかったです。
正直、「走る方が楽」だと思いましたが、この達成感は独特ですね。来年は「スタッフの苦労を知るランナー」として、レースに挑みたいと思いました。一皮ムケタかな?
デワデワ
|
|
スレッド表示
|
ログイン
|