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6.大会報告室 : 第34回別海パイロットマラソン完走記書いてね。

投稿者 トピック
ほしこ
  • 登録日: 2008-1-4
  • 居住地: 鹿児島
  • 投稿: 249
Re: 第34回別海パイロットマラソン完走記書いてね。
レースの完走記というより道東旅行記になってしまいます。
(本題にはいるまでが長いです。飛ばしてください。)

毎年夏の恒例行事である北海道マラソンに締め切られてしまった事、
過去2回のベストタイムは10月の大会で出せた事、という理由で4年ぶりに別海パイロットマラソンを走ることにしました。

4年前は札幌に住んでいたので前日JRで釧路入りして翌朝は知人の車で会場入りしたけど、今回は羽田から釧路空港入り。バスで釧路駅に到着したのが午後6時過ぎ。

今年は北海道も10月とは思えない暑さが続いていると聞いたけどやっぱり朝夕は確実に秋の寒さを感じます。
ホテルにチェックインしてまずは夕食。場所は決めていました。「スパカツの泉屋」。
ここは4年前、釧路勤務の同僚に案内してもらってやはりレースの前日に訪れた場所。
当時は人気のお店ということをまったく知らず、鉄板焼きの油っこいスパゲッテイと聞いたので正直言うと別の店にしたいと思ったものでした。
さすがに「スパカツ」はヘビィなので当時チョイスしたのが「泉屋風」。
野菜とハムの塩味スパゲティと言ったところでしょうか。鉄板で油ギトギトなんですが食べたら意外とはまる味。ランナー御用達らしいことも後で知りました。

店に着くと満席で数名待ち状態。夕飯はここと決めていたのでもちろん待ちます。
今回ももちろん、オーダーは「泉屋風」。
油ギトギトの懐かしい味。今回も美味しかったけど、ぺロっと完食しもう少し食べたいと思った4年前に比べ最後少し重く感じたのは4つ年をとったせいでしょうか。
帰りに明日の朝食を調達。セイコーマートのパンが大好きで中でもお気に入りが「豆パン」。札幌時代、はまっていました。久しぶりに会えて感激。
立ち寄ったスーパーマーケットに「柳月」が入っていて、いつもレース前に「塩羊羹」を食べていたことを思い出し、新作お菓子とあわせて思わず購入。
(結局翌朝はおにぎり、レーズンパンで足り「豆パン」「塩羊羹」は自分用のお土産に。)

ホテルにもどりお風呂にはいって明日の準備。暑くなりそうということで半袖、半タイツ。
レースに不要な荷物はスーツケース。必要な荷物はバックにつめて就寝。

翌朝、釧路駅6時発のバスで約2時間の別海旅。
走り始めてすぐ寝てしまったみたいだけど、窓からの日差しを感じて目が覚めると別海にはいるところでした。
窓から見える牧草ロール。牧草ロールに書かれたエールが走っているランナーを元気づけます。今年はどんな言葉が待っているのでしょうか。
体育館で受付を済ませ、スーツケースを預け、着替えた後、競技場で懐かしいみなさんにやっと会えました。
思っていた以上にたくさんの人に再会できてレース前にテンションがあがります。

スタートはこうめさんとREIさんと一緒です。
あわい期待を秘めてひそかに照準をあわせた別海だけど直前に風邪をひいてしまい走りだすまでどんな展開になるのかわかりません。

いざ走りだすと体が軽くてすごく気持ちよく走れます。
ペースは最初から5.10前後。練習でも維持できないスピードなのに大丈夫かと思いつつも3時間30分をきるためにはこのくらいで走らなければなりません。

体の軽さと別海の気分のよさと10月の奇跡に惑わされ、行け行けモードにはいってしまいます。
はやい段階で横には同じペースで抜きつ抜かれつつのランナーが現れ、話しかけるとやはり30分狙いで持ちタイムも私とほぼ同じ。
4年前にベストを出した時にも同じことがあったため、一緒に走ればもしかしたらとまたいい方に思ってしまいます。

沿道の係員が「女子の部」と私を指差すので、まさかいい順位?一桁?と思った瞬間「39位。」
速いのかたいしたことないのかわかんないよとかブツブツいいながらも悪い気はしません。
10キロ過ぎまでには本当に快調でした。でもここまで。
自分ではそんなに落ちているつもりはなかったけど少しずつ抜かれ始めます。
例のランナーが前に出てどんどん離されます。追いつきたくても追いつけない。

13キロで最初の補給。回復を期待したけどペースがあがることはありません。
30分切りはすでにあきらめ、次はベスト更新を目指します。
でもそれがないこともすぐに理解できました。
後は最後まで気持ちをきらさずに楽しんで走ることだけ。
エイドでは地元の学生が一生懸命ボランティアをしてくれます。
「ありがとう」「がんばってください」この言葉だけで幸せな気分になれました。

給水はエイドのたびにこまめにとっていたけどラスト5キロ前に水分不足で脚がガクッととまりました。
かろうじてエイドのゼリーをいただいたけどあまり回復効果がなくて最後の最後で危険な状況。
ようやくたどりついた最終エイドで水を2杯一気飲み。もう一杯をかぶって命拾い。最後の力を振り絞って競技場にもどってきました。

ゴール前でサングラスをはずし、ラストスパートをかけようとしたら脚がびっくりして攣りかけたのであせったけど何とかゴール。サブ4は死守できました。

またもや過信の失敗レース。
ランナーとしては反省しなければいけないけれど、なぜだか気分がとてもいい。
もちろん真剣に走るつもりで参加したけれど、それだけじゃない楽しみがありました。
アクセスがよくないので毎年参加するのは難しいけれど「別海」大好きです。

この後、もっと楽しかったアフター報告をしたいけどかなり長くなりそうなのでひとまずここまで。

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