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6.大会報告室 : 第22回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会 12/04/15【受付台】

投稿者 トピック
むぎ
  • 登録日: 2007-3-29
  • 居住地: 東京、時折秋田
  • 投稿: 396
むぎ:走りも書き込みも遅い!完走記です。
りっきさんこんにちは、むぎです。
走り同様、書き込みも遅くなった完走記です。宜しく。


‘120415 かすみがうらマラソン 完走記

 電車も満席、土浦駅からの歩道橋も渋滞、会場に入るにもノロノロ歩き、自身4年振りの「かすみがうら」マラソンの混雑振りに驚いた。何とかFRUN陣地を探し当てて挨拶すると、次々と懐かしい面々が顔を上げ笑顔で迎えてくれた。2009年3月・東京マラソンオフ会以来のFRUN参加、「腹黒・むぎさん、久し振り!」などと言われても、何とも嬉しいものだ。

 混みあう荷物預け〜トイレを早々に済ませ、申告したGゾーンに並ぶ。遠くから聞こえる場内放送によれば、フルマラソン出場は2万人を少し切る人数との事。4年前に比べ遥かに大規模大会に変貌していたのだ。最後尾がHゾーンだから、ここGゾーンがスタートを切るまでには相当時間が掛るのだろう。

 遠くから聞こえた号砲でスタートを知る、が動かない、まだまだ動かない。じりじり前に進んで普通に歩き出し、また止まる。再び歩き出し、ノロノロと小さな陸橋(?)を登り切ったらスタートゲートが見えた。ラインを越えた時、時計は09:10を表示していた。周りからは「以外に早かったね」との声も聞こえたが、もう最強市民ランナーの川内選手は3キロを通過している頃だろう。

 川内効果なのか、沿道の応援が多い様に思える。ゴール後入いる予定の「湯良の里」を左に確認しながら1k通過、混みあって接触に気を使うので気疲れする。今日の目標は5時間切って「湯良の里」に入る事だ。さっぱりした後のビール・3年振りのオフ会が楽しみ。気を使わず馬鹿話出来るのが何とも嬉しく快感なのだから。

 5k地点からほぼ2.5k間隔で設置されている公設エイドと私設エイド、好天に恵まれ盛況で有り難い。ただ「スポドリ」なのか「水」なのかの表示が無く場所によって置かれている順も異なりちょっと不便、担当者も「水はこの先です!」とか「これはスポドリでぇ〜す!」と声を張り上げているので大変そうだった。

 走りも落ち着き距離表示板も目に付くようになって良く見ると、看板には走りの川柳が書かれているでは有りませんか!なんと! 数が多く覚え切れないが、なかなかの作品ばかり。何時もの様に自分もラン川柳を考えてみるものの、すぐ次の表示板の川柳が目に入り思考が遮断、自分の川柳がほとんど作れなかった。ん〜ん、やられた。恥ずかしながら数少ない川柳を紹介。

『カエル鳴く オレも泣きたい あと12』(もうカエルが鳴くんだね)
『距離重ね ラン川柳に うつむいて』(解っちゃいるけど的な川柳が身に浸みるね)
『ペース上げ 走れど蹴飛ばす 小石まで』(足、上がらないんだよね)

 5時間のペースランナー率いる集団に抜かれ、その100m程後を摺り足で付かず離れずついて行くと右手に赤い二人。38キロのFRUNエイドでとっちゃん・そらみさんからイチゴと叱咤・激励を戴く。とっちゃんから調子を聞かれ思わず泣きを入れたくなるが、意地が恥ずかしげに顔を覗かせ引き攣った笑顔を作り答える「5時間切りたいけど、頑張れるかなぁ」。「なぁに、まだまだ!」と、とっちゃんは儀礼的に激励してくれるが、期待が薄い事はその表情に現れている。とっちゃんは正直だ。

 時計との睨めっこの合間に、前方5時間集団との距離が離れていないかを確かめ必死に足を上げる。しかし悲しい事に小石まで蹴飛ばす始末、摺り足で有る事に変わりは無い。一人二人と女性ランナーに抜かれる。彼女たちも5時間と戦っているのだろう、時折時計を眺めている。また一人・また一人と女性にだけ抜かれるが、自分も時折一人二人と抜いている。抜くのはほぼ男性で抜かれるのはほぼ女性、時間帯が変わってもこの構図は変わらないものだ。女性には敵わない。

『ひたひたと 追い付き抜き去る また女性』
『弱き者 汝の名前 男なり』(シェークスピアの嘘つき!)

 残り表示が減り気持ちに光が差し込む、このままなら5時間が切れる。田畑を抜けゴールに向かい、湯良の里方面に背を向け左折する。もう1kちょっと。相変らず女性のラストスパートには敵わない。それでも小石を蹴飛ばさない程度には足が動いて来た。川を渡った所でFRUN仲間数人に声を掛けられた。でも振り返って誰だかを確認する余裕は無かった。多分皆は銭湯に向かって歩いている所なのだろう。

 競技場に入って初めて男性に抜かれた。抜き返してやりたかったが、足が縺れそうで無理だった。転ばないスピードを保つので精一杯、ようやくゴールした。
4:57:09(グロス)
4:47:59(ネット)

 やっと辿り着いた銭湯では入場整理券発行での入場制限が。受付前には人が溢れ、そこで先行して行ったFRUN諸氏もまだ順番待ち状態。時間は食ったがさっぱり汗を流し、タクシーで台湾楼へ。ちょっと遅刻したが、美味しいお酒で会話も弾み心もサッパリ、帰りの車中も中学生集団下校状態で楽しい一日でした。メデタシ愛でたし。


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むぎ


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