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つかのまダッシュ |
投稿日時: 2007-9-17 23:06 |
- 登録日: 2007-5-10
- 居住地:
- 投稿: 152
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- Re: 第10回 雁坂峠越え秩父往還140km走 07/09/16〜17【受付台】
- りっきさん、はじめまして。
受付台ありがとうございます。
第10回 雁坂峠越え秩父往還140km走に初参加し、 完走することができました。18:31(総合10位?)
まとまってなくて読みづらいと思いますが完走記です。
申し込み146名、出走13?名。 まだ薄暗い5時にスタート。 規模が小さいためか上位を狙う人が 最前列に並ぶということもなく、 ゆったりとした雰囲気の中スタートしました。
スタート後小さな峠越え(+160m)がありますが その後はCP1(25.5km)手前までは緩い登り。 Top3人位はすぐ見えなくなりましたが、後続は6:00/km弱のペースなので 15番目位の位置でCP1までついていく。 CP1を過ぎると登りがきつくなり、ダムの手前でさらに勾配がきつくなる。 歩こうか迷いましたが周りは歩いていないので走った。 CP2(38.3km)に8位で到着。 ここでは座って麺類(よく覚えていない)を食べてすぐ出発、登山道に入る。 しばらくは舗装された林道が続き、 本格的な登山道に入った所で一人抜いてこの時点で5位。 調子に乗って登っていたのですが急に気分が悪くなり、吐き気がしてきた。 一度立ち止まって呼吸を整え、ペースを落としてから 吐き気の様子を見ながらトボトボ登る。 ペースを落としてすぐ、力強い足取りで登るいかにも速そうな人に抜かれる。 スタート時に持っていたアミノバリュー1.5Lはすでに無くなっていたので 小さい流れを見つけてはガブガブ飲む。
峠に到着し、少し下った雁坂小屋がCP3(47.0km)。 ハイドレーションパックに水1.5Lを補給し、おにぎりを半分頂いて 出発した。 しばらくは平坦な道ですが下りが始まるとCP4まで1200mの下り、 まだまだ先は長いのでスピードを押さえて慎重に下る。 うんざりするほど長い下りだった。
途中ルートを見失って地図で確認していると後から 追いついてきた人がいたので無事復帰できた。 そのまま後について行こうとしたが 物凄いスピードであっという間に見えなくなった。
登山道を出て国道をしばらく下るとCP4(57.0km)に到着。 先程の下りが速い人もまだいた。 カレーライスを頂く、少しのんびりしていると女性トップの方が到着し、 「後もどんどん下ってきている」と言っていたので早々に出発。
ここから栃本関跡までの登りはひたすら歩く。 この辺りから暑くなり水の消費が増えてきた。 秩父湖からの下りを下りきった辺りで水が無くなり、 ここからはハイドレーションは使わず500mlのペットボトルを 買いながら補給することにした。 自販機でスポーツドリンクを 購入していると後のランナーが近付いてくるのが見えた。 川沿いの道になってからはいいペースで進むことができ、 CP5(72.5km)に到着。ここまでで約半分。 水とバナナをいただき出発。 ここから秩父のCP6までが辛く、とても遠かった。 暑さでどんどんペースは落ちていった。 しばらく進むと雁坂の下りで飛ばしていた人に追いつき、抜いた。 僕以上にペースが落ちているようだった。 この時点でなんと!まだ6位の位置にいた。 しかしペースはさらに落ちていき平坦にも関わらず 歩きが入るようになっていた。 先程の人が再び追いついてきて、 「氷を食べて体の中を冷やすと走れるようになりますよ」 とアドバイスをくれて、走り去っていった。 復活早過ぎ(^^; 経験豊富なウルトラランナーなんでしょうね。 次に見つけたコンビニで早速氷を探すが大きな袋しか置いてなくて あきらめる。 走ったり歩いたりを繰り返しながら進むうちにもう一人抜かれる。 もう順位を数えるのは止めた。 この時点ではこの先走る自信も無くなっていて とにかくCP6まで行き、体が冷えるまで(場合によっては日没まで)休もう と考えていた。 やっとのことでCP6に到着。先程の2人のランナーもまだ休んでいた。 そうめんと氷をいただき、エイドの人に長い休憩を取るので しばらく居座るとを伝える。 しばらくすると女性トップのランナーと カモシカマラソン優勝者の方が到着した。 女性ランナーが先に出発し、もう一人の方とほぼ同時に出発。 ここから正丸トンネルまでは登りが続くので歩いて行く覚悟でしたが 少し回復したようで前のランナーが見える位置でなんとかついていく。 途中で日が落ちてヘッドライト装着。気温が下がり調子も戻って 走れるようになった。正丸トンネルを一気に駆け抜けてCP7に到着。 入れ替わりで前のランナーが出て行く。しばらくすると女性トップも 到着、いつのまにか抜いていたようだ。 さらに後のランナーも到着したので席を空けて出発。 ここから先は蛇行した川沿いの単調な道が続く。 補給→休憩→回復を繰り返しながらCP8に到着。 この区間は誰にもあわず孤独でした。 そばを頂くが麺つゆではなくて豆腐の入った味噌汁に そばが入っていて、これがとても美味しかった。 しばらくするとまた女性トップのランナーが到着。 抜かれないけど引き離すこともできない間隔で かなり意識していたので追われるように出発した。
ゴールまで残り18kmとなったがペースは落ちてきてかなり辛くなってきた。 残り10km、歩きが入りだした。後が気になる。 残り6km、走ったり歩いたりの繰り返し、とにかく前に進む。 残り3km、最後の力を振り絞りペースをあげると 不思議と走れるのでラストスパート(のつもり)。 残り1km辺りでコースを外れてしまい、細い路地をさまよう。 ちょっと広い道に出たところで、地図を確認していると 運良く女性トップのランナーが自分が通った道とは全然違う方向から 走ってきて手で方向を教えてくれた。すぐ後を付いていくが 速い!エイドでしか見かけていなかったので 初めて走っているところを見たが、最後にこんなに走れるとは驚きです。 ここで引き離されるのも悔しいので必死で付いていく。 細い路地を何度か曲がりゴール地点が見えた。 最後はゴールテープの前で待っててくれたので 一緒にゴールさせてもらいました。
場所 距離 タイム ラップ --------------------------------------- Start 0.0km CP1 25.5km 2:32 5'32 CP2 38.3km 3:52 6'15 CP3 47.0km 5:55 14'08 CP4 57.0km 7:45 11'00 CP5 72.5km 9.33 6'57 CP6 90.0km 11:40 7'15 CP7 104.2km 13:41 8'31 CP8 121.6km 15:56 7'45 Goal 140.0km 18:31 8'25 ---------------------------------------
スタッフの方は少ない人数でサポートされているので ランナーがスタートするとスタッフの方も車でスタートし、 先回りしながら各エイドでサポートを行い川越に移動するので 同じ人と何度か違うエイドで会います(^^) エイドは至れり尽くせりという感じでとても良かったです。 秩父では休んでいる間ずっとうちわで扇いでいただきなんだか 申し訳ない位でした。 車で抜いていくときに声をかけていただけるのが とても嬉しかったです。
大会の規模が小さいこともあり 自分より遥かに実力のあるランナーに 少しの間でも交じって走ることができ、 とても刺激になる大会でした。 7月、8月とこの大会に向けて集中して練習してきて その成果を本番でも出せて燃え尽きた感じです。 ダメージもかなりありそうなのでしばらくはのんびり回復です。 来年も・・・多分走ると思います。
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