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投稿日時: 2012-4-23 16:56 |
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- 「わざわざ福島に被ばくしに来る人はいない」
- 皆さん、こんにちは。
そらみ@失業中でラン復活です。 以下の投稿はFacebookにも載せました。 ほとんど同じ内容なので、二重読みの人、すみません。
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昨日、一昨日と一泊二日で福島にボランティアに行って来ました。活動の内容は一日目がいわき市湯ノ岳の自然体験フィールドの整備、二日目は海岸林の倒木を利用したプランターキット製作です。
フィールド整備は湯ノ岳の自然散策をしやすいよう、山道に敷くチップ作りのお手伝い。チップのもとになる木の枝を山の斜面を登り降りして拾い集めました。それを地元のボランティアスタッフの人がチッパーという粉砕機でチップにして、スタッフとボランティアで山道に敷きました。
プランターキット製作は、いわき市内の仮設住宅でプランターに花を植えるイベントがあり、そのプランターのもとになるキットを作りました。キットに使う松の皮を鎌やカンナのような道具で剥いでキレイな板にしていく作業です。皮をはぐのは見栄えをよくするため以外にも、放射能物質を取り除く意味があるとのこと。
どちらも私的には楽しい作業でした。体力的にもそんなにきつくはなかったし。でも、こうした山での作業は海岸での清掃活動に比べてボランティアが集まりにくいそうです。海岸に比べて山のほうが放射能の数値が高いから。
そして全体的にも、宮城、岩手に比べて、福島はボランティアの数が少ないとか。観光客もスパリゾートハワイアンズなどはマスコミでもよく取り上げられているせいか、まあまあ賑わっているけれど他は…。
『わざわざ福島に被ばくしに来る人はいない』。地元の人の言葉です。口調はあっさり、あっけらかんとしていたけれど、それが現実。
実は山の中でスタッフの人が放射能の数値をはかっている時、初めて目にしたガイガーカウンターの数値が上がっていくのを見て、思わず「面白いですね」などと言ってしまい、所詮は私にとっても他人事なのだと痛感しました。
今度の日曜日、29日にいわき市内での仮設住宅でプランター作りのイベントがあります。本当は私はこれに一番参加したかったのですが、今のままでは被災した方にとんでもない失言をはきそうなので、やめることにしました。もう少し被災地の状況を勉強してから、再び行こうと思います。
このボランティア活動はNPO法人『トチギ環境未来基地』で定期的に行っているものです。ボランティアは随時募集しているようです。日帰りで気軽に参加できるボランティアもあるので、興味のある方はこちらまで問い合わせを。
http://conservation-corps.jp/tochigi/
また、今後、津波で失われた海岸林の復活のため『苗木forいわき 』というプロジェクトを始動するそうです。6月にはキックオフイベントを開催する予定だとかで、私は寄付金を集める支援をしたいと思っています。詳細がHPで発表されたらまた情報を載せたいと思うので、その際は多くの人に知ってもらえるよう拡散をお願いします。
ところで、いわき市はウチから鈍行列車でも乗り継ぎがいいと3時間半くらいで行けることが判明。意外と近いことを知って、今度は子どもも連れて遊びに行こうと思っています。
福島は私の母の故郷で、私にとっては第三の故郷なのです。 あ、ちなみに第一は東京で、第二は千葉です。
そらみ
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