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トピック |
| やまちゃん |
投稿日時: 2007-9-4 0:13 |
- 登録日: 2007-3-30
- 居住地: 横浜市泉区
- 投稿: 324
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- Re: OSJおんたけスカイレース 2007/09/02【受付台】
- りっきさん、お忙しい中、受付台の設置ありがとうございます。
諸々あって、冴えない状態でしたが久々の一人遠征を報告します。
スタート地点、朝７時、既に時間を過ぎているが選手送迎バスが遅れ時間が遅れるという。空は曇り、気温は20℃弱、半袖・ランパンでちょうど良い.
この大会参加のきっかけは、北丹沢耐久で同封の案内で目にした、好展望のおんたけ山頂を駆け巡るランナー達の写真。どうしようもなく参加したくなって、いつも近場で安上がりをモットーとする私にしては大英断。家を出てから電車とバスで5時間半、交通費だけで片道8千円あまり。前日受付オンリーのため、宿泊も必要、参加費も1万円とお安くない。何より家族へ土日をフルに空けての参加は心苦しく、決意してから３W言い出せなかった。
知り合いを誘ってはみたが、誰も乗ってくれず一人はるばるやって来た。だから、好条件と大展望を期待してスタートを待っていた。そこへ、山頂は強風・濃霧でお鉢巡りは中止の可能性との無情のアナウンス。出鼻をくじかれたが山頂までは行くので気を取り直す。
約10分遅れでスタート、標高933mの王滝村公民館前を380人のランナーが標高3067m御嶽山を目指して走り出す。標高1250m大又山荘まで４Kほどは唯一のロード区間、だらだら登りなれど、その後の登山道での位置争いに皆必死に足を動かし、早くも心臓バクバク。この大会、参加者のレベルが高く誰もが「鍛えてます！」と言った雰囲気、しかも20歳台の若者が多く場違いな気にさせられる。
大又山荘を過ぎて登山道っぽい林道区間に入る。ハセツネや北丹沢では、こういった区間に入ると周りのペースがみるみる落ちて、楽をしても抜けて気持ちよいのだが、一向にペースが落ちない。それどころか足場が悪くてひるんだ隙に抜かれる始末。お陰で気が抜けず心臓バクバク状態が継続。雨の為か小川をまたいだり、草で覆われてところどころ窪んだ罠があり、登りでも気の抜けないコースが続いた。
8Km標高1669m八海山荘からスキー場になると、刈ったばかりのフワフワの草地。地面へのダイレクト感がなく、凸凹もあり、踏ん張りきれなくて斜度も中上級できつかった。でも、周囲もペースダウンし始め、ようやく抜き返しが出来始め自己満足。
12Km標高2192m田ノ原山荘から、いよいよ木の階段が始まり、登山道へ入りワクワク。いつもトレーニングに行っている丹沢の大倉尾根より傾斜が緩く順調に高度を稼げた。ただ、この辺りから無情の雨が降り始め、本格的なガレ場へ突入。トップの外人選手が飛ぶように駆け下りてきた。大きな岩がゴロゴロする足場を、ほとんど上下動することなく直線的に走る様は人間業とは思えなかった。この後に何人かすれ違ったが、このトップ選手の走りの技術が際立って素晴らしかった。標高が増すと共に気温がどんどん下がり、まずは手が、かじかみ体の震えが止まらなくなった。すぐ後方の女性ランナーに抜かれるのは悔しかったが立ち止まってウインドブレーカーと手袋、帽子をつける。それでも体が温まらないのでエネルギーゼリーを補給、ようやく落ち着いて再出発。軽装のランナーは、途中で諦めて係員へ辞退を申し出ていた。まさに「備えあれば憂いなし」のサバイバルレースである。
15.3Km標高3067m御嶽山頂に2:38で到着、スタートからの標高差2130mであるからペースとしては、まあまあかな。気温は５℃くらい・風速15m・濃霧・雨と最悪のコンデション。山頂お鉢巡り5Kｍ区間が省かれたことに、ただ納得するしかなかった。下りはアートスポーツで新しく購入したNB M873Jのグリップに期待、最初は調子良く降りていたが、濡れた岩に滑って尻餅。恐怖に気が萎えて、いっきにペースダウン、降り続く雨に、岩も木も草もつるつるに気が休まることはなかった。途中から下りは上りと同じ道を使う為、上ってくるランナー達とも度々ぶつかりそうになり「すいません・ごめんなさい」の連発。
田ノ原山荘からスキー場の草地となり飛ばせるかと思ったが、濡れた草地は所々の凹みや泥濘があって弱気となり全開とはいかなかった。後半は慣れてきて、上体が前傾しだし前行くランナーを何人が抜けるように。勢いあまってコースミスして係員から呼び戻されること２回、5分くらいロスしただろうか。
八海山荘から別ルートとなり標高1390m銀河村キャップ場へ。最後は、上体が前に入り、足を後ろに蹴りだすような感じで、ほぼ全開で走れるように。ゴール直前の木の階段も乗り越え、山頂から標高差1677mを下り3:51:31(65位)でフィニッシュ！
展望は無かったし距離も短縮されて23Kぐらいと物足りなかったけれど、やはり山を走るのは楽しい。来年こそは、好天に恵まれ、お鉢巡りが出来る事を期待して参加を模索している自分がいます。 
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やまちゃん＠横浜市泉区
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OSJおんたけスカイレース 2007/09/02【受付台】 (りっき, 2007-8-31 1:23) 